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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

実力派のロックシンガー、ジョン・ウェイトはやはり素晴らしいなあ!

2025-03-09 12:06:36 | free form space
80年代に洋楽で青春を送った人達にとって
ジョン・ウェイトという名前は感慨深いものがあるでしょう

ザ・ベイビーズでデビューしてヒットを連発するも、ここ日本ではBCR的イメージ戦略に巻き込まれてしまいアイドルバンド扱いに…
ラズベリーズに匹敵するほど、良質なポップ・ロック・テイスト満載の楽曲揃いで実力派なんだけどね 
チャーリー・セクストンがデビューした時も同様だったし…

ザ・ベイビーズは来日公演も実現したんだけど、メンバーチェンジを重ねた後に残念ながら解散してしまう…

ジョン・ウェイトはソロの活動で発表したシングル「ミッシング・ユー」が見事第1位を獲得して大成功を収める
これは代表的な作品

キーボードのジョナサン・ケインもジャーニーに加入して傑作アルバム「エスケープ」を製作
ヒット曲を連発して、ジャーニーをアメリカンバンドの代表格にまでのし上げる事に貢献する

その後、多分ジョナサン・ケインが仲介役だったと思うのだけど
ザ・ベイビーズとジャーニーの合体バンド「バッドイングリッシュ」を結成!
正にスーパーバンドの登場
当時、話題騒然だったね
ジョン・ウェイトって単なる上手いシンガーにとどまらず、卓越した感情の表現力が胸にグッとくる
ニール、ジョナサン、ディーンとプレイヤー陣のテクニックも申し分ないし
ベースも元ベイビーズのメンバー
シングルが第1位を獲得するもジャーニー再結成の為に良質なアルバム2枚を残してバッドイングリッシュは解散…

ジャーニーにはディーンも加入したりで現在に至る
もうご存知の通り
ジョン・ウェイトは、あのリンゴ・オールスター・バンドに参加したりしながらも、マイペースで活動していますよ
名曲ばかりだ!

J popシーンの代表的なシンガーソングライター杉真理!

2025-03-07 09:34:05 | free form space
近年、海外から巻き起こったJ popブーム
これは素晴らしい現象として大歓迎だ
同時に、改めてそれらを生み出したミュージシャン達が若者からも注目されている

杉真理もそんな中の重要な1人
この人は最初、女性シンガーソングライターだと思いこんでいたさあ
「マサミチ」と読むんだね!^_^
いつまでも若々しく変わらないルックス
才能溢れる杉真理さん
極上のメロディメーカー代表格として、もっと脚光を浴びてもいいくらいだ
ビートルズからの影響が絶大で、数々のオリジナル曲からもそれらのリスペクト精神がセンスよく滲み出ている
今聴いてみても、全然古臭く感じないどころかキュンとくるし

初期の頃の代表曲は、コマーシャルにも起用された「バカンスはいつも雨」
コーラスワークはビーチボーイズ風
アレンジも程良くタイトなビートサウンドがてんこ盛りでご機嫌に心へと響き渡る

業界内でも引っ張りダコで、コマーシャルソングを含めてコラボ企画や曲の提供も多数
意外なとこでは
「ウイスキーがお好きでしょ」も杉真理さんの作品だったりする

1981年、伝説の大滝詠一ヘッドホン・コンサートを渋谷公会堂で観た時、ゲストとして佐野元春さんと一緒に杉真理さんも出演していた 
大滝詠一さんが
「風立ちぬ」を歌った印象の方が断然に強烈だったけど…(^◇^;)

