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こころ虹色水色空の彩

~心ニジイロミズイロソラノイロ~

空と水と石と花と夢とヘミシンク。

岐路に立つ子に

2011年12月27日 21時15分56秒 | 単なる日記 (ノンスピ)
       

高校1年生のバイトの女の子(マリナちゃん)のお母さんも一緒に同じ会社で働いて
いるんですが、今日そのお母さんを通じて、マリナちゃんからプレゼントを頂きました。

中にはなんと手作りのお菓子が入っていました。
そして、手紙も入っていて、

「色々教えてくれてありがとうございました。
私は初めてのアルバイトだったので、○○さん(私)に教えてもらって
楽しかったです。
○○さんに会えなくなると思うとさみしいです。このお菓子は私が初めて
作ったので、味は・・・・
でも、一生懸命作りました。暇な時でもいいからいつでもメールください。」

って書いてあり、メルアドも書いてありました。

ありがとう。
まさかねー、こんなのもらうとは思ってもいなかったよ。
感動

しかも、手作りお菓子。しかも初めて作ったんだって。
初めてが、私なんかでいいんかい。もっと好きな男の子とかにすればいいのに
私なんかで申し訳ないというか・・・

お味は、普通にすっごくおいしかったです。
売ってるのとかわらないくらいです。



そういえば、私がマリナちゃんくらいの時、初めて好きな男の子にこういう
プレゼント&手紙渡したら・・・。(勇気がなくて、人を通じて渡したのです。)

受け取ったとも、ありがとうとも、なーんも言われず、廊下ですれ違っても
シカトされ・・・、そのまんま3年間、気まずい雰囲気のまま無惨に終わりました。

今でもトラウマになってるんだよねぇ。その後もおんなじようなことばっかり
繰り返して・・・。ヘミシンクで言う「捕らわれの領域」に迷い込んでしまった
かのような、イヤなパラレルワールドの人生歩いて来ちゃったんで。



まぁ、マリナちゃんの場合は同性になので、私の場合の異性に対する気持ちとは
また別なんだろうけど、でも、やはり、人を想いながら、お菓子を作って
ラッピングして、手紙も書いて、きっとたぶん手紙は何回か書き損じ、便箋を
何枚も無駄にしたかもしれないであろうし、そして、ちゃんと私の最後の勤務日
に合わせて届けてくれた。
相当エネルギー費やしてくれてると思う。


ここで、私が無視しちゃったら、きっとこの子の後々の人生にまで影響するほどの
傷ができるかもしれないし・・・思って。

「受け取ったよ。ありがとう。」とたったそれだけのことなんだけど、伝えたか
伝えなかったかだけで、本当にその人の人生分けちゃうんだよね。
ここで、岐路が出来る。

私と同じ道、進ませたらかわいそうだもんね。

その想いにはやはり「ありがとう」って言葉を伝えなきゃと思って。
いい人生歩いて行ってほしいもんね。

メールは、やっぱり私は自信がないので・・(マリナちゃんに問題があるのでは
なく、自分に問題があるんだよね。)

だから電話で「ありがとうね。すっごく嬉しいよ。」って伝えました。


いつも饒舌なマリナちゃんは、電話口ではちょっと、寂しいって言って
しんみりしたカンジでした。


こういう「人の愛」にあんまり触れたことのない人生だったので、すごく
嬉しいです。


年末に温かい気持ちになりました。
ありがとうね。