快速ななしの

おっさん鉄オタの活動記録。乗り鉄とB級グルメとNゲージが中心です。
寝台列車と駅弁と立ち食いそばが特に好き。

キハ58、28よねしろ色

2013-11-23 20:29:39 | 鉄道模型
マイクロエースの新製品、秋田のキハ58、28更新車、通称よねしろ色を買いました。





急行月山に使用されていたキハ58を車両更新したもので、月山廃止後はよねしろ専用になりました。
よねしろは急行でしたが、後に快速に格下げされています。
私が学生時代、北海道旅行の際に利用していた頃は快速で、乗り得列車としてよく使いました。
花輪線内ではなく、大館秋田間の利用でした。
国鉄最後の名作シート、R55リクライニングシートで大館駅名物鳥めしを食べながらの旅は最高でした。

さて、模型ですが、手にした瞬間に感じる違和感は前面窓の横寸法の寸足らずから来ているようです。
カトーのキハ58ですと、天地寸法が恐ろしく不足していて、これをトミックス分売窓に交換すると
見違える印象になります。
ウチではカトーキハ58における標準工事として前面窓交換を行っていますw

それと、緑が明らかに「濃い」
実車はキハ110と同じ色になっています。つまり黄緑色なんです。

実車

マイクロ製品・・・濃緑ですゴ━━━━(# ゜Д゜)━━━━ルァ!!

マイクロエース製品、緑を塗りなおし、更に前面を交換すると見違えそうですね。

・・・ってなんて手間が掛かるんだorz

トミックス90年代の名作であるキハ58と比較すると酷ですが
この製品の売りはなんと言っても
完成品として初めて「東日本更新車」の「車体」「エンジン廻り」を再現している点でありましょう。
トミックスからも同じ色の塗り替えは出ていましたが、原型でまさに「タイプ」すぎる製品だったので
アレは買いませんでした。色も変でした。あ、マイクロも色は変ですが・・orz


製品の詳細を見ていきます。屋根上は花輪線内のドコモアンテナを再現。
エンジンは更新を再現。車体は給水口閉塞、客ドア及び前面貫通扉の金属支持ガラスを再現(窓が一回り小さい)
新津のキハ52,58,28更新車も全てドア更新、給水口閉塞していました。
これは東日本気動車エンジン更新車共通の施工内容です。(私も新津の気動車製作時には再現しています)
更に、アコモ車の特徴である、方向幕ガラスを再現、キハ28については便所窓の閉塞も再現。
特徴となる点は全て新規金型によって再現されています。素晴らしい。
前面や妻面にはぶっとい怪しいジャンパがついてますw
これは黒マジックで塗ってしまいましょう。白系は膨張色なので余計に太く見えるのです。
クーラーは合格点。ベンチレータはマイクロらしい変な出来ですが、まぁ許容できなくも無いw
ライト類は明るく色も良し。走りはかなり滑らか。悪くなったらトミックス動力に交換しましょうw











色々突っ込みどころはありますが・・・素材として使いますか(´・ω・`)


おまけ。実車の写真。10年近く前の撮影なので
今よりさらに下手な写真ですが許してください。。。






懐かしい・・