こんにちは
ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。
そうなんです。
ドラと私、実はいまテレビのプロダクション会社からしつこくテレビに出ろと電話攻撃かけられてまして・・・・
話せばながーーーーーくなるんですがね。
いえ、ドラが犯罪を犯したとかそういう物騒な話ではなく。
ましてや人命救助をして警察署から表彰を受けたというような立派な話でもなく。
ニュージーに在住の方なら一度は見たことがあるかも知れませんが、テレビNZ系列で放映されていた
Neighbours At War
直訳すると「隣人戦争」とでもいいましょうか。
このシリーズがまた近々放映される予定らしいんですがね。
隣人との関係ってなかなか微妙なものがみなさんありますよね。
東京では塀や土地の境界線をめぐっていざこざがよく聞かれますが、マンションでの騒音やピアノの音、ゴミの出し方などなど、昨日までは口を利いていた隣人がある日を境に急にこちらのことを無視するようになった・・・というのはニュージーランドでも割りとあるようで。
じつは隣のおばあさん。
このブログでもさんざん過去に書いているんですが、大雨が降ったときに雨水の行き場がなくてこのお隣とうちとの間にちょっとした「池」ができるんです。
それを過去いろいろな手段で嫌がらせをうちが受けてまして・・・。
ある日を境に口を効かなくなって2年くらいたつでしょうかね。
おばあさん、市役所へこっそり苦情を届けたり
市役所で埒が明かないと気づいた後は地元の国会議員事務所へ苦情を届けたり。
実は市役所も国会議員事務所も、ドラが誠意をもって説明し担当者が状況を実際に見たあとは、おばあさんの土地からも池に水が流れ込んでいることは明らかで、法的にうちを罰するとか強制的に大工事をさせるとかはできないという決定をしているのですが、それがこのおばあさんにとっては
「市役所も国会議員も無能の役立たず」ということで
とうとう、テレビ局へ話を持っていってしまったのです(呆)。
日がな一日、きっとやることも少なくて、洪水のことばかり考えているんでしょうかね。
このテレビ製作会社が最初にアプローチしてきてから、うちは一環して「テレビには出ない」というスタンス。
この番組、喧嘩をしている隣人の仲介をしてくれるという趣旨で、もしもテレビに出たとしたら、おばあさんと「仲良し」になるという顛末になるはずなのです。
口を利かなくなる前は顔を見れば何か文句を言われない日はほとんどなかったくらい愚痴の多いおばあさんなので、
ドラも私も「仲良くなんかなりたくない」(笑)んです。
しかも番組でわざわざ家の中を見せたりするなんて。
やじゃないですか。おばあさんが勝手に番組に応募しただけなのに。
なのに、なぜか番組製作者はほかにも「200件くらいの応募があった」という割りに、うちのケースに目をつけた。
そしてある日の日曜日の午後、隣の家の前にテレビ局からカメラを担いだ撮影隊が来ているじゃありませんか。
さんざんうちは「出ません」と言ってあったので。
だから撮影隊も堂々とはうちのインタビューは出来ないけれど、
なんとかドラを家の中からおびき出そうと、わざとカメラを家のまん前に構えて、ずーーーっと撮影している(たぶんフリ)。
たまに角度を変えたり、庭の中を覗き込むようなアングルでカメラを構えて、うちらが中から(フィルムが貼っている窓なので外からはほとんど見えない)見ているのを承知で、ドラの忍耐を試すかのようにずっと動かず・・・・・・
車があることから家にうちらがいることは知られていて
でも特に出かける用事もなかったので数時間放っておいたわけなんですけれど(すごい粘り強い撮影隊(笑)。オークランドからわざわざ来たからにはドラの顔を映すまでは帰れないというところでしょうかね)
さすがに数時間たちっぱなしというのにも疲れてきたのか、うちらが家にいるということに油断したのか隣の家にまた全員で入っていったんです。
チャーーーーンス!
ドラと私、さっさと支度して買い物に出かけることに。
さすがに車を発進させるまではドキドキしたけれど(悪いことをしているわけでもないのにね)。
30分後にどうなったか気になったので、別の道から遠回りをして家の前に車があるかどうか様子をみようということになって、30メートルくらい離れたラウンドアバウトを「なにげなく通り過ぎ」ながら家の方を観察したら
うちらが出かけたことを発見して途方にくれた撮影隊の3人が家の前で腕を組みながらなにやら真剣な顔をして(たぶん真っ青にもなっていた)額を寄せ合っているのが見えて
うちらはそのままラウンドアバウトを通り過ぎ、日曜日の午後をショッピングやコーヒーを楽しむことに。
2時間ほどたってまた遠くから様子を伺ってみたら、車も撮影隊も引き上げたあと。
しっかり閉めたはずのうちの門がだらしなく半開きになっていたことから、たぶん撮影隊が家のドアまで来たんじゃないかしら。
それから「番組が本当に放映されるのか」という嫌がらせのような催促の電話を隣のおばあさんから毎日、特には日に二三度受けるようになったのは、プロダクション会社。
いまだにドラに電話で「なんとか出て欲しい」「隣のおばあさんと仲良くなりたくないのか?」「おばあさんの言い分だけで番組を作って「悪者」になってもいいのか」となだめすかし、脅しありとあらゆる手段で説得を試みる制作会社。
ここまで来るともう笑い話というか、うちも最後まで「出ない」とどうなるかというのを見たくて、いまだに首尾一貫
で・ま・せ・ん
といい続けてます。
万が一、洪水で文句たらたらのおばあさんが一方的に苦情をいうストーリーがこの番組で放映されたら、それはうちです(笑)。
こうお楽しみに。
