とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(ネタバレ注意)

2024-08-10 23:59:00 | 映画
コロナ禍中の2021年発行の小説の映画化。

コロナ禍で混乱する日本の政治を過去の偉人をAIで復活させ、徳川家康を総理大臣とした内閣を組閣して乗り切ろうというストーリー。
原作では、地味な偉人にスポットを当てて日本史の勉強になる部分もあったが、映画はメジャーどころだけが登場。

竹中直人が演じる豊臣秀吉と野村萬斎が演じる徳川家康の掛け合いがクライマックス。
独裁に対する民主主義の効率の悪さを示しつつ、それでも国民一人一人の政治参加の大切さを訴えていた。
ほぼほぼコメディーなので、真面目に観る作品ではないが、中国あたりの政治体制との比較だろうか。

秀吉の「仕事ではなく祭りと思え」という台詞は衆愚政治と紙一重だが、組織を活性化する考え方ではあるなと思った。
反面、仕事だからやれることも多々ある気がするので、心構えとしてどっちがいいのだろう。

点数は、6点(10点満点)。

タイトル:もしも徳川家康が総理大臣になったら
製作年:2024年
製作国:日本
配給:東宝
監督:武内英樹
主演:浜辺美波
他出演者:赤楚衛二、GACKT、高嶋政宏、江口のりこ、池田鉄洋、小出伸也、長井短、観月ありさ、竹中直人、野村萬斎
上映時間:110分



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