気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●蓬田君とナインティナインの岡村さん

2006-05-24 22:53:16 | weblog
 <仕事は趣味とはちゃうんじゃ!>


おととしかその前の年の年末スペシャル番組だったような気がします。確か、ナインティナイン始めお笑いの仲良しの人たちの番組の「めちゃいけ」のスペシャル。でっちゃんは、しみじみ、肝に銘じさせられた番組でした。

半年がかりくらいの壮大な隠れロケの結末でした。蓬田君という大学生?を追っかけていました。彼は中学生のとき、この番組で、岡村さんに挑戦状をたたきつけた因縁の人です。その後は和解してお互いは離れても友人といった感じだったと思います。まじめで将来は学校の先生になるといった純粋な志を持つ少年でした。

ことの発端は、ミュージシャンになりたいという夢を追い、あまり勉強せずに仲間となかよく過ごし、勉強をおろそかにし、先生になるという昔の気持ちは薄れていっていました。そのことを心配した家族からナインティナインの岡本さんに何とかしてくれとの依頼があったという流れだったと思います。

夢を持つことは悪いことではないです。一生懸命になることはすごくいいことです。でも蓬田君の場合は、確かに夢を持ちあこがれてはいるのですが、このままでどうするのかといった閉塞感がありました。そこまで必死に頑張っているという風ではなく、ミュージシャン仲間とわきあいあいと過ごしていて、いつかという夢、あこがれで止まっているというような設定でした。

そこで、突然、ある場所に呼び出された蓬田君を待っていたのは、ナインティナインの岡村さんでした。数年ぶりの再会です。厳しい現実を岡村さんが蓬田君に突きつけました。

「お~い。ヨモギダ。お前なあ、趣味と仕事はちゃうんじゃ。お前、ほんまに本気でミュージシャン目指しとんのか?中途半端な生活しとんとちゃうんか。現実から逃げとるだけとちゃうんか。好きなこと仕事でできたら、そら、ええわ。でもな、仕事はそんな甘くないんじゃ。目、覚ませ。ヨモギダ。いつまでも現実から逃げて夢ばっかり見とくな!」

そうだ、仕事ってたいへんなんだ。もちろん楽で楽しく仕事したい。でも現実は厳しいこともあるし、積み重ねていって始めて築きあがるものもある。趣味とは違うんだ、と思い知らされました。自分探ししていても、なかなか答えなんか見つからない、『ただただ門の舌で立ちすくんで日が暮れるのを待つだけの人だった。』という夏目漱石の言葉は、無気力を意味しているのではなく、仕方ない現実も受け入れていかなければいけないととを言っているそうです。でっちゃんは、よく使います。


テストまでカウントダウン。勉強していないです、、、
コメント
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