ディノままdog garden

庭仕事と犬が大好きなディノままの日記です

おかえりヴェイロン

2012-05-22 15:30:41 | お友達
5月20日は、エルファとフレーズのお里「フランソワ王国」の交流会でした。

去年は一度も参加出来ずじまいだったので、今年の春のオフ会はぜひとも

参加したかったのですが、運悪く「マロン」のイベントと重なってしまい、

泣く泣く断念しました。

その「マロン」のイベントの話はまた今度、

という事で今日は、そのイベントの後のお話しです。



5月17日、5歳という若さで私たちの前から、アッという間に

いなくなってしまったヴェイロン。

その日のうちに「長楽寺」へと運ばれ

翌日 火葬、そして20日の日曜日(ヴェイロンパパ、ママがお休みの日)に

あの大きなヴェイロンが、こんなに小さくなって帰ってきました。



ちょっとピントがずれてて見にくいけれど、向かって左上に可愛いフェルトのプードルが付いています。




20日のフランソワ王国の交流会に ヴェイロンも出席予定でした。

ヴェイロンが亡くなった知らせを聞いたフランソワママさんは、

話の内容がわからないくらい大泣きしていたそうです。

以前、フランソワママさんから、ヴェイロンが余りに大きくて、エレーヌママが産むのに

随分苦労をして、病院に向かう車の中で生まれたという出産秘話を聞いた事があり、

そんな苦労をして生まれてきたヴェイロンだけに、フランソワママさんの

可愛がりようは、私達から見てもよくわかるものでした。



この日、私達はいつものブリット・ボールに夕方から集まり、

ヴェイロンパパ、ママにお花を渡しました。



カーネーションでできた可愛いプードルが入っています。




前の記事で、あの日は奇跡的にみんなが集まって…と書きましたが、

本当に小さな偶然がたくさん積み重なって、あのみんなでのお別れが出来たのです。



まず、あの日はウチにあんちょんさんが遊びに来ることになっていました。

そして朝 ヴェイロンママから電話がありヴェイロンの調子が悪いので、

どこかいい病院はないかと尋ねられました。

その時は、まさかそこまで悪くなるとは私もヴェイロンママも思っていなかったので、

ウチの近くのディノ達が通っている病院を紹介しました。

診察が終わったらウチに寄ってね、あんず達も来るからと、ママに言って電話を切ったのです。
(いつもの仲間に会えば元気が出ると思ったから。。。)



そしていつも、11時頃来る あんちょんさんがこの日に限って何故か30分早く来てしまいました。

その為に、ウチの犬たちはリビングに出しっぱなしの状態でした。

(最近は鈴乃ちゃんがいるので、犬が興奮して飛び付かないように

落ち着くまでクレートに入れておくのが常でした)

しかし、あんちょんさんが30分早く来たので、犬達はクレートに入っておらず、

おまけにいつも冷静なディノがやけにハイテンションになり、

玄関から外へ出ていってしまったのです。

そしてフレーズもそれに釣られ出てしまったため、

あんちょんさんが車のドアを開け、ディノとフレーズを車の中に入れました。

私がヴェイロンの事を話すと、じゃあお昼買いがてら病院まで行こうという話になり

エルファも乗せて病院に向かいました。

しかし、病院の駐車場にヴェイロン家の車は無く、もう診察が終わって家に帰ったのかもしれないと

思い、ヴェイロンママの携帯に確かめの電話をかけてみました。

が、ママは電話に出ません。

アレっ?どーしたのかな?、と思ったところにママから折り返し電話がかかってきて、

そこで初めてヴェイロンが亡くなった事を聞かされたのでした。



この時ヴェイロンは、ディノ達の病院ではなく「動物高度医療センター」に移動していて

そこで詳しく検査するためにCTを撮ろうとした矢先に、そのまま息を引き取ったという話でした。


私とあんちょんさんは「とにかく今からそこに行くから」と犬達を乗せたまま

「動物高度医療センター」に向かったのです。

「動物高度医療センター」の待合室で、ヴェイロンママは一人ぼっちで、椅子に座っていました。

でも、思ったより落ち着いていて、ここまでの経緯とヴェイロンは今 処置をしてもらっているところ

だと教えてくれました。

一見優しげで大人しそうに見えるママですが、中々どうして中に一本芯が通っていて

本当はとても強い人なんだと、そう私は感じました。



あんちょんさんが、リッキー、アテネママに連絡を取ってみると、

今日は休みで、今ブリットでランチをしているところ(リッキー、アテネも一緒)だから、

今から、すぐ行くという返事。



こうして、みんなが集まり、犬達はリッキー、アテネママの車に乗せ(全部で8頭)

ヴェイロンはあんちょんさんの車に乗せ(ヴェイロンママの車ではスペースが無く無理)

みんなでヴェイロン家へと向かったのです。





あの日、あんちょんさんが30分早く来なければ…

犬達がクレートに入っていたら…

ディノが外に出なければ…

そして、リッキー、アテネママが仕事が休みでなければ…


全てちょっとした偶然が重なったように、私達には思えてしょうがないのです。

それも、きっとヴェイロンがみんなを引きあわせてくれたのだと。。。

そう、思えてなりません。




今は、ヴェイロンパパもママも随分落ち着き(落ち着いたように見える)

小さな壺に入ったヴェイロンにパパが

「ヴェイロン 小さくなっちゃって、あんなに引っ張っていたのに

もう引っ張れんだろー」とヴェイロンパパ特有のギャグを飛ばしていたようです。


そして、今後の事も前向きに考えているようなので、心配してくださった皆様

安心してくださいね。





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全然 関係ないけど この日のツボ





この、へーぞーのお茶目な顔がツボにハマり ずっと笑いこけておりました(笑)
コメント (14)
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