ディノままdog garden

庭仕事と犬が大好きなディノままの日記です

緊急手術までの長い道のりⅠ

2012-06-10 12:32:41 | 病気
6月7日 木曜日 

フレーズは胃捻転の手術をしました。

本来なら楽しかった姉妹オフ会の記事を、載せたかったのですが、

記憶が鮮明なうちに、手術に至るまでの過程(病院の対応等)

今後皆さんのお役に立てるよう、ここに記しておこうと思います。

そう思ったのは、以前ひなたちゃんが胃捻転になった時、もも母さん

詳しくブログにその症状を載せてくださっていた事で、胃捻転になるとどんな症状が出るのかを

前もって知ることができたからです。

知っていると知らないとでは、雲泥の差があると思います。
(もも母さんのブログはリンクできたのですが、残念ながらその記事自体はリンクできませんでした)




朝10時頃 フレーズの様子がおかしいと気づいてから、手術を開始したのが午後9時(何と!)。

その長い道のりを、よろしければお付き合い頂けたらと思います。



その日、またまた偶然にもあんちょんさんが遊びにきました。
(正確には、家の近くの「赤ちゃんデパート水谷」までチャイルドシートを取りに来たついでに寄ったのですが)

ワンズはいつものように、ワイワイ喜んでいました。

が、ふと気がつくとフレーズが突っ立ったままです。

困った顔でこちらを見ていますが、近寄っては来ません。

お腹を触ると、カチカチに張っている感じがするし、座りたくても座れない様子に

すぐに胃捻転ではないか?と思いました。

そこでいつものA先生の病院まで行くことに。

私達はフレーズの苦しそうな様子とお腹の張り、そして胃捻転の家系であることを説明しました。

A先生は、まずエコーで検査をして、そして「すい臓の横に何か塊がある、ひょっとして腫瘍かもしれない」

と言うのです。

その後もっと詳しく見るためにレントゲン写真を3枚撮りました。

レントゲン写真では、ガスが溜まっている為か胃がはっきり写っていませんでした。

そして今度は、フレーズを仰向けにしてエコー検査をしました。

結果やはり「げんこつより、少し小さめの腫瘍がある」と言うのです。

「この腫瘍がどんなものか分からないけれど、CTを撮ればもっと詳しい事がわかるので、

開腹手術をする前に、大体の見当をつけることができる」という理由で

CT検査をすることを強く勧められました。

ここからは、CTのある病院を幾つかあげられ、そこで検査をするように言われ、

いつしか、フレーズのお腹の張りや苦しそうな症状は置き去りにされ、腫瘍ばかりに焦点があてられていく事になるのです。

この時、お腹の張りは胃拡張とまではいかないけれど、少しガスが溜まってそれで苦しいのでしょう。

という診断でした。



腫瘍という思いがけない診断に、ちょっとびっくりしましたが、

あんちょんさんが、マロンの先生が腫瘍なら「W先生」が良いと言っていたと言い

マロンの先生に相談の電話をかけてくれました。

お腹に何かできているのであれば、それが良性であろうと悪性であろうとどうせ開腹するのだから

CTは撮る必要は無い。

そして腫瘍と診断されたのであれば、W先生に診てもらうのが一番いい。

という先生のアドバイスもあり、今度はW先生に電話をすることに。

この時すでに午後12時を回っており、病院は午前の診療時間を過ぎていました。

W先生は私の説明を聞き、ここまでわざわざ来るよりも(W病院は名古屋の瑞穂区にありウチからは3,40分かかります)

そのコの症状を聞くと近くの病院で診てもらったほうがいい(負担が少なくて済むから)といいます。

W先生と親交のある、B先生を紹介してくれました(B病院はウチから車で7分位です)



