花宴
2013-04-04 | 本
あさのあつこ「花宴」
地方の藩の、剣士の娘、紀江。
早くに亡くした母も、小太刀の名手で、2人の血を引く紀江も、かなりの遣い手。
この剣と、毎年この家に巣をかける燕がキーワード?といった感じ。
最初の婚約者、十之介への想いを抱えたまま、勝之進という婿を迎える紀江だけど、藩のワルい家老が描いた永い謀略に巻き込まれ父は命を落とし、その父の信頼に応える夫もまた…
最後、やっと夫婦の心が結ばれるのに、切ないラスト。
今 新潟日報に連載の 紫匂う と被る設定だけど、こちらはかなり短いお話かな。で、やはり紫…の方が奥深い。
でもおもしろかったし、読みやすかった。
満足度85
地方の藩の、剣士の娘、紀江。
早くに亡くした母も、小太刀の名手で、2人の血を引く紀江も、かなりの遣い手。
この剣と、毎年この家に巣をかける燕がキーワード?といった感じ。
最初の婚約者、十之介への想いを抱えたまま、勝之進という婿を迎える紀江だけど、藩のワルい家老が描いた永い謀略に巻き込まれ父は命を落とし、その父の信頼に応える夫もまた…
最後、やっと夫婦の心が結ばれるのに、切ないラスト。
今 新潟日報に連載の 紫匂う と被る設定だけど、こちらはかなり短いお話かな。で、やはり紫…の方が奥深い。
でもおもしろかったし、読みやすかった。
満足度85