読む日々

テーマばらばらの読書日記

アンナと王様

2013-08-15 | 映画・ドラマ


今、昨年私も観たミュージカル「王様と私」が上演中ですが、今年は行けなくて残念。
タプチム役のしょうこおねえさんが進化しているという噂。観に行ける人がうらやましい。

で、昨年、舞台みて調子に乗り、ミュージカル映画の「王様と私」のDVDを買った後、この、普通の映画版も買ってしまってたのですが、なんと1年放置いい機会なので今年観てみました。

大まかな筋は一緒だけど、中身が濃くなり、大河ドラマみたい。
タプチムの相手はルンタではなく別な名前で、タプチムとの別れを嘆いて僧になっちゃうし、それを知ったタプチムは、なんと頭を丸め、僧衣を着て寺にもぐりこみ、それでつかまり裁判を受けます。

結果、アンナの出しゃばりでかえって王はタプチムをかばえず、二人揃って処刑される描写までありました

あと、腹心が王朝乗っ取りを企てて、その企みを知った大臣が、イギリスへ戻ろうとしたアンナを引きとめたり、
その説得で王の元へ戻ったアンナの機転で、裏切り者達を危機一髪で追い払ったり、なかなか見どころ満載。

王とアンナがだんだん惹かれあって行く様子も物凄くつたわり、もうドキドキしちゃいました

ラスト、王も亡くならず、でもアンナは故国へ帰る決意をし、二人で最後、万感の思いでダンスをします。
それを物陰から見る皇太子のモノローグ「昔、私は幼かったが、父が愛する女性との別れに彼女を抱きしめている姿を見た。私は父と彼女から学び国を変え、欧米列強から独立を守り抜いた」とかなんとかいう言葉で終わります。

コミカルさは一切ない、シリアスなドラマでした。とっても面白かったです。
ミュージカルとは別物、として観た方がいいかも。


満足度150

残月

2013-08-15 | 
田郁「残月」(みをつくし料理帖)


いつの間に新刊が!!ってことで、普段は会社の先輩から借りていたのですが、他営業所のため、買ったか買わないかもわからないし、待ち切れず自分で購入。


小松原との辛い別れ、吉原の火事での又次の死のあと、澪がどうなったのかすごく気になって。
今回は、あさひ太夫が凹んでいるのを、医師の源済がみかねて、又次の代わりを務めようとしてくれたり、
澪と苦楽を共にした芳の息子が見つかったり、また芳に新たに女性としての幸せが待ってたり。

なにかと先に希望のもてる展開でした。

早く続きが読みたーい。

満足度100

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