気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●マグレブの国への旅⑭/サファリン広場

2005-05-17 23:47:46 | マグレブの国への旅
21JUNE 1999, Monday 昼までホテルにてお休み。そしてお店の閉まっているメディナをうろつく。13:00~16:00は昼休みでお店は閉店らしい。きれいで感じのよい店でお昼ご飯。歩いても歩いても、たどりつけないパレ・ジャメイ。同じところをくるくると回ってしまい、なかなかホテルにもどれない。これぞ大迷路のフェズのメディナである。FIGAROJaponに載っていたフェズの街角のサファリン広場にさしかかったが、まさしく掲載されている写真そのままだった。オリエンタルな中国的な雰囲気もかもし出している小さな広場。とりあえず迷って不安な散策中に唯一安心できる場所だった。困ったので、おとなしそうな少年にホテルまで案内してもらった。3、4時間は歩いたようで、最後にホテルまで案内してくれた少年にはチップ10ディルハムあげた。これってもしかするとあげすぎなのかもしれないけどよくわからなかったので、、、ホテルではプールで一泳ぎして、プールサイドでユングを読んで、夕方6:30頃まで一服してからいざ出陣。

前日、ベリーダンスが見られるアル・ファシディアというレストランに行ったのだが、そのときに近づいてきたモロッコの人と出会い頼みもしないのにいろいろ案内しようとする。彼はガイドではないというが、やってることは非公認ガイド。自分の知り合いのお店につれていってはでっちゃんに何かを買わせ、マージンをもらうのが彼の商売。欲しかった手提げ籠カバンをスークで探す。彼、名前はモハちゃんというようなのだが、この際と思って3、4件案内させた。60ディルハム(720円)の籠を値切って50ディルハム(600円)で購入。

続いて絨毯屋さんに案内させた。モハちゃんの知り合いのベルベル絨毯屋さんに案内された。モロッコの絨毯は大きく二種類あります。一つはベルベル絨毯で生地は粗いもの。もうひとつはアラブ絨毯でこちらのほうが高級です。いい感じの絨毯があったけどアラブ絨毯を買いたかったので違う店に改めて案内してもらった。絨毯屋さんもフェズではマラケシュほどはアグレッシブではありません。ゆっくりゆっくりと絨毯を広げていきます。申し訳ないなと思いながら、店を出て政府公認のアラブ絨毯屋さんへ。入口は小さいけれど中に入ると大きな倉庫になっている。城壁の中の簡単に見過ごしてしまいそうなところにある絨毯屋さん。店員さんはやり必死になってとにかく買わせようとする。そうは問屋が卸さないとばかりになかなかウンとは言わないでっちゃん。優柔不断にありがいいな、でもこっちのほうがいいな、あれはちょっと高すぎるな、どうしよう・・・・ 最終的には4300ディルハム(5万円ちょっと)の絨毯を買いました。現金は持っていないので、ここではクレジットカードで会計しました。一部70ドルを現金で支払いました。日本までは船便で送ってもらう手続きをしたのですが、正直本当に到着するのか半信半疑で、まあそのときはそのとき、この旅先での絨毯購入の交渉というのが醍醐味とばかりに、だまされたとしてもまいいやと取引を終えたのでした。絨毯が日本に到着するのは約1ヶ月かかるとのことでした。

無事、でっちゃんの実家にしばらくして到着しましたが、船賃は着払いでした。
コメント
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