4月4日 午後9時1分 PM ホテルの部屋にて
今日も1日終わりました。今日が実はハワイに来た本当の目的、パワースポットを巡る旅。
近ツリの無料の(事前申し込み必要)ツアーに参加。朝7時50分集合だった為、朝食を外で取るのはめんどくさいので(時間かかりそうだし)、昨日の夜ABCストアで買っておいたロースとビーフサンドと果物(パパイヤ)とサラダとオレンジジュースとホットミルクティー。(ミルクティーはホテルの部屋のセルフサービスのやつね。)

朝から量多くて、食べすぎ。思わずなぜか前の職場のマネージャーなんぞを思い出してしまった。あいつ、大食いだったからね。きっとこれ見たら喜んで食べるんだろうなーとか思って。辞めた原因のひとつはあいつにもあり、大嫌いなはずなのに、「これ、食べさせたいな。」とかここで思い出してどうすんだ!あほか私は。
ローストビーフサンドはすごいおいしいけど、デカすぎる。捨てるのももったいないので無理して食べた。
そして、歩いて約10分弱の近ツリデスク(シェラトンワイキキホテルの中、というか、端というか・・・)の集合場所へ。
今日のガイドさんは65歳くらいの日本人の年配女性だった。ハワイの正装なんだろうけど、ピンクのムームーっていうの?ネグリジェみたいな服を着ていた。ちなみに男の人はアロハシャツが正装らしい。
デスクの他のスタッフさん達もアロハドレスだったり、上だけアロハシャツだったり(下は黒いスカートにヒール)。なーんかやっぱり日本人の感覚で言うと、どうしても正装には見えんけどね。
これって人によって似合い不似合いとか好みとかあると思うんで、ヘンな柄や色のシャツだったら着るの抵抗あったりするんんじゃないかな。
そういえば、話が前後しちゃうけど、今朝は5時55分に目覚ましかけてて、鳴って目が覚めたけど、外はまだ暗かったのね。 普通に夜のよう・・・。
あれー?とか思ってしまった。あ、そーかー。ハワイは常夏だというんで、つい日本の夏の感覚で、夏は朝4時台とか5時台とかから明るくなるんだと思ってたよ。
そういうわけじゃないのか。やはり考えてみたら、地球の公転によるものだから、何月かによって日の出の時間違うんだね。気温じゃないのね。そりゃそうだ。
あーびっくり。意外に今まで考えたこともなかったよ。ってことは、今の日本とだいたい同じくらいに日が昇るのかね。そして6月~8月あたりが日の出早いのかな???
よくハワイでは、「冬はどうのこうので、(例えば、冬の気温は27度~28度くらいで、夏は30度くらいとか。)」言うので、「冬は・・・って。それ、冬じゃねーだろ。夏だろ!」とか思ってたけど、夏や冬ってべつに温度のことだけ言ってるわけじゃなかったのね。雨季とか乾季とか、日の出、日の入時間とか、そういのもひっくるめて言ってたのか・・・。
なるほど。しかも、今日のピンクのネグリジェみたいなガイドさんいわく、「今は春休み」だって。春?
うーん、理屈はわかったけど、どうしても違和感が・・・・
ということで、話は戻り、まずバスはハナウマ湾展望台へ。

ハワイって山とかいっぱいあるんだねー。今までのイメージだと、海とショッピングでしたが。
青く透明な海が眼下に広がる。ブルーラグーンっていうのかな。あ~、なんかめまいがするような幻想の世界が今ここにってカンジ。「幻想の青い珊瑚礁」って聞いたり、ハワイの「絵」や昔の映画のシーンを思い出したりすると、本当に夢の中の楽園っていう気がして、めまいがしそうなんだけど、、実際に見るとそんなに「遠い幻の世界」ではないように思える。
だって普通に駐車場もあって、日本にあるような雑草が生えた「ヤブ」的な場所もあって、普通の庶民的な日本人も一緒だし。楽園とはやはり常に夢の中だけにあるものなり。と思います。
でも、きれいだね~。
駐車場のとなりの芝生には「捨て猫」ならぬ「捨てニワトリ」がたくさんいた。ガイドさんいわく、ハワイはキリスト教が多く、イースターという祭事があるのだけど、その時、こぞってたまご屋さんやヒヨコ屋さんが出現する。 子供達はヒヨコを見るとかわいくてつい買ってしまうのだけど、そのうち、にわとりの姿に激変してしまい、しかも毎日「コケコッコー」とうるさいので、飼えなくなり山とかに捨ててしまう人が多いのだとか。ちょっとカワイソなお話ですね。

