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小千谷紬の袷 … 仕立て上がり時の覚え書き

2010-12-10 | 着物
12月3日に仕立てあげた小千谷紬の袷の着物。 押しも終わり たとう紙で借り仕舞していたものを 今日写真に撮りました。

この紬の色は 赤福のあの上品な小豆あんの色にそっくりなのに、私のデジカメでは色が出ません。 残念です。

渋めの紫というか、あずき色は大好きな色です。

この反物はネットで買ったもの。 たぶんヤフーのオークションだったと思うのですが、何年も前のことでもないのに、はっきりと覚えていません。 (もしかしたら 去年?)

惹かれたのは 色と柄なのですが、最終的な決め手は伝統工芸品のマークでした。

伝統工芸品のマークが付いていれば、ネットで買ってもそんなに大きな失敗にはならないだろうとの思いでした。



今回は とびとびの柄が一方付けに入っていたので デジカメでいくつか写真をとって 柄の配分を決めました。

もう一つ 今までと変えた仕立ては 裾を2分ほど細くしたことです。


クリックで拡大図へ

ヘラ付けは上のようにしたのですが、いつもとの違いを比べて 印を入れてみると下の図のようになります。

クリックで拡大図へ

そして その差をわかりやすくしたのが次の写真です。



この仕立て方は 初めての袷を仕立てて実家の母に見せた時に 私の体型だと、裾を細く仕立てる美容仕立てにした方がいいと言われて知ったのが最初です。

しかし母は自分では仕立てはしないし、膝上ぐらいから裾にかけて細くすればいいような事を言ってくれただけでした。

そして その疑問と問題点を解決してくださった方が 会ったこともお話したこともない相模原の仕立屋というウェブサイトを立ち上げているちあきさんという方でした。

次回は ちあきさんという私の仮想空間での和裁の師について 書きとめようと思います。

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