気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●自営業の遺伝子<でっちゃん家>

2005-08-12 12:06:31 | weblog
移り行く世の中で時代の流れに飲み込まれることなく頑張っている(と思う)でっちゃん家は自営業を営んでいます。親不孝者の長男でっちゃんは東京に出てかれこれ人生の丁度半分以上が過ぎました。家業は弟が頑張って仕切ろうとしています。幼い頃から傍で観ていた家業、晩御飯の話はいつも家業、ご飯を食べるのは遅くてお腹をすかして待っていたのを思い出します。実家を離れているとはいえ、気になる家業に、口をはさむわけにはいかないと、観ているだけですが、やはりこうじゃない?ああじゃない?と聞いてみたりしてしまいます。ちょっとうぬぼれもあってでっちゃんだったらこうするのに、とかどうせこういうところは調べもせずにダメだとか言ってるんじゃないかと思ったりしていました。お店の帳簿とか試算表から健康状態を診てみると、昔に比べると元気がないことがよくわかります。

ところが、今日、言葉が足りないタイプの弟と久しぶりに話していると、結構ロジカルに状況を説明するので、でっちゃんは自分がうぬぼれていたな、と冷静に思うのでした。弟と仕事の話をすることはあまりないのですが、というよりも、避けているのですが、この日はちょっと話し込みました。東京ででっちゃん家の家業をやってみたいと学生時代思ったことがありましたが、今はオフィスクラーク業を満喫してしまっています。

けれど改めて町に根ざした歴史と哲学の継承というものを聞くことができました。サラリーマンと違うすごく印象的な言葉を父親から高校時代聞いたことがあります。「会社の人たちの給料払っていかないといけないんだから。」これと同じ言葉を懇意にしてもらっている方からも15年後に聞きました。あれサラリーマン社長なのに、この人も持っている遺伝子が違う。この方も家業をやっていた家の出でした。家業を持つ家の人たちには似たようなの遺伝子が備わってる気がします。
コメント
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