とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 巨人(東京ドーム 2024/4/12)九里、坂本への押し出し死球から崩れる

2024-04-12 23:59:00 | 野球観戦
4連続完封負けから、2連勝で乗り込む東京ドーム。
カープの先発は開幕投手の九里、巨人はエースの戸郷。
息詰まる投手戦になりそう。

1回表のカープの攻撃。
1番野間がいきなりのライトフェンス直撃の二塁打。
2番菊池は三振も、3番小園がレフト前ヒットで、一死1塁、3塁のチャンス。
4番堂林の3球目がワイルドピッチで小園が進塁して、一死2塁、3塁。
堂林は追い込まれながらもレフト前へのタイムリーヒットで先制。2-0。

1回裏の巨人の攻撃。
1番の萩尾は空振り三振。
2番佐々木はレフトフライ。
3番門脇はファーストゴロで三者凡退。
九里は上々の立ち上がり。

2回裏の巨人の攻撃。
4番岡本の三遊間への強烈なゴロをサードの田中広輔がダイビングキャッチからの素早い送球で、九里を援護。
しかし5番坂本にフルカウントからレフトスタンドへのホームラン。2-1。
四球を嫌って甘く入ったスライダーを見事に打たれた。

3回表のカープの攻撃。
先頭の1番野間が右中間への2打席連続の二塁打。
2番菊池の打球はショート門脇のグラブを弾くセンター前タイムリーヒット。3-1。

4回表のカープの攻撃。
先頭の5番坂倉が戸郷のフォークを芸術的な反応でライトスタンドへのホームラン。4-1。

4回裏の巨人の攻撃。
二死から4番岡本がレフトスタンドへのホームラン。4-2。
追い込んでいただけにボール球をうまく使いたかったが直球が真ん中に。もったいないの一言。

6回裏の巨人の攻撃。
先頭の1番萩尾がレフト前ヒット、2番佐々木がセンター前ヒットで、無死1塁、2塁。
3番門脇はスリーバントを転がしたが、三塁封殺で送れず。
4番岡本にはストレートの四球。前の打席のホームランにびびったか。
5番坂本にはユニフォームをかする押し出し死球。新井監督がリクエストも判定通り。4-3。
6番泉の代打で丸が登場もセカンドフライ。
二死満塁から、7番オコエはセンター前ヒットで巨人が逆転。4-5。
さらに、8番吉川もセンター前ヒット。4-6。
九里は続投で、9番岸田に死球で満塁。
打者一巡で、1番萩尾にこの回2本目のヒットとなるレフトへの二塁打を浴びる。4-8。
ここで、九里は降板し、森浦に投手交代。
2番佐々木はセカンドへの内野安打で追加点も、三塁走者の萩尾がオーバーランしたのを菊池が見逃さずタッチアウト。4-9。
結果的に、坂本への死球が明暗を分けたが、新井監督の九里への期待の大きさも感じた。

9回表のカープの攻撃。
巨人は6回は泉、7回船迫、8回ケラーとつないで、9回は左腕の高梨が登板。
代打の二俣、田村、久保とカープの若手を三者凡退で、試合終了。

巨人からすると、坂本、岡本のホームランと6回の集中打での快勝。
カープとしては、九里の6回の乱調が痛かったが、巨人のリリーフ陣に封じ込められたのも事実。
明るい材料としては7回に登板した黒原が、巨人のクリーンアップを三者凡退に仕留めたことだ。
先発で勝ち星に恵まれていないが、中継ぎで経験を積み、自信をつけて、先発に戻ってもらいたいところ。

しかし、新井監督が九里の続投にこだわったところに、目先の1勝でなく、九里の奮起に期待する気持ちが熱かった。
厳しい戦いが続くが、この負けが将来への投資になること、次回の九里のピッチングがどう変わるか、楽しみにしたい。