とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

渇き。 鑑賞(ねたばれ注意)

2014-07-14 01:51:39 | 映画
「ユナイテッド・シネマとしまえん」にて映画鑑賞。

タイトル:渇き。
製作年:2014年
配給:ギャガ
監督:中島 哲也
主演:役所 広司
他出演者:小松 菜奈、妻夫木 聡、黒沢 あすか、二階堂 ふみ、橋本 愛、國村 隼、オダギリ ジョー、中谷 美紀

主人公藤島の娘を理解しようとする執念が「渇き。」ということだろう。「以上終了」という意味での「。」だろうか。目的に対しては手段は選ばない。というよりは、他は眼中に入らない。たとえモラルや他人の命でさえも。
役所広司の鬼気迫る演技とカットバックしてくる娘の加奈子役の小松菜奈の何でも許されそうな、それでいて気持ちの悪い感じが怖かった。
妻夫木聡の得体の知れない刑事役も気持ち悪かった。

心の準備が足りない状態で映画を見たことに若干後悔した。
極端な暴力描写の意味と加奈子が他人の人生を壊す理由を想いながら、映画を観た。

暴力を使っていたのは主に3人。藤島、愛川刑事、暴力団。
愛川刑事は生きる手段(後半は自分の意思)。暴力団は利害関係で行使。藤島は常に暴力。つまりコントロールされていない。ある意味、自由。
この「自由」であり、ルールがないことが加奈子の他人の人生を壊すこと(多分、理由はない)とつながっており、親子の類似点になっている。同じ「自由さ」であっても、人間の行動として表出するときに違いがあるので、根本が同じことがわからない。
ただし、藤島は娘の足跡を追う過程で、娘と自分の類似性に気がついたのだ。そこで娘の全てを受け入れる覚悟ができた。だからこその振り切れ方と思えば、多少の共感ができるかもしれない。

(心に残ったこと)
・振り切る人間と振り切らない人間の違いは、守るものがあると思っているかどうか。

点数は、8点(10点満点)。非日常性が存分に味わえ、想うところも多かったので。

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