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日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本。国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

円高、株安、金利安の今こそ消費税再増税中止発表の機会

2016-02-12 12:31:32 | マスコミ
日銀のマイナス金利適用という精一杯の政策変更
にも拘わらず日本経済を取り巻く環境は大幅に悪化
している。

一時125円に達するかと思われたドル円相場は日米
金利差が縮まったわけでもないのに110円台を割り
かねない勢いである。

アメリカの利上げ延期の可能性に便乗しヘッジファンド
が円と日本株を材料に投機を仕掛けている。

日本経済は円安により、ようやく回復の兆しをつかみつ
つあったがその前提が崩壊しつつある。

円安でも伸び悩んでいた輸出は円高にはひとたまりもな
い。頼りの爆買も円高では勢いがそがれてしまう。

リーマンショックの時もそうだが、日本株は欧米が原因
であってもヘッジファンドのオモチャにされ欧米株以上に
下落する傾向がある。

ニーサにつられ株式投資に参入したプチ小金持ちは
大きなダメージを受けており、急速な株価の下落で
今後内需が急速にしぼむことが予想される。

中国経済の停滞、ヨーロッパ経済の危機と銀行不安、
アメリカ経済の不安定化により、世界の株価が下落し、
ヘッジファンドが跋扈し、金融不安が拡大している中で
日本経済はリーマンショック以来の危機に直面しつつ
ある。

安倍総理はかねてよりリーマンシヨック級の不況がこ
ない限り消費税再増税の見直しは無いと主張してきた
が、既にその条件は満たしている。

低金利で国債価格の高い今こそ消費税増税見直しの
発表チャンスである。

今消費税増税見直しを発表すれば円安、株高に寄与
する要因になることは間違いないだろう。

このまま円高を放置し消費税再増税を実施すれば、
日本の未来は悲惨なものとなる。

マイナス金利の今こそ50年国債発行の好機

2016-02-10 11:04:10 | マスコミ
日銀のマイナス金利政策で遂に国債がマイナス利回
りとなった。

素人目には借金大国の国債をマイナス金利で誰が
買うのか、と思えるが、無能で運用能力の無い日本
の金融機関の経営者には、最後には日銀が尻を拭
く日本国債は魅力的らしい。

50年国債は私見では増加する社会保障原資として
発行すべきものだが、この調整には時間がかかるの
で、とりあえず借換債を50年債で発行してはどうかと
考える。

元々、国債は1期間10年のものが主流だか、実際は
償還時期に借換債を発行し、最終的には60年かけ
て償還されている。

マイナス金利の今、市場で国債は逼迫しており条件
の悪い50年固定金利の国債でも十分に消化可能で
ある。

50年固定金利の国債に借り換えることに成功すれば、
将来の金利上昇による利払金増加リスクを排除でき
るだけでなく、返済についても年2%までいかなくても
1%以上のインフレを実現すれば、大いに軽減される。

現在のマイナス金利は千載一遇のチャンスであり、
今年の借換債から50年債で発行すべきである。

爆買も輸出も期待できない。消費税増税延期だけが日本を救う。

2016-02-09 11:07:11 | マスコミ
静かに、しかし着実に日本崩壊の危機が進行している。
それはぎりぎりの生活をおくる非正規労働者の高齢化
である。

蓄えも年金も無く働くこともできない数千万人もの高齢
者が現実のものとなった時、日本の社会福祉も財政も
破綻し日本社会は崩壊する。

その対策としては日本経済の成長しかない。しかし、
経済はむしろ収縮への道を進んでいるように見える。

政府は大企業中心の輸出や外国人の爆買で経済
成長が可能だとみているようだが、これは難しい。

日本企業の技術的優位は既に無く、革新的な製品
も生まれておらず、日本企業の競争力はごく一部の
企業を除き強くなく、輸出の伸びは円安効果だけに
依存している。

しかし、ヨーロッパやアメリカの経済低迷により、円安
サイクルは逆に回りつつある。

爆買にとっても円高はマイナスであり、今後更に円高
に進めば、これも期待できない。

さらに、爆買の主役である中国経済は混迷しており、
やがて観光客にも悪影響がでる。

この段階で消費税を再増税すれば、日本経済を支え
るGDPの最大構成要素である個人消費も縮小し、日
本経済の息の根を止めてしまう。

日本には再び失われた20年を繰り返す余裕はない。
今は何としても経済を維持成長することを優先させる
べきであり、予定通り消費税を増税することは絶対に
避けるべきである。

ミサイル発射予告後に配備する防衛網では日本の国土は守れない。

2016-02-08 10:44:36 | マスコミ
北朝鮮の長距離弾道ミサイルは成功したらしい。
これで北朝鮮は原子爆弾とそれを搭載できるミサイ
ルの両方の技術を完成したと思われる。

日本政府は破壊命令をだし、いざとなれば北朝鮮の
ミサイルを破壊できるようイージス艦とパック3の配備
を行った。

しかし、この防衛網が実戦では機能しないことは明
らかである。

まず、ミサイル発射の瞬間を把握する衛星はアメリ
カ頼りであり、日本独自では予告なしのミサイル発
射の瞬間を捕えることはできない。

また、ミサイル発射予告後にイージス艦とパック3
を配備するということは、予告無しの攻撃には対処
できないことを意味する。

実戦時には予告などするはずもなく、現状の防衛
体制では北朝鮮のミサイル攻撃に対処できないこ
とは明らかである。

中国は表面的には北朝鮮を非難しても実質的に
は容認し、アメリカも効果的な手はうてない。

このまま放置すれば北朝鮮の攻撃能力は増すば
かりである。

身内でも気に入らないからと惨殺するような指導者
が日本を破壊できる核兵器を持っている。

日本は北朝鮮の独裁者の理性とアメリカの善意を
信じて無防備のまま能天気でいていいのだろうか。

)円高と資源安という千載一遇のチャンスを活かさず、怯えるだけの無能な日本政府と企業

2016-02-05 10:23:36 | マスコミ
円高と資源安のダブルパンチで株価が大幅に下落
し、日本の将来に暗い影を落としているように見える。

多くの学者や経済評論家はマスコミを通じて悲観論を
流している。

しかし、円高も資源安も日本にとっては悪いことではな
い。

日本資源の無い国であり、何時の時代も海外から資源
を輸入することが必要である。

今資源価格は下がっているが、未来永劫資源価格が
この水準であるはずはない。必ずまた資源価格は高く
なる。

円についても世界最大の借金国であり、本来円は下が
っても不思議はないのだが何故か高い。

資源価格が不当に安く、通貨が不当に高い。これをチャ
ンスと言わなくで何がチャンスだろうか。

一企業が海外の資源を買うのはリスクがあるかもしれな
い。

今こそ日本政府が戦略的に行動する時期である。

タダ同然の金利で国債を発行し、その資金で海外の鉱山
資源等の有望な資産を買えばいい。

そうすることで、日本経済にもプラスになるし、資源価格が
上がれば借金の返済にも活用できる。