ダプール・バリ 神々の島の台所

インドネシア・バリ島から愛をこめて。

あっという間に終わる休日・・・

2015-08-22 21:41:26 | ダプール・バリ料理教室
昨日もお料理教室でした。
この日はいつもの基本コースとちょっと違うメニューで構成しました。
今回で3度目の受講になったMさんとお嬢ちゃんのAちゃん、在住のNちゃん、
そして先週に続いて2度目のYさん。
みなさんすでにスパイスの解説は経験済みなので、いきなりお料理に取りかかりました。



ナシ・ゴレン、バリ風豚の角煮、テンペのカリカリ甘辛、いつもの生サンバルにはスロー(トゥラシ)入り。
そしてお約束のビールのお供・サテには鶏肉を使用。(プリプリしてて美味しかった!)
小学校2年生のAちゃんが、前回もそうだったのですが今回も大活躍!
みんなのグラスに絶えずビールを注いでくれたり
お料理の手際の良さにはNちゃんもYさんもびっくりでした。
4時間近い調理時間を、みなさんよく頑張ってやり遂げて下さいました。
(やっぱり途中のビール・タイムがエネルギー補充になりましたね〜・笑)
Mさん、Aちゃん、Yさん、Nちゃん、どうもありがとうございました!

今日はオフ日だったので、火葬式を数日後に控えたトペン彫刻のマエストロ、ワヤン・タングーさんの
シンガパドゥのお宅に弔問に行ってきました。



ガラスの入ったフレームだったので、反射してあまりきれいに撮れませんでしたが
このバロンのタプル(面)が90歳で亡くなった巨匠の最後の作品で
今はタバナンのある村のお寺のご神体として奉納されているそうです。

実はシンガパドゥではつい最近、村の合同葬儀があったばかりなのですが
ご家族の強い希望で、単独で、盛大な火葬式をしたいということで
その合同葬儀がすっかり終わるまで式を延期したのだそうです。
なので亡くなってからなんと一ヶ月近く、デンパサールの病院でご遺体を預かってもらっていたとか。

シンガパドゥやバトゥブランの村々ではふつう、Jaba(ジャボー=平民階級)の火葬式は
牛や動物を象った煌びやかな棺(遺体を入れて焼く)は作らないのですが、
タングーさんは生前、多くのご神体を彫った方でもあり、錚々たるトペン演者たちにタプルを誂えてきた方だけに
村人たちも「ぜひお坊さん並みの豪華な乗り物を」と一致団結したそうで、
家の前には立派な牛を象った棺が準備されていました。
火葬式当日のバレ・ガンジュール(行進用ガムラン)はスダマニのメンバーが担当します。

さて、そんなこんなで休日も終わり。
(なんか休日って感じじゃなかったなー)
明日からまた頑張りましょう!



今日も寒〜いバリの夜です。













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