こっちのにわとりは日本みたいに白いのじゃなく、黒と茶色と赤と白が全部入っている豪華なカンジのする種類のだ。ブラジルのサンバの祭りに出てくる人の衣装を彷彿とさせる。 もし、生まれて初めてニワトリってヤツを見たrら、すごい見とれてしまうような姿と色の鳥だ。
そして、次に「潮吹き穴」という黒い岩がゴツゴツした岩場と、一面に広がる海、水平線。すごーい。怖いくらいだ。
その後、バスは停車しなかったけど、帆帆子さんんの本に出てきた「ペレの椅子」を車窓で見て通過。火の神様がおわす(いる)のだとか。
どうせなら車窓じゃなく、近くまで行ってみたかったんだけど、でも、私は、「火」のエネルギーとは合わないんだったな。Orionのおじさんいわく。 私は水と風のエレメントが合うんだって。だからまいっか。
そして、そして、本日のメイン。本日どころか、今回ハワイの旅のメインです。今回、このため遠く日本から20万も出してハワイに来たのです。
「マカプウ・ルックアウト」でございます。すごいきれいだけど、荒々しい大自然の恐ろしさと畏怖の念を感じさせる所。

ここは、ガイドさんいわく、「漁業の神様」で、できてまだ20年くらいしか経ってないんだって。そしてハワイには日本のような建築資材がゼロなので、神社(「ヘイアウ」というらしい)もただ石を積みあげただけのところが多い、というか、それが普通らしい。
ガイドさんの後に従えて、まずはヘイアウに向かって挨拶文を声に出して唱える。


「私はこの地に初めて来ました。どうか私に生命のエネルギーとパワーをください。」みたいなことを声に出して言う。(ちょっと一字一句までは忘れちゃったけど、そんなようなこと)
そして、ハワイ語で「ナントカカントカ(忘れた)」とガイドさんの後について言う。
唱えている時、思わず涙出そうになっちゃったよ。声が思わず震えたもん。やっと、ここに来たんだな~と感慨深く思ってさ。辛い人生を送って来たよなーと思って。ここに過去の辛い運命のレールを捨てて、別人のレールを歩く自分になれるように、とここに祈りに来たんだもん。
ヘイアウの手前の方は、「男性の神様」で、その右横(海と背中合わせにある位置)のが、「女性の神様」だって、確か。
そして、ちょっと下の方まで歩いていく。
舗装されていない土の上や石がゴロゴロ落ちている上を歩く。今日スニーカーで来てよかった。おしゃれな靴じゃ歩き疲れるもんね。もし今日が旅行初日だったら、ヒールのあるおしゃれな靴だったかもしれない。でも、昨日とかでもう疲れたので、今日はもう外見なんかどうせ知り合いもいないし、誰も見てないし、いいやと思って、ラクなスニーカーにしてたのです。それが、正解でした。
で、岩場を降りて行くと、ここがすごいパワーがでているという、「マカプウ・ヘイアウ ヒーリングプール」と いうところ。

ハワイのパワースポットについて研究して本を出している高橋レイアさんという方が、まさにこの場所で両手を上に上げ、空を見上げるようにしてパワーを吸収している写真をガイドさんが見せてくれた。
確かに、ここ、なんていうか、言葉では言い表せないほど、そういう強い神秘的な何かをこの私でも感じた。その「プール」の水は、聖なる水で浄化のパワーがあるんだって。そして、ヒーリングパワーもあってとにかくスゴイらしい。

