

江原啓之さんの新春講演会に行って来ました。
今日だけは
前から決まっていたので、仕事、今日だけはどうしても休ませてくれ、と
頼み込んでお休みをもらえましたが、次回からは土日の休みは絶対ダメだと
いうことで、がんじがらめで悲しい限りです。
さて、始まる前にまだ時間があったので、普段なら入ることのないような珈琲専門店
があったので入ってみることに。ここは、ずっと昔から、何度も何度も前を通っては
いたけど、実際に入ったのは初めてで・・・。
今日は会場の近くということもあり、友達も一緒だったので・・・
なんか素敵な感じでした。
小説とかに出てきそうな、ここで物語が始まりそうな雰囲気の隠れ家っぽいお店
で、昼間なんだけど、外から射す光の色がなんかセピア色っぽくて。
内装や照明の関係もあるのかもしれないけど、ちょっと異空間に迷い込んだような・・・
ベストを着て、蝶ネクタイをした猫のマスターとかが出て来て、静かに客の悩み
とかを聞いてくれて、そのうちタイムスリップして・・・・不思議体験をして・・・
そして悩みを解放して、さっぱりした気持ちになって店をあとにするっっていう
ような展開になってもおかしくないようなそんな雰囲気でした。
私はけっこう、こういう展開の児童小説を読むのが好きなんで・・・
でもまぁ実際は、ちゃんと人間のマスターでしたけど・・・
やっぱり人間か・・・・。
珈琲をオーダーしてからドリップするので、エっライ時間がかかって、忘れた頃
やっと出て来たんですけどね。
注文してすぐ出てくるいつものチェーン店のコーヒーとは違って優雅な気分に
なりました。チェーン店のは「コーヒー」って感じですが、ここのは、漢字で
「珈琲」っていう雰囲気です。
私達が入った時には、先客が1組しかいなかったのですが、私達の後に、ぞろぞろ
客が入って来て、5分もしないうちに満席状態になり・・・・
ここでも招き猫ぶりを発揮した私でしたけれどもね。
てか、会場の近くだし、たまたまか?
でも、5分後だったら、私達はもう満席で入れませんでしたから・・・
ナイスタイミングでした。
一人で運営してるっぽいお店のマスターは、もうてんてこ舞いで、慌てまくりで、
走りまくりで、皿を床に落として割ったり、お会計はまちがえるわで、もうホント
マンガのような、それこそ小説のような展開で大変そうでした。
ダイジョブかい?
今度また機会があれば、このお店、ゆっくり来てみたいなと思いました。
さて、講演会。
席は2階で見晴らしのよいところでした。
普段なら、こういう席が当たるともうテンション下がりまくりで、ふてくされモード
ですが、今日はべつにいいや、と。そういうのじゃないし。
初めてだったのですごい嬉しかったです。
1月11日発売予定の新刊の本も先行販売されていて、しかも先着200名には
サイン入り。
これはすごいぞ。なんか、パワーがありそうな・・・・
ちゃんとインクがくっつかないように、白い紙がはさんでありました。
印刷じゃない直筆のサインだということがよくわかりますね。
この白い紙(右側の)もちゃんと捨てずにとっておきます。
今年はいいことありそうだな。
江原さんのお話はとってもよかったです。
今日の主旨は「今、必要なメッセージ」ということで、震災後の、今の時代だから
こそ考えなければいけない、生き方とかを話されていました。
感情は要らないから、そのかわり理性を持つことが大切なんだよ、というようなことで
した。震災で、日本中が感情的になり、興奮して大騒ぎしているけど、でも、そう
いう時でも、しっかり冷静になることが必要。そうすることで、本当に何が必要か
見えてくるし、正しい行動も取れるはず。
また自分自身のこととかについても、やはり、感情で行動するのではなく、理性で
行動しないといけない、というようなことでした。感情まかせになると、余計な
ことをしてしまったり、要らんことをしてしまったりするから、ちゃんと、冷静に
なることが必要と。
感情的に行動することは、小我の愛であり、理性で行動することは大我の愛だという
ような話もされていましたね。小我とは、つまり、自分が一番大切で、人を思いやって
いるようでも、本当は自己満足に過ぎない。「ああ、自分ってよいことをしている
なぁ」って、自分が自分に酔ってるだけで、本当にその相手の気持ちにはなっていないと
いうことが多いんだよ、というような・・・。本当に人を想う時は、大我の愛を以って
行動しないといけないんだよ、というようなことでした。
共鳴できることもたくさんあり、自分を反省しなきゃいけないなと思うところもあり、
おもしろく笑えるところもあったし、学ぶところもたくさんあったし。
やっぱりたまに、こういうお話を聞くのも自分の為になりますね。
このブログで全部を説明することは、私の文章能力ではムリだし、表現力によって
あらぬ誤解を招く恐れもあるので、深い話は省きますけど、とにかく、今日は
行った価値がありました。
ちなみに反スピリチュアリスト(アンチ江原)の人達が思っているような、霊の
話とか死後の世界の話ばっかりしているようなことは一切ありませんでした。
現実逃避してるような話も一切ありませんでした。
死後の世界の話ばっかりして自殺を煽っているなんて、アンチの人は言いますが、
一切そんなことはありませんしね。
そして、某有名霊能者とか占い師のような上から目線でものを喋ったり、脅かしたり、
これを信じないと呪われるとか、洗脳するような、そういうような話も一切なく、
江原氏はちゃんとした精神レベルの高い人であり、、愛のある人であり、霊能者で
ありながらも、ちゃんと現実世界に足のついたリアリストでもあり、人として尊敬
できる人だなぁということが窺え知れました。
だけど、だからと言って、決していわゆる「江原教」みたいな宗教でもないので、
江原さんが絶対ということでもないので、きちんと「自分」を持って、自分に
責任を持ってしっかり地に足をつけて生きて行きなさいというようなことも言われ
ていました。
そして、震災でまだ遺体があがらない人でもちゃんと成仏しているから大丈夫です
ということを声を大にして言われていました。遺体がみつからないと浮かばれない
とか、お墓が流されたから霊が泣いているとか、家系が衰退するからお祓いしろと
大嘘を言って脅かすエセ霊能者も多いので信じちゃいけませんと。
これは私もそう思います。肉体は単に抜け殻ですからネ。
今日は充実した時間を過ごせました。
Yちゃん、今日はありがとう。
また今度会いましょネ。

思わず記念に買ってしまった
江原マグカップ。