もちろんB病院も診療は終わっていましたが、B先生は快く診察に応じてくれました。

しかも、もしもの時に備え手術の用意もしてくれていたのです。

でも、フレーズの様子や触診からも、胃捻転ではないと判断され、念の為エコーも撮りましたが

やはり、げんこつより少し小さ目のしこりがあると言われ、そのしこりは後日W先生に診てもらうよう

指示されました。

フレーズのハアハアという息遣いは 今後捻転になる可能性もあるので、クーラーをかけ部屋を涼しく

してなるべくハアハアと言わせないようにとの事でした。



家に帰りクーラーをかけ、部屋を涼しくしましたが、息遣いは相変わらずでやはり寝ることも

座る事もできない状態のままです。

私達は4時まで待って、一度断られたW先生の病院まで行くことにしました。

ここまでW先生にこだわったのは、やはり腫瘍が頭にあったからです。

そうでなければ、設備や先生がたくさんいる病院はこの近くにもありますから。



最初、W先生は私達を見ると怪訝な顔をされました。

診察の前にB先生から電話がかかってきており、胃捻転では無いことを聞かされていたため、

腫瘍の検査を受けに来たのだと思ったようです。

もちろん、それもありましたがその前に、この苦しい状態を何とかしてほしいというのが

私たちの気持ちでした。

腫瘍の検査は予約がいること、そのことはB先生も説明したと言っているのに何故突然来たのか。

悪く言えばそう聞こえる対応でした。

他の患者さんを待たせてまで この子に今から腫瘍の検査を2時間かけてやることはできない。

その間に急患の患者がきたら困る(私達は急患じゃないの?)

そう言いながらも、遠くからわざわざ見えたのだから、このまま帰すわけにはいかないので

他の患者さんの合間を縫って検査をしましょうと言ってくれました。

忘れてはいけないのは、この時フレーズの腰の辺りを指して 全然柔らかいでしょ?と

暗に胃捻転では無いよ的な事を言われた事です。



その後一番最初に行ったA病院のレントゲンは無いのかと聞かれましたが、

私はもらって来ておらず、しかもA病院は木曜は午後は休診。

A先生に電話をすると、今 子供の病院に来ているためレントゲンは渡す事はできない、

W病院で撮ってもらって下さいと言われました。

この時は、体よく断られたとちょっとムッとしましたが、後でW病院でレントゲンを撮って

ホントに良かったと思うのでした。


検査に時間がかかるため、私達はフレーズを病院に残し一旦帰る事に。

あんちょんさんとは、ここでお別れをして私はW病院から車で10分ほどの主人の事務所で、

検査が終わるのを待つことにしました。

検査結果を主人も一緒に聞いて欲しかったからです。
(一人では不安で。。。)


ここまで長い間、お付き合いくださった あんちょんさんありがとうございます。



そしてここから、検査の結果を聞き手術をすることになるのですが、

随分長くなってしまったので、続きは一息入れてから書きたいと思います。



この時すでに時間は6時近くになっていました。
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2 コメント

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Unknown (もも母)
2012-06-10 19:20:46
フレーズちゃんの具合は、その後いかがですか?

なんだか、とっても私は病院に対して、私は腹が立ってきてます。
最初のレントゲンには、スジのようなものはうつってなかったのでしょうか?
内視鏡を入れることをしなかったのでしょうか・・・・
せっかく初動は、早かったのに・・・・・
本当にフレーズちゃんの命が無事でよかったです・・・・
返信する
ご心配おかけしました (もも母様)
2012-06-10 20:34:27
私も、もも母さんのブログを読みなおしてみて、内視鏡やらガス抜きやらをしている事に気づき、
なんでしなかったのだろう?と不思議に思いました。
こちらではしない、なんてことはないよね?

もっとちゃんとブログを読んでいれば良かったと後悔しました。

でも、術後服はしっかり参考にさせてもらいます。

フレーズ元気そうです、が昨日今日と面会に行っておらず。。。
なんて飼い主(-_-;)

明日はあんちょんさんと一緒に会いに行ってきます。
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