その水に私のクンツァイト&アクアレインボー水晶のブレスレットを浸して浄化し、そして、エネルギーを充電した。すごいパワーを宿したブレスになったね。

そして、足をつけようと、靴を脱ぎ、靴下を脱ごうと片足をあげたとたん、けっこう大きな波が来て、靴ごと塗らされてしまった。他にもそんな女の人二人いた。
キャー。両足がそのヒーリングプールに靴ごと、靴下ごと浸かってしまった。ま、でもいいけどね~。ただの水ならいやだけど、ここはすごいパワーのある水だもん。逆に喜んでもいいくらいだよ。
近くにいた同じツアーのおじさんがにこにこして、「あんたが一番パワーもらったな。」って言ってくれた。
そうだといいけど・・・・。
その後、裸足になって水に浸かって浄化したり、岩に乗って大空に手を上げて深呼吸したり、そう、さっきの本の人のように。 実際、私には何も感はしないんだけど、きっとすごいパワーが得られたんだと信じて・・・・
今までの辛く悲しい過去、愛の得られなかった過去は捨てました。今度は愛に恵まれて、愛をたくさん知る人生でありますように。そう強く願いながら。
ここは、昼間だからあれだけど、もし夕方とか夜だったら、オーブはハンパじゃないほど写るんだろうな。でも、夜だったら、それこそ、電気もない暗い海。荒々しい波がゴーゴーと唸る大自然の海。怖いっていうか(畏怖の念で)・・・・。
そして、次は「ワイマナロSC「コーラルファクトリーSC」って所、まぁ こういうツアーではよく連れて来られる、土産を買わせるところね。 ちなみに、オーストラリアではオパールの店、香港では漢方薬の店連れて行かれたりする。それで、無理やり的な強引な説明を聞かせ、ほんの数秒で買わせる。店員の必死なあの話術はすごい。私には真似できん。
カナダでガイドやってた時も、確かそういうところ連れてったよね。つまり、旅行会社にマージンが入るってとこね。だから必死ね。 わかってたけどね。ま、今回、はるばるハワイに来たので、自分にアクセサリー買ってもいいかなと思って。べつに他のところで買えばいいのかもしれないけど、私ははっきり言って、ショッピングってめんどくさいと思うタイプ。 高級ブランド店をはしごしていろいろ見て回るのが大好きな人も多いと思うんだけど、私は、物欲があまりないっていうか、特に欲しい「物質」ってものがあまりない。
私が欲しいものって、物質じゃないからね~。 なので、そんなにベラボーに高いのじゃなければどこでもいいので、ここで買うことにしました。さっきのヘイアウに行って、新しい人生の始まりの記念ということで。 ハワイのダイアモンドヘッドっていう山ね、あそこではペリドットが採掘されるらしい。別名、ハワイのダイアモンドって言うんだって。 ペリドットってちょうど前から欲しいなと思っていたので、このハワイで採れたという、ハワイのパワーを思いっきり吸っているペリドットのピアスを自分に買いました。
そして、次に「ウルポウヘイアウ」へ。ここは帆帆子さんも行ったとこだ。確かに何もないパッとしないところなんだけど、1,700年も前からあるすごいパワースポットだそうだ。 メネフネという小人(一説には妖精)が一晩で積み上げて作ったんだって。そして農耕の神様を祀るところなんだって。確かにここは、いなーーかってカンジで、畑がいっぱい。