その後、杉真理さんはTVの音楽番組司会者を担当していて、紹介する曲は当然として明るく愉快痛感なトークにも優しい人柄が伝わってきた

同じ頃、札幌の結構自宅近くにあるドームイベントにゲストとしてアコギのみでコンサート出演していたのにもビックリした‼️

杉真理さんの曲はどれをとっても最高の完成度を誇る
多分、誰からも信頼を受けて好感の持てる人格者なんだろうなあ

ナイト・スクール〜イヴニング・ウィズ・スタンリー・クラーク&フレンズ  DVD

2025-03-05 15:18:18 | free form space
1960年代後半からロックというジャンルも、より複雑に枝分かれしてきて、○○○ロック!と肩書き付けてバンドを選別するようになってきたのです
そして70年代を迎えると、今度はロック以外のジャンル…ジャズ、クラシック、ソウルなどの音楽とも互いに接近、合体、合流などをしはじめてアメーバのごとく、より複雑に反応
刺激を繰り返しながら現在も新たな音楽を楽しませてくれています
そんな中から誕生したものにクロスオーバーなるジャンルもありましたね
ロック、ジャズ、ソウルをスタジオミュージシャンらが中心となって生み出したひじょうに高度なテクニックを要する音楽
それが市民権を得て、更に発展していったのがフュージョン
それまでよほどのマニアしか注目していなかったスタジオミュージシャンらにスポットが当たるキッカケにもなったし、新たなスターも輩出されました
他のパートと比較しても、地味なイメージだったベースもチョッパー奏法なる強力なる武器をフューチャーしてソロではやんやの喝采を浴びるほどに
ざっと挙げてみても、
唯一無二の存在ジャコパストリア、雷鳴轟くルイスジョンソン、いぶし銀ゴードンエドワーズなどなど
日本でも数多くのバンドやミュージシャンが人気を博します

私の後輩が当時一枚のLPを貸してくれました
「ムラカミさん、ベース弾くんだから、これ絶対にオススメ!」
「何!?スタンリークラーク?スクールディズ?知らないなあ…」
で、一応聞いてみたんだけど、よくわからなかったんだよねー…BGM的に聞き流していた。
後輩が「どうですか?」
「うーむ…」「ベース凄いでしょ?!」もう一度、今度はじっくりと聞いてみた!
あーああ!それまでギターソロだと思っていたのが、実はベースだった!
これにはビックリ!
しかも超絶速弾きを縦横無尽に繰り出していて、思わず唖然としてしまった
和音弾き、重ね録音、ピッコロベース、ボイスモジュレーターによる演奏などをまんべんなく収録
音色も個性的で、これは練習して体得できる範疇を軽く超越してる!(大体にして手がデカイ!)
とにかく今まで聞いた事のないベースの世界が、ギッシリと詰まっていてショックの連続
スタンリークラークでアレンビックなるメーカーを知ったのですが、値段をみて即購入を諦めました(T ^ T)
まあ、そこから一気にスタンリー・クラークにハマりまくり、今もフェバリットベーシストの一人です

元々はリターン・トウ・フォーエバーのメンバーとして頭角を現した人だけに、テクニックはもとより人脈も豊富
おかげでスタンリーつながりで、私はスティーブ・ガット、ジョージ・デューク など凄腕職人のミュージシャン達を知ることになるのです
とにかくアルバム参加ミュージシャンのクレジットがどれも凄い!
ジャズ界にとどまらず、ロックからもジェフ・ベック、サンタナ、カーマイン・アピスなどがゲスト参加しています。
ジョージ・デューク とのプロジェクトも3枚制作。
映画サントラ盤制作
ストーンズのメンバーらとツアーに出たり、夢のような一流ミュージシャンらとバンド結成と、今もアクティブに活動中
後日知ったのですが、私の山奥の故郷にもコンサートに来たことがあったらしいです
信じられないことだ
ちなみに元シカゴのドラマー、トリス・インボーデンも参加したアルバムがあります!

何はともあれ、スタンリークラークの最高傑作は「スクールディズ」だと思います
グッとベースワールドの視界を広げてくれたアルバム

で、写真はスタンリーの呼びかけで実現した夢のような2002年フレンズコンサートの映像
長年にわたって培った彼の人脈が反映されているね
バリエーション豊富な曲目も素晴らしい
個人的にはチャーリー・ミンガスの「グッバイ・ポークパイ・ハット」が感動的
このDVDが発売された時には、めっちゃ話題になった!

