気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●マグレブの国への旅⑬/ファッションatフェズ

2005-05-15 22:52:37 | マグレブの国への旅
写真を見る限りフェズでのでっちゃんの写真はバックパッカー派のファッションではありません。そもそもバックパックでの旅は2004年のペルーが初めてだったのですが、パッケージツアー自体はほとんどしたことはありません。

1999年6月20日から22日にかけての写真を見てみるとこんなファッションでした、でっちゃんは。。。ホテルの一階ラウンジバーでチェックインを待っている間にとったものは、青山骨董通りにあった今はなきセレクトショップのアドバンスド・チキュー(advanced chique)で買ったMeditareniaの千鳥格子のパンツに、JPトッズのドライイングショーズ、アニエスベーの古い白のTシャツ、あるいはその上に羽織った白のCANALIの半袖シャツの姿。優雅に決めています。渋谷パルコの白山眼鏡で買った黄色の眼鏡。この眼鏡はすごく気に入っていたのですが、メキシコのオアハカ州の人知れないビーチで波にさらわれてしまい今は手元にありません。顔にはひげが生え出しています。でっちゃんは旅のときはひげをそりません。厳密に言うとあごと鼻の下に残して、適当に手入れはします。たとえばアメリカなどはひげをそる文化なので、伸ばしっぱなしの場合は変な人といった印象を与えてしまうので、伸ばしながらも適度に手入れしているという雰囲気にしています。ラウンジバーは落ち着いた雰囲気で、カウンターには花が飾られています。壁には絵が飾られています。天井は比較的低いです。ソファに腰かけた写真もありますが、おそらく新市街のホテルをでるときに取った写真なのだと思いますが、エンジ色のソファで少し模様が入っています。落ち着いた決して安物といったものではないです。ここではTシャツとパンツ姿、五つ星ホテルのパレ・ジャメイラウンジバーでは半袖シャツを羽織っています。

6月22日の写真は白のアニエスベーのシャツに高田KENZOのアバンギャルドなワイルドなパンツ姿、靴はニューバランスのスニーカー、マラケシュで買った籠カバンを手にもった姿です。おそらくアニエスベーの白のシャツは二日続けてきていたんだと思います。暑いけど乾燥しているので、気にならなかったのだと思います。でっちゃんはあまりこういうの気にしません。神経質なところもかなりあるとは思いますが、トイレが汚い国への旅も克服してきました。このKENZOのパンツはやや短い丈でベルトではなく紐で結ぶようになっています。デザインは木の皮をはがしたような紺やこげ茶の染物のような縦じまが、きなりの白地に入っています。ホテルのどこかでとっています。23日の写真は、またしても骨董通りのセレクトショップのアドバンスド・チキューで買った北欧のデザイナーのフサイン・チャラヤン(Husswin chalayan)の黄色地に霧吹きで描いたようなぼやけた竹のような模様が茶色で入ったTシャツに黒のボクサートランクス姿で、ベランダでワイルドに決めています。ちょっとセクシーなフェロモン漂わせていると自分では思います。もどって21日にパレ・ジャメイの部屋でとった写真は、学生時代に神戸元町のエミスフェール(今は青山のベルコモンズから北上したところで細々とお店を構えています)で買ったグレーのTシャツとKENZOのパンツ姿で、部屋の押し入れの前で決めたショットとなっています。ちなみにマラケシュで現地人の遊び人のイリアスと一緒にとった写真でのでっちゃんは、弟にもらった足を切って短パンにしたジーンズと海島綿の紺のポロシャツ姿でした。

このように写真をとっていますが、実は旅先で写真をとるのは結構苦労する作業なのです。恋人と旅しているわけではありません。友達と旅しているわけではありません。パッケージツアーで旅して一緒に回っている人が居るわけでもありません。一人なので、オートシャッターでとるか、、チップを渡して人にお願いするかなのです。チップは必要なのかどうか分からないのですが、あげることが多かったです。そんなときに微妙に迷ったり、遠慮したり、ずーずーしくしたり、それが経験として異文化の人との接し方の訓練ともなっていき、その次の段階でさらに進んだコミュニケーションに踏み込めるわけです。ところで、恋人とメキシコを旅した英語の先生のサラというオーストラリア人を思い出しました。すごくきれいでスタイルもグンバツだけどもともとは田舎ものといったいい人でした。彼女がメキシコを恋人と旅した話は僕が2002年にメキシコを旅する決心をした後押しとなりましたが、恋人とそんな旅をすると一生思い出に残り、別れることはできないだろうし、別れても一生その恋人は彼女の人生からは、記憶からは、離れないだろうなとつくづく感じたものでした。
コメント
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