●地球をまたがる国際会議

ビルの8階会議室。窓際にはドリンク、お菓子も並んでます。部屋には二十名ほどが座っています。インド人、アメリカ人、イギリス人、アルゼンチン人、日本人。電話を通して、シンガポール、カナダ、メキシコシティから声がきこえます。いよいよ会議のスタート。時差の関係で、メキシコシティさんはご挨拶して、一旦は電話を切りシンガポールさんのチームとの議論です。

感激しました。外国で生の会議に出席したのは超久しぶり。出張に来たゲスト扱いの僕達のために開いてくれた会議に出席したのではなく、現地の会議に同席したの外国人サンのペースで白熱した議論が淡々と続いていきます。シンガポールに意見を問い、大きな声がかえってきます。英語も方言がいっぱい。イギリスの英語、イギリスでもスコットランドの英語。アメリカの英語。インドの人の英語。スペイン語が母国語の人の英語。フランス語が母国語の人の英語。シンガポールの人の英語これはシングリッシュとよく言うようです。

不思議な気がしました。12年前のことを思い出していたでっちゃんは会議の内容は上の空で、新前でひよっこで一人でニューヨークに行って気後れして右往左往してた自分にノスタルジーを感じてました。今はちょっとは成長してこの場所にいるんだな～と、何気に幸せを感じていました。