学術会議問題を書こうとしていたのに、ふいにこんなものを見つけてしまった。
CIAのブレナンが、ジョン・レノンのイマジンを引きながら、
想像してご覧ん、平和と繁栄と安全ってどんなものか
米国の大統領がジョー・バイデンで
ロシアの大統領がナワリヌイだったら
とか言い出してる。気持ち悪い(笑)
Imagine prospects for world peace, prosperity, & security if Joe Biden were President of the United States & Alexei Navalny the President of Russia. We’ll soon be halfway there.
— John O. Brennan (@JohnBrennan) October 9, 2020
“Imagine all the people
Living life in peace
You, you may say I'm a dreamer
But I'm not the only one” https://t.co/oHV7P3fYTY
そりゃ支持率2%のナワリヌイを大統領につけるためにCIAと国務省ががっちり働いて、達成できたらあんたらは楽しいだろう。あんたらの世界の平和と繁栄のためにはなるだろう。
それはちょうど支持率3%だったエリチンの2期目をCIAと国務省が総出でやったように。
エリチンの選挙がCIAと国務省が総出だったことは、CIAの元アナリストとアメリカにおけるロシア研究の本当の第一人者だったコーエンさんが共に証言している。
いやしかし、ブレナン。これは一体何?
もちろんRTにも記事を書かれている。
‘Imagine’: Ex-CIA director Brennan dreams of Navalny becoming president of Russia AND befriending Joe Biden
https://www.rt.com/russia/503105-former-cia-chief-navalny-imagine/
まさにクレムリンの主張通り、ナワリヌイはCIAの希望の星だと言ったも同然ではないか。
さらに、もはやこうなってはナワリヌイのロシアにおける地位は売国奴しかないので、政治生命はない。そもそも西側のお人形以上のことはやってないが、さらになくなった。
CIAが直々にロシアの政治に介入してました宣言でもある。
何をしているのだろう? ブレナン、気が狂ったのか?
いやしかし、まじでこう書いてバイデンの支持になると思っているんだろうか?
狂ってるんだな、やっぱり、としか思えない。
tweetのRTの中に、I’d rather imagine my dreams coming true that these traitors are prosecuted.
この裏切者たちが起訴されるという私の夢がかなうことを想像する方がいい、ってなのがあるけど、マジで、この男は数々の案件で逮捕、事情聴取は当然だと思う。
しかしなぁ、もうアメリカにはそういう公正さ、というより普通さ、正常さはないからなぁ。まったくの無法と嘘でただ政治ショーをやってるだけで、政治もない。ショーですから、ショー。
そして、いつまでもこういう、まったくの犯罪者を堂々と野放しにしておくわけでしょ。
大統領が何を志そうが指示しようが解決できない国なんだから。
大統領が命じても聞いてくれない!
一体、アメリカってどうなっちゃうの?
大統領が変わればいいなんて話じゃないレベルで壊れてる。
殆どの議員が金で買われちゃったというのは、民主政体にとっては実に恐ろしいことなんだなとしみじみと考えさせられる。
■ オマケ:着替えられないアメリカ
数カ月前に、
で、どれだけアメリカのエライ人だの有名な人が工作しようとも、リベラル・デモクラシー偏重主義で、世界中に傭兵ばらまいて対テロ戦争やってました、みたいな馬鹿な話なので、もう一回真面目な顔して世界中の人間が米によるリベラル・デモクラシー的教説を信じるようにはならんと思うのね。
ということは、いわゆる主流メディアネットワークが全世界を仕切るという、よく考えれば各国ごとの統治の仕方を無視しっぱなしのリモートコントロールみたいな仕組みは機能しなくなっていくんだろう、と推測できる。
リベ・デモの凋落と「地」&着替えがない日本
と書いて、アメリカは「アメリカ v.2.2」みたいにバージョン変化したがっているのだろうと続けた。トランプ登場による変化を好意的にみればそうなるだろう、と。だがしかし、この半年で判明したのは、その見込みはあまり見えないこと。
他の、ロシア、中国、イランみたいなcivilization & nation(1つの文明でありかつ国家)のところは、それなりに独自展開になるだろうという読みはそのまま。