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ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。
そうなんです。
ドラと私、実はいまテレビのプロダクション会社からしつこくテレビに出ろと電話攻撃かけられてまして・・・・
話せばながーーーーーくなるんですがね。
いえ、ドラが犯罪を犯したとかそういう物騒な話ではなく。
ましてや人命救助をして警察署から表彰を受けたというような立派な話でもなく。
ニュージーに在住の方なら一度は見たことがあるかも知れませんが、テレビNZ系列で放映されていた
Neighbours At War
直訳すると「隣人戦争」とでもいいましょうか。
このシリーズがまた近々放映される予定らしいんですがね。
隣人との関係ってなかなか微妙なものがみなさんありますよね。
東京では塀や土地の境界線をめぐっていざこざがよく聞かれますが、マンションでの騒音やピアノの音、ゴミの出し方などなど、昨日までは口を利いていた隣人がある日を境に急にこちらのことを無視するようになった・・・というのはニュージーランドでも割りとあるようで。
じつは隣のおばあさん。
このブログでもさんざん過去に書いているんですが、大雨が降ったときに雨水の行き場がなくてこのお隣とうちとの間にちょっとした「池」ができるんです。
それを過去いろいろな手段で嫌がらせをうちが受けてまして・・・。
ある日を境に口を効かなくなって2年くらいたつでしょうかね。
おばあさん、市役所へこっそり苦情を届けたり
市役所で埒が明かないと気づいた後は地元の国会議員事務所へ苦情を届けたり。
実は市役所も国会議員事務所も、ドラが誠意をもって説明し担当者が状況を実際に見たあとは、おばあさんの土地からも池に水が流れ込んでいることは明らかで、法的にうちを罰するとか強制的に大工事をさせるとかはできないという決定をしているのですが、それがこのおばあさんにとっては
「市役所も国会議員も無能の役立たず」ということで
とうとう、テレビ局へ話を持っていってしまったのです(呆)。
日がな一日、きっとやることも少なくて、洪水のことばかり考えているんでしょうかね。
このテレビ製作会社が最初にアプローチしてきてから、うちは一環して「テレビには出ない」というスタンス。
この番組、喧嘩をしている隣人の仲介をしてくれるという趣旨で、もしもテレビに出たとしたら、おばあさんと「仲良し」になるという顛末になるはずなのです。
口を利かなくなる前は顔を見れば何か文句を言われない日はほとんどなかったくらい愚痴の多いおばあさんなので、
ドラも私も「仲良くなんかなりたくない」(笑)んです。
しかも番組でわざわざ家の中を見せたりするなんて。
やじゃないですか。おばあさんが勝手に番組に応募しただけなのに。
なのに、なぜか番組製作者はほかにも「200件くらいの応募があった」という割りに、うちのケースに目をつけた。
そしてある日の日曜日の午後、隣の家の前にテレビ局からカメラを担いだ撮影隊が来ているじゃありませんか。
さんざんうちは「出ません」と言ってあったので。
だから撮影隊も堂々とはうちのインタビューは出来ないけれど、
なんとかドラを家の中からおびき出そうと、わざとカメラを家のまん前に構えて、ずーーーっと撮影している(たぶんフリ)。
たまに角度を変えたり、庭の中を覗き込むようなアングルでカメラを構えて、うちらが中から(フィルムが貼っている窓なので外からはほとんど見えない)見ているのを承知で、ドラの忍耐を試すかのようにずっと動かず・・・・・・
車があることから家にうちらがいることは知られていて
でも特に出かける用事もなかったので数時間放っておいたわけなんですけれど(すごい粘り強い撮影隊(笑)。オークランドからわざわざ来たからにはドラの顔を映すまでは帰れないというところでしょうかね)
さすがに数時間たちっぱなしというのにも疲れてきたのか、うちらが家にいるということに油断したのか隣の家にまた全員で入っていったんです。
チャーーーーンス!
ドラと私、さっさと支度して買い物に出かけることに。
さすがに車を発進させるまではドキドキしたけれど(悪いことをしているわけでもないのにね)。
30分後にどうなったか気になったので、別の道から遠回りをして家の前に車があるかどうか様子をみようということになって、30メートルくらい離れたラウンドアバウトを「なにげなく通り過ぎ」ながら家の方を観察したら
うちらが出かけたことを発見して途方にくれた撮影隊の3人が家の前で腕を組みながらなにやら真剣な顔をして(たぶん真っ青にもなっていた)額を寄せ合っているのが見えて
うちらはそのままラウンドアバウトを通り過ぎ、日曜日の午後をショッピングやコーヒーを楽しむことに。
2時間ほどたってまた遠くから様子を伺ってみたら、車も撮影隊も引き上げたあと。
しっかり閉めたはずのうちの門がだらしなく半開きになっていたことから、たぶん撮影隊が家のドアまで来たんじゃないかしら。
それから「番組が本当に放映されるのか」という嫌がらせのような催促の電話を隣のおばあさんから毎日、特には日に二三度受けるようになったのは、プロダクション会社。
いまだにドラに電話で「なんとか出て欲しい」「隣のおばあさんと仲良くなりたくないのか?」「おばあさんの言い分だけで番組を作って「悪者」になってもいいのか」となだめすかし、脅しありとあらゆる手段で説得を試みる制作会社。
ここまで来るともう笑い話というか、うちも最後まで「出ない」とどうなるかというのを見たくて、いまだに首尾一貫
で・ま・せ・ん
といい続けてます。
万が一、洪水で文句たらたらのおばあさんが一方的に苦情をいうストーリーがこの番組で放映されたら、それはうちです(笑)。
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