●異動

基本的には異動のない会社に勤めているのですが、時には異動があったりします。７、８年ほど前、うまのあわなかった上司にはよく、異動がない会社なのだから、嫌なら辞めるしかない、と何度かささやかれたことがありました。正式な発表の前に昇格を示唆されたミーティングでは、恩着せがましく昇格させてやるからもっと言うことを聞くように、との趣旨のことを言われました。そのときは、腹が立って「無理して昇格させてもらわなくても結構です。僕はどんな状況でも精一杯仕事は頑張りますから」と言い放ちました。そのとき上司はえらい激怒していました。

簡単に人が辞めていく昨今、それぞれの人にも問題があるかもしれないし、会社にも問題があるかもしれないし、人手不足なことで売り手市場なことも拍車をかけているみたいです。協力関係にあるお隣りの部署はどんどん人が辞め、入ってきては辞め、昨年僕が誘って入ってきてくれた人が中心に右左わけがわからずトラブルを処理しているような状況になってしまいました。毎日外国とのやりとりではこんがらがった未知との遭遇案件ばかり。この部署で働くと必ず辞めてしまう。それも3年以内いや2年以内に。

そんな部署に自らの意思で手伝いたいと最初に話したのは昨年の９月。とくに動きはありませんでしたが、夏からは兼務でそちらの部署の仕事を手伝っています。そして恐らく年明け頃からは正式に異動になりそうな感じです。そして今いる人たちの上司になる予定。突然の話を打診されたのは１０月中旬のことでした。一週間考えさせてもらって、悩んで、緊張して、引き受けることに。「誘った人」（2006年7月のブログ）と席を並べることになりそうです。一緒に働くと軋轢が出てしまうのが仕事、大人の付き合いで、リスペクトしあい、感謝しあい、何のために働いているのか、その究極のミッションを考えながら社会に貢献し、仲間の生活を尊重し、自分の人生を広げていきたいと思っています。


今日は大学のサークルのＯＢ会。160人集まるそうです。お嫁さん探しとリクルートをしてこようと思っています。