ゲスト陣が凄すぎる
ジェリー・ブラウン
スチュワート・コープランド
シーラE
レッチリのフリー
スチュワート・ハム
ポール・ジャクソンJR
マーカス・ミラー
ビリー・シーン
マイケル・トンプソン
レニー・ホワイト
スティービー・ワンダー  
他…
インタビューではクインシー・ジョーンズも登場

ほとんどがぶっつけ本番の様相を呈した感があり、入れ替えにバタバタ雰囲気がチラッとあるけど、そんな事ミュージシャン達の神がかったプレイの前では消し飛んでしまった
スチュワート・コープランドのポリス・グルーヴ全開のドラミングは相変わらずさすが
シーラEの迫力溢れるドラミングに次いで、フロントに飛び出し更にはテインバレス・ソロで観客を煽りまくりシンバルをなぎ倒す
でも圧巻は、やはりお約束のラストナンバー「スクールデイズ」
ニコニコと貫禄たっぷりに全体を見守るスタンリーさん!
何と11人ものスーパーベーシスト達がズラリと居並び、個性的なソロで火花を散らす
正に贅沢この上ないフィナーレを迎える!

ジーン・ハックマン主演作品「クリムゾン・タイド」「エネミー・オブ・アメリカ」

2025-03-05 10:06:09 | free form space
先日放送されたアカデミー賞受賞式
もちろん各部門に於ける受賞者たちや作品に興味深々だったけど、後半に組み込まれていたコーナーも感慨深かった…
この1年間で亡くなった俳優、監督、脚本家、音楽家…などなどを名優モーガン・フリーマンが紹介
中でも1番最初に紹介されたのが、遂先日他界したジーン・ハックマンだ
モーガンとジーンは2度の共演があったとの事
グッときたなあ…

アメリカを代表する遅咲きの名優ジーン・ハックマン
売れはじめた頃はコワモテで巨体を駆使したタフガイな役柄が多かったけど、徐々に演技派としても幅を広げシリアスモノからコミカルな3枚目や強烈な悪役もこなすように
大作、名作で主役、脇役に関わらず活躍して名演技を見せてくれた

社会派サスペンス、実録物、アカデミー賞作品にと数え上げていったらジャンルも膨大

写真の作品群の中でも特にお気に入りなのはトニー・スコット監督の2作
トニー&ジェリー・ブラッカイマー作品だけに、手に汗握るほどのアクションや迫力あるサスペンスが満載

「エネミー・オブ・アメリカ」
監視社会システムの恐怖を題材にしていて公開当時話題になった
冤罪を着せられ逃亡する弁護士を助けるジーンがめっちゃ頼り甲斐あって貫禄たっぷりでカッコイイ
次々と襲いかかってくる敵からの攻撃に慌てふためき右往左往するウィル・スミスと一緒に追われる立場から反撃へ向かう快作!
ダレる場面など一切ない

「クリムゾン・タイド」
これは映画館で観て、最初から最後までエキサイトしたものだ
国際情勢を扱った潜水艦ものの傑作は多数存在するけど結構どれも長尺なんだよね
深海と密室が舞台だけに、淡々とじっくりストーリー展開しながらも徐々に盛り上がっていくのが常
ここでは叩き上げの艦長ジーンと、新任のエリート副艦長をデンゼル・ワシントンががっぷり四つを組む
私と誕生日が同じデンゼルは「グローリー」からのファンだ!
このタイプの全く異なる役柄の2人が核ミサイル発射指令を巡り激しく対立
原子力潜水艦内に走る緊張感と葛藤と混乱と恐怖
あまりにもリアルな映像に我を忘れてしまうほど
当たり前だけど改めて思うのは、やはり結局のところ素晴らしい脚本と火花散る演技戦、演出力にカメラワークに尽きるよなあ
ロシア反乱軍が日本も攻撃のターゲットにしているんだから、尚更のこと緊迫してしまうよ
このご時世だけにね…

