罰金

ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。


さて・・・今日がっかりしたことがひとつ。


人生ではじめて駐車違反切符を切られてしまたんですーーー。


それがですね、なんと自分の職場の駐車場に止めていたら、なんですよっ（怒）。



うちの職場の駐車場って、ハミルトンのいわば繁華街にありまして（とは言っても所詮ハミルトンなんで、新宿の歌舞伎町とか想像しないでくださいね）、

「社員専用」という看板が道路標識と同じ素材で掲示されていて、そこに一般人が駐車すると罰金がかかります。

罰金は、警察とは別の「トラフィックワーデン」と呼ばれる人たちが駐車違反専門に取り締まっているんです、ニュージーランドでは。

みんなおそろいの帽子をかぶっているので遠くからでもトラフィックワーデンだ！って分かるんですけどね

かなりの頻度で見回っているので、10分無断駐車しただけでも運が悪ければ罰金の書かれた切符がワイパーに挟まっていたりして、かなり嫌われている職業のひとつ。

スピード違反などと違って、違反駐車の罰金は払うだけで免許証の記録には残らないんですが

私まさか仕事中に切符切られてるとは思わなくて、びっくりしましたよ。

何が起こったのかだいたい想像できているんだけれど・・・。


駐車場のロケーションがまず問題なんですね。

「社員専用」の看板が、土日をはさむと月曜日にはすでにもぎ取られていたり、曲げられていたり、とにかくいつもいたずらをされた状態なんです。

今も実は餃子のように半分に曲げられていて、もちろん「社員専用」なんて文字は見えない。だから知らない人がそこに停めてしまうんですね。

そういう時、私は同じ駐車場内で別の場所に停め、車の中に説明書きを残しておきます。

だって、職場が市役所に家賃を払っているんですよ、駐車場の１台分のスペースも込みです。

それが誰かに取られちゃってるんだから、他の場所に停めても仕方がないじゃないですか。同じ市役所の駐車場なんだし。


これまでそれで問題は無かったのに、今回はもしかしたら事情を知らないワーデンが見回りに来たのかも知れません。

車の中に職場の連絡先と説明のメモを残しておいたにもかかわらず、罰金が
ワイパーにはさまっていて、超がっくり。

でも絶対に私の落ち度じゃないと思うので、市役所に問い合わせてみました。


どうやら罰金に不服の場合、文書で異議申し立てをすれば審査してもらえるということでした。

たかが40ドル、でも40ドル。

理由のない罰金は払いたくないから手紙書きましたよ。

今までワーデンさんたちって敵対視されてかわいそう、と思っていたけど、なんだか憎む気持ちが分かりました（笑）。


いまハミルトン市内はほぼ全域、ワーデンが見回ってます。

うわさによると政府（というかこの場合は市ですね）お金が足りないから一生懸命「かせいで」いるんだって。いろいろと。

先週の話なんですけれど、ハミルトンで4月に行われたV8のストリートレースで、レースコース沿いに住む人たちが、自分の家の屋根に上ってレースを観戦したことに対して「罰金」が取られそうになったんですよ。

理由は「屋根に上ると危険だから」。

これにはいろんな人が反対を申し立て、市は結局罰金を帳消しにしました。

屋根に上って危険だと罰金を取られるなら、屋根の修理をしてても罰金を取られるのか！とか、結構新聞の読者欄で市の対応を批判する意見がたくさん載ったわけですよ。




・・・・のんびりしていそうなニュージーランドなのに、意外とこういうの、細かいんです。


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職場の目の前での事故。
大きなトレーラーがひっくり返ってました。。。。
大きな音がして何かと思ったら。

幸いけが人もいないようで、片付けの車がすぐきましたよ。
（オレンジのバリケードはもともと工事中のところへ設置されていたものです）