いろんな作物が育てられている。かと言って、べつに観光客向けにおしゃれに整備されてるってわけでもなく、言っちゃえば、ふつーの農家の人がただ自分達だけの為に育ててるってカンジの本当になーんでもないただの畑。最初に行ったマカプウヘイアウでは、私でもはっきり感じないまでも、ゾクゾクと感じたのですが、ここは、べつに何も感じなかったかな。 でも、これがすごいところだと言うので。
私、今度、植物に関わる仕事に就きたいから、どうかそちらの方面で道が開けますように。
ハワイには、他にも何十箇所もパワースポットがあるそうなんだけど、だいたいが車から降りて長い時間歩かなきゃいけないところが多く、今日はバス降りてけっこうすぐに着く2つのヘイアウを案内してくれたそうです。 他のスポットも行きたいけど、でもハワイに知り合いでもいなきゃ、一人で行けるとこじゃないしね。それに、ツアーも他にないようだし。でも、今日マカプウヘイアウに行けただけでも、満足よ。
Thank You.
そして、次にシーライフパークでトイレ休憩しながら、コーヒーのアイスクリームを食べた。おいしかった。
ツアーはそれで終わり。 後は自分で行動。噂のアラモアナショッピングセンターへ行ってみた。トロリー待ってる時間が長くてさー。あれ、もちっと早く来ないんかね~。
今、東日本大震災の為に日本からの客がものすごくキャンセルになったそうで、日本人の姿がものすごく少ないそうです。こんなに日本人のいないハワイは前代未聞なんだって。ガイドさんは仕事がなくてなくて、ここんとこ大変なんだって。 確かに街やビーチ歩いていても、そんな、よく噂に聞く「ハワイなんて日本人ばっかりじゃん。」って話、「そーかー?」って思うほど見かけない。
ちなみにこういうのがありました。ハワイの人も日本の復興願ってくれているみたい。

私は初めてハワイに来たんで、これが普通かと思ってたけど、本当はもっとうじゃうじゃなのかね。 この閑散とした時期でさえ、トロリーの本数が少ないと思っているのに、(べつに閑散としてるから本数減らしてるわけじゃないみたいよ。いつもこうだって。)通常のうじゃうじゃ状態の時はこれじゃ足りないんじゃないのかね。 これがハワイでの難点ですな。
そう、で、トロリーの停留所で同じく待ってた関西からの日本人親子。男の子は3歳くらいかな。小さいのにやっぱり関西で育つと関西弁ペラペラになんねんな~。って当たり前だけど。不思議。しかも、その子は、あんたは漫才師かって思うほど、しゃべりが面白い。話し聞いてると、ボケと突っ込みと、テンポのいいノリ。もうおっさんやん!なんか「ワンピース」っていうアニメの話をしてたっぽいけど、太ってる人の話でもしてるのか、「あれが誰々です、ぶたじゃありませんよー、ぶたじゃ。」「誰がブタやねん!」って。子供のころから日常会話にああいうツッコミが出てくるなんて、
いやー、たいしたもんだわ。関東の子供にあの芸はできんわな。 親に「うるさい!」って言われてたけど。 そうしてようやく来たトロリー。ピンクラインでアラモアナに着きました。 おなかすいてたので、フードコートへ直行。すごい人、人、人!しかも、おいしそうなメニューがズラーーっと。食べてみたいものがたくさんあったけど、やはり中華へ。 蜜汁排骨とチャーハンとエビのあげたやつにした。 うまい、うまい! このフードコートの店、全部日本にあればいいのにな。おもしろかったわ。トロリー待つ間のいい暇つぶしになったわ。

アラモアナセンターをぶらつくも特に買いたいものなし。
ホテルに戻る。
そして、今日は海に入っちゃおうと思って、下に水着を着て、財布を部屋において、いちおう現金60ドルとカメラとタオルだけナップザックに入れて、軽装でGO!
ちょっとだけ全身入りました。これも浄化の意味で。一瞬だけ荷物を木にちょっとひっかけて。
あとはナップザック背負いながら足だけずっと入ってた。何百メートル歩いて往復。
そして戻ってご飯。えびワンタンメン。またしても中華。
けど、高い割に(9ドル)量が少なく、物足らなかったので、ロイヤルハワイアンセンターの中の中華。
Panda Expressで食べなおし。ここもあんまりおいしいわけじゃなかったんだけどね。
ここしかないんでさ。
そうこうしてるうちに夜8時。ホテルに到着。
まだ8時なのに、ホテルに着いちゃうなんて、私としては不本意だったりしますが・・
何せ香港だと8時なんてまだまだこれからだもんね~。まだガンガン遊べるもんね~。
しかし、どこ行っても結局香港と比べるんだな、私は・・・・


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