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雨雪中撮影にタオルはかわいそう

2008-02-09 12:46:38 | Weblog
雨や雪が降っている時に、よくタオルをかけて撮影している人を見かけます。
しかし、なぜタオルなんでしょうか。

最初はタオルの表面が濡れるだけですみますが、いずれ内部にも浸透してきます。
長時間は持たないことは明らかです。
それに、タオルがずれたり落ちたりしやすいことを考えれば、高価な一眼レフにタオル1枚というのは、大切にしていないように見えてしまいます。

何もないよりましかもしれませんが、やはりレインカバーをつけるのがベストです。
しかし、ちゃんとしたレインカバーは普段持ち歩くには結構かさばるし、アクセサリーとしては安いものではありません。
ホテルのシャワーキャップという人もいるようですが、出張でもないとなかなか手に入れる機会がありません。

ということで、例えばコンビニ袋の方がはるかに安全だと思います。
とにかくポリスチレン等のナイロン素材でカメラ・レンズをすっぽりくるんでしまうのが安全です。

デジタルカメラはフィルムカメラと違い、フィルム交換が不要です。
つまり、大容量メモリーカードを入れておけば、ナイロン素材でくるみっぱなしで何の不便もないということです。
(もちろん、レンズ前面は空ける)
またレンズ交換も、単焦点主体の大昔と異なり、ズーム主体の昨今は、レンズ交換自体がほぼ不要ですので、くるみっぱなしで問題ありません。
ズームでレンズが前後するスペースさえ作っておけばいいわけです。
それに廉価版レンズを除けばフードは花型であり、フォーカスやズーミングで回転しないので、くるむことが可能です。

それにほとんど問題ないですが、仮にカメラの発熱がどうしても心配だというなら、下部を完全には塞がずにおけばいいわけです。

大昔のフィルムカメラでのレンズ交換やフィルム交換の頻度が高く、
あるいは透明なナイロン素材が手に入りにくかった時代には、
タオルをかけるというのがリーズナブルな方法だったのかもしれませんが、
今の時代、大切な一眼レフにタオルは、あまりにも貧相です。

それにタオルはハンカチと違って結構かさばります。
タオルをを持参するスペースがあるなら、透明ナイロン素材のシートと輪ゴムやガムテープ(少量)を持参する方がスペースは少ないです。