楽しく原稿中です。
ちまたで大人気の「進撃の巨人」きちんと見たのはまだ原作漫画だけですが、鋼と
比較してみるとまた面白いなと思います。
まず進撃は、どういうカテゴリーに分けられる作品なのかよく知らないのですが、鋼と同じ
ダークファンタジーに入れてもいいのではないかという気がします。
その世界観は、鋼より進撃の方がずっと暗くて、ぐらぐらして不安定です。
理由はやはり、鋼では軍部が強権をふるっている面があるとはいっても、国家が国家
たり得ていて、国家として機能している。言い換えると、アメストリスの五千万の国民は
裏の裏ではいろいろあるけれど、とりあえず恐怖に怯えてその日暮らしをしている訳では
なく、社会は一定の秩序を保ち、かりそめとはいえ国家の安寧が保たれているのです。
進撃は、人類は皆頭から喰われるというとんでもない危険と常に隣り合わせです。
すごいと思うのは、「相手が圧倒的にでかい」というのがいかに恐ろしいかが伝わってくる
ということと、逆にすばやさと小ささを生かした立体機動が、漫画としてもアニメとしても
この上なくかっこよさと爽快感を見せてくれるというところです。
鋼は錬金術が発動する場面が特に、スピード感がありました。
と、いろんな面白い作品の良さをそれぞれ比べて、改めて楽しんでいます。
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