デヴィッド・ヨハンセンが亡くなってしまった…

2025-03-03 21:14:58 | free form space
ジョーイ・モーランドの訃報を知った日に今度はデヴィッド・ヨハンセンも…
遂この間ヨハンセンが長年深刻な療養生活を送っている、とのニュースを読んだばかりだった

自分が高校3年の時、ヨハンセンとススキノの夜に偶然遭遇した思い出話を以前書いた事がある
しかも数年前に亡くなったシルベインシルベインもその時一緒にいたのさ
…追悼として再び掲載します…

遅れてきたグラムロックバンドの切り札
早すぎたパンクロックンロールバンド
ホントにタイミングの悪いデビューを飾ったニューヨークドールズ!
プロデューサーに鬼才トッド・ラングレン、エンジニアに職人ジャック・ダグラスを迎えて発表されたアルバムは、今聴いてもスリリングなデンジャラスサウンドを存分に堪能することができます
確かに当時の宣材写真を見るとケバケバしい化粧とボリュームたっぷりなロングヘア、悪趣味でド派手な衣装とロンドンブーツに嫌悪感を抱いた正統派ロックファンの多かったこと
私も正直そうでした
で、第1回ワールドロックフェスにこのニューヨークドールズが参加
札幌にも来てくれました
でも目玉は、フェリックス・パパラルディとジェフベック
日本からは内田裕也、クリエーション、四人囃子、カルメンマキ&オズ、コスモスファクトリー、ジョー山中
ニューヨークドールズは失礼ながら何の期待もしていなかっただけに、荒削りながらもその素晴らしいエンターテイメントロックショーは感動的でしたね
実はこの時期バンド自体、解散状態だったらしいのですが、急場凌ぎで集めたメンバーで来日をしたのだそうですよ
それにしては、ジャングルビートのSEや演劇要素も含めてまあまあまとまりのよいプレイでした
フィナーレではフランケンシュタインが現れてヨハンセンを連れ去って行ったりね

この夜、私と友人は高校生なのに、ライブの余韻に浸りながらもススキノをぶらついていたのです
宿泊先もなかったものでして…^_^
すると何と通訳のお姉さんと一緒にベロベロに酔っ払ったデビッドヨハンセンとシルベインシルベインにいきなり遭遇したのですよ!
ヨハンセンは長身でサンダル姿
ミック・ジャガーとスティーブン・タイラーを足して2で割ったようなカッコイイルックス
ラフなファッションは見るからにロッカー!
上機嫌で何回も「カンパイ!」を私達に連発
足元がふらついていた
シルベインシルベインはとても小柄で、ものすごいヒールの高いブーツを履いていました
終始にこやかで「サンキュー!」を穏やかに連発
2人とも全身黒のジャケットとパンツスタイル
あ、目の周りにまだ落とし損ねたメイクが残っていました
しばらく彼らの後ろを歩いた後、朝まで大通り公園で過ごしました!

この後、ニューヨークドールズは解散…
デビッドヨハンセンは、ソロ活動のバスター・ポインデクスターと共に俳優業としても活躍
ヨハンセン曰く「上手いシンガーは俳優業も巧みにこなすんだ」との事
私も随分と彼の作品を楽しみました
特に映画「3人のゴースト」がおススメ!
ヨハンセンの怪演が見ものです

ドールズ以降にピストルズやラモーンズなどのパンクロックブームが到来
でもすでにドールズは崩壊状態
メンバーのほとんどは既に故人です
でもいきなり2006年に再結成、新譜発売にはビックリしたものだ
当然ジョニー・サンダースの姿はありませんが…
パンク界のキース・リチャーズとして崇拝されていただけに彼の訃報も残念でした
号泣していた知人もいました

