

気温 2度
夏の熱中症に対して、冬の冷中症?みたいな病気?はあるのでしょうか。
あるとすればそれかもしれない。
風邪のような咳やのどの痛み的な症状は一切ないけど、おとといから
ただ単に頭痛が激しい。こめかみの上、左右とも。しかも少し吐き気っぽい
ものも。でも吐くのは大嫌いなので、「いや、気のせい、気のせい。」と
思いこませる。
私の職場が実は外の気温とほぼ同じくらいに寒い。
車のショールームなので、壁3面がガラス張りな上に、天井が体育館のように
高い。それで暖房が全く効かず、寒くて死にそう。これが屋根もガラス張りなら
温室のように温かくなるのだろうけど、そうではない。
1日中、手がかじかんで字も書けず、パソコンを打つ手も固まって動かないような
状態。本当に外と変わらず。しかも、頭おかしいことに、入口を開け放している。
寒風が容赦なく入って来る。まぁ、一日中、外で整備をしている整備士の人よりは
幾分マシなのだろうけども、でも、やはり誰と比べようとも拷問に感じる。
そんな中に1日9時間も拘束されている。
夏にカキ氷を食べた時に、頭がキーンと痛むのと同様、長い間寒さに身をさらして
いると、とにかくずっと頭が痛い。
昨年の夏は38度の炎天下で拘束9時間。やはり熱中症と闘いながら園芸店で働いた。
まさか、冬はこんなことになるなんて・・・
今期は、こういう気温の暑さ寒さを耐える試練か。
あー、私のカラダ、もうマジで長くないな・・・とか思ったりして・・・
頼むからもう解放してください。
今日は幸せな休み。
朝から頭痛薬を飲んでも治らず、やっぱり温めが必要ということで、なんだ
かんだ理由をつけては結局いつもの温泉へ湯治に行きました。
もう、これしか楽しみがないんだよ。
でも、その前に久々に整体治療へ。
そういえば、私いつも「柔道整体師」かと思っていたけど、今日よく見たら、
「柔道整復師」って書いてあったわ・・・ま、いいやね。過去のブログべつに
直さないけど。
今日は先生、私をみたとたん、
「黒飴、舐めてる?」
って聞くので・・・・
一瞬、「は?なにが?」と思いましたが、「あ、そっか。」と納得。
先生、ニヤリとしながら、「昨日見たよ。」
と言いながら、指をピースを横にした形にして目の横に持って来てポーズを取る。
(つまり、私が以前、きよしくんが好きって話をしたので、覚えてたらしいんで
す。今、黒飴のCMやってますからね。)
いや、べつに私そこまで、なんでもかんでもってわけじゃありませんからって
話して・・・。私、意外とこう見えても、そこまでのめりこんでるわけじゃ
ありませんからね。
「昨日、テレビ見てたら、CMやってたからさ、そう言えば「好き」って
言ってたなーとか思い出だしててさ・・・。そしたら、今日来たからさ。」
って。
へー。でもね。
こう見えても、私、出待ち、入り待ちとかもしないし、雑誌も買ったこと
ないしね。そこまで、死ぬほど狂うほど好きってわけじゃないんですよ。
ただ、「静かに好き」なだけなんです。空気のように。
ポスターとかも部屋に貼ってないから。あんまり、そういう物質を
持ちたいと思ったことないんだよね。
引越しする時、持ってくの大変だし・・・。なるべく身軽でいたいので。
っていうか、その先生が、私のことを誰だかちゃんと覚えているっていうのが
不思議。だって、客が、いや、患者がわんさかいるのに、ちゃんと顔を認識
しているんだね。しかも誰のファンだとかまで・・・・
そんなに何回も会ったわけではないのに。
ちゃんと、私が誰っていうのを認識してくれる人がいると、なんか不思議な
気がします。
だって、私って、ものすごい存在感ないんだろうなーと自分的には思うので。
だって、今までの人生、ある意味、人に無視されて生きて来たので・・・・
心の奥底に自分は人の心の中には存在しない要らない人間という意識が根強い
のです。
以前は「私って透明人間?みんなの目に見えてるのかな。」と本気で思った
事もある。それくらい、人にシカトされてきた人生だった。
そして、いつのまにか、自分も人のことを覚えなくなってきていた。
もう完全に人に興味がないというか、何度会っても顔を覚えないし、名前も
覚える気がない。もうそれがここ何年かでクセになっていて・・・
あきらかに心を閉ざした状態なんだろうけどね。
なので・・・今日の、柔道整復師の先生が私を覚えているっつうのには、
びっくりたまげたってカンジです。それと、カ○ーさんもなぜか、私を認識して
くれている。しかも、出身地や名前まで覚えているっていう・・・。
ちょっと珍しいというか、ありがたいというか、今まで感じたことのない
幸せです。
で。
そんなわけで、今日の温泉は、浴衣が無料貸し出しの日だったので、借りました。
何色かあったのですが、これを選びました。
でも、無料なのに、他のお客さん、誰も借りていなくて、私以外に誰も着てる
人はいませんでした。また私一人浮いているという・・・・
まぁ、私はどこ行っても浮いてるのでまぁいいですけど・・・
で、浮きついでに、温泉のお湯に浮いていると、頭痛もだんだん引いてきました。
瞬時に引いたわけではないけれど、20分とか30分とかかけて、じんわりと
痛みが引いて来ました。サウナに入ったら、痛みが熱い感覚に負けて、完全に
なくなったような気がしましたが、サウナから出て、暫くするとまた少し痛みが。
こうして何度も出たり入ったり、水風呂入ったりしているうちに、2時間くらいで
ようやく痛みが消えました。やっぱり、熱が必要だったんだなってことで。
浴衣姿だと、歩く歩幅が自然とおしとやかなチョコチョコ歩きになって、なんか素敵
な女性になったような気がしますね。
畳の休憩所では、ビズ(ガーデン雑誌)を読みながら、素敵なガーデンの写真を
見ていると、時折、一瞬フッと浮かぶイメージがあり・・・
あー、こんな庭でお茶したいなーとか思って、
F15に意識を持っていき、「プラス創造、プラス具現化」なんて思ってみたりして・・・
将来こういうところに住みたいな・・・っていうか、将来なんかもうないか、
先はあまり長くないしな・・・的な、ある種絶望感とかもひしめき・・・
それでも、こういう現実逃避の世界に浸る。
帰りには、「銀河鉄道の夜」のサウンドトラックを聴きながら帰途へ。
この音楽は、2年前に出会って私の世界観を変えたもの。夜の闇が(現実のって
いう意味じゃなく、心の中の絶望的な夜の闇ね。)明るいものに変わったという
音楽です。
この銀河鉄道ってのは、
KAGAYAさんとか TAKAKIさんという、アーティストの
方のグラフィックアートなんだけど、この方達の絵って、「夜」の風景ばかり
なのに、全部明るいんだよ。夜なのに、全部素敵な風景なのね。夜って、
素敵なんだよ、こういう世界もあるんだよ、だから、闇ばかりをみつめないで
こういう光に目を向けてね、みたいなメッセージを私なりに感じたのです。
夜も怖くないんだなって・・・、思うようになって来た。
2年間何かあると、この絵を見ながら、この音楽を聴き、自分の心を癒して
来ました。
まぁ、そんな一日でした。
お休みなさい。