ハノイロックスのサムヤッファも参加しているドールズのサードアルバムは、さすが貫禄あるナンバーが目白押しです。(リハの合間にチューニングしていたメンバーに向かって、「おいおい、あいつチューニングなんかしてるぜ!」とバカにしているところなんか筋金入りの現役パンクだね)
1975年には、WASPのブラッキー・ローレスもメンバーだったのですね
デビュー時のモトリー・クルーやジギーなんて、モロにニューヨークドールズを意識したルックスです

意外にも私は東京で活動していたバンドでニューヨークドールズの曲をカバーしてもいました!
理屈抜きになだれ込むストレートなビートは今でも新鮮に響いてきます!

結局バンド自体、成功には程遠い活動内容で終わってしまったけれども、ニューウェーブ、ヘヴイメタルにと、その後のロック界隈に与えた影響は多大なるものだ

アメリカを代表する名優ジーン・ハックマンは偉大なり!

2025-03-03 08:44:02 | free form space
アメリカを代表する遅咲きの名優ジーン・ハックマン
売れはじめた頃はコワモテで巨体を駆使したタフガイな役柄が多かったけど、徐々に演技派としても幅を広げシリアスモノからコミカルな3枚目や強烈な悪役もこなすように
大作、名作で主役、脇役に関わらず活躍して名演技を見せてくれた

社会派サスペンス、実録物、アカデミー賞作品にと数え上げていったらジャンルも膨大

あまり知名度はないけど…個人的には公開時に映画館で観た
「カナディアン・エクスプレス」がお気に入り
白熱の息をもつかせぬノンストップアクションが満載で最初から最後までめっちゃ面白かったなあ
常にテンションマックス状態なシーンの中ジーンが体を張って頑張っている
アン・アーチャーも素敵だし^_^

スーパーマン 悪役レックス・ルーサーをジーン・ハックマンが演じてた!

2025-03-02 08:50:35 | free form space
スーパーヒーロー物の代表格といえば、やはり何と言っても「スーパーマン」!
長年にわたり数多くの作品が製作されたけど、自分にとってのスーパーマンはクリストファー・リーブに尽きる
全てにおいてカッコ良かったなあ
お馴染みのジョン・ウィリアムズによるワクワクするようなテーマ曲をバックに次々と大活躍する姿に毎回鳥肌が立ったものだ
クリストファー・リーブでは4作品が製作された

お約束の勧善懲悪ストーリーなんだけど、悪の親玉レックスルーサーがこれまた存在感絶大!
世界征服を企む天才科学者なんだけど、ちょいとおっちょこちょいでユニークキャラだけにこれが憎めないだなあ…
ジーン・ハックマンが、4作中3作で演じていた
バッチリとハマり役だった
本人も嬉々として演じているように感じた
これで更にスーパーマンが面白くなったね
さすがにうまいもんだ

後のリメイク版で同役をケビン・スペイシーが、ジーンハックマンにリスペクトをたっぷりと込め再現していたものだ!

名優ジーン・ハックマンが死去 

2025-03-01 17:36:01 | free form space
昨年のアラン・ドロン
そしてジーン・ハックマンかあ…

ジーンさんも日本のビールのコマーシャルに出演していたなあ
貫禄たっぷりで渋かった

アランのような美男子ではなかったけど、荒くれのタフガイを演じたらピカイチで常に他を圧倒していた

高齢で病に倒れたとか、引退宣言したとか報道されていたからずっと気になっていた
だって沢山の映画で長年楽しませてもらった大好きな俳優だったからね

ジーンは遅咲きで伝説のニューシネマ「俺達に明日はない」でやっとチャンスを掴むとメキメキ頭角をあらわし
「フレンチコネクション」で遂に大スターの仲間入りを果たした
(序盤のクラブシーンに、まだブレイク前のスリーディグリーズが出演)
主役の愛称ポパイのイメージに苦慮したらしいけど、この頃はジーンといえばやはりコワモテのタフガイ俳優だった
この作品は大ヒットして続編も製作された
有名なカーアクションはもちろん、麻薬中毒にされたり延々と犯人を追跡するリアルなシーンなどなど見応え満点!

そしてパニック映画の金字塔「ポセイドンアドベンチャー」だ!
自分の事よりも乗客の救助に全く危険をかえりみず先頭をきって活躍するジーンのカッコイイ事といったらもうたまりません
アクションスターの座も堂々と確立した
迫力ある転覆事故や襲ってくる海水、各キャストの熱演や人物像の設定と申し分ない傑作
「タワーリングインフェルノ」と双璧を成す
因みに序盤の船内コンサートシーンでモーリンマクガバンが歌う「モーニング・アフター」もヒットした

続く「スケアクロウ」も忘れられない
なんたってアル・パチーノとの夢の共演が実現した訳だから
全く性格の違う2人の男によるロードムービー
ジーンにしてみたら、やり甲斐があったのだろう
もう2人の淡々とした白熱の名演技に黙って酔いしれていればOKさ
名優同士が刺激しあっての化学反応にどんどんと引き込まれていきます
リアルで残酷な展開なんだけど、ずっと考えさせられる一本だ

ジーンの新境地開拓の一歩といったところか

エド・サリバン・ショー 伝説のTVバラエティ番組だ!

2025-02-28 08:59:47 | free form space
伝説のバラエティ番組
「エド・サリバン・ショー」
この時代のアメリカの人達が羨ましいなあとつくづく感じる
ジャンルを問わず素晴らしいアーティスト、ミュージシャン、シンガー、バンド、コメディアン、果てはキャラクターが出演した
高視聴率を記録して23年間も続いた
後のTV番組にも多大なる影響を与えた

なんたって音楽系ではプレスリーをキッカケにビートルズも出演したしね!
凄い話は
ビートルズが出演中はニューヨークの少年犯罪率が最低を記録したとか、水道利用が激減しコマーシャルになった途端急増したらしい…😮
ストーンズはヤバい歌詞の一部を変更させられたとかね

日本からも
雪村いづみさん、ザ・ピーナッツ、あおい輝彦さんが在籍していたジャニーズ(バックバンドはChicagoなどをカバーしていたハイソサエティー)、ジャッキー吉川とブルーコメッツが出演した!
当時としては驚愕的な事だ!

1972NY MSG コンサート  ワン・トウ・ワン  ロバータ・フラックも出演

2025-02-26 17:34:29 | free form space
写真は伝説のチャリティー・コンサート
1972年にニューヨークはマジソン・スクエア・ガーデンにてジョンレノンが唯一自主開催、そして結果的には最後のフルコンサートとなってしまったイベント
前年に同会場でジョージ・ハリスンが企画したバングラデシュのコンサートに参加できなかった事を悔やんでいたジョン

で、この「ワン・トウ・ワン」コンサートの実現に、ジョンとヨーコは熱心に尽力して大成功を博す

ジョンのバンドは、サデイステイックミカバンド名のヒントにもなった、プラスティックオノバンドからの発展型で長ったらしく
プラスティックオノエレファンツメモリーバンド!
この時代は長いバンド名が流行っていたのですよ^_^

もちろんメインはジョンレノンのステージではありますが、超豪華なゲスト達がオープニングアクトを飾っています

シャナナ、アイズリーブラザーズ他
実はポール・マッカートニーやストーンズらにも出演を打診するも叶わなかったらしい…残念…

でも2人のスーパースターだけは、ここに映像が収録されています
まずはNo.1に輝いた「迷信」を披露するスティービーワンダー  だ!
その後には、何とロバータ・フラックが2曲をエモーショナルに熱唱‼️