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にゃんにゃん奮闘記3

2009-03-09 03:13:24 | ボランティア
「写真を撮ってもいいですか?」のひとことがなかなか言い出せず、未だにこのトピックでの画像が一枚もありません。

実は私初対面の人と話をするのが恥ずかしかったりします。

そうは見えないと皆さん口を揃えておっしゃるんですが(夫を含め)、本当です。

たとえば観光地で夫と二人で写真を撮りたい時、「撮ってください」がなかなか言えずにぐずぐずする、そんな奥ゆかしい(笑)ところがあるので、肝心なところで「思い出の一枚」がなかったりします。


というわけで今日も文章だけですみません。




さて。

ワイカトSPCAでのボランティアもすっかり慣れて、私の役割分担というのもはっきりしてきました。

私の仕事はずばりいうと、朝の

猫のトイレ掃除係

ケージのひとつひとつからトレイを出して、汚物をゴミ箱へ捨て、洗って消毒して、夕方の当番の人のために新聞紙や砂を引いて準備しておきます。





ところでね、タフィが私の猫第一号なので、そんなものかと思っていましたが、
他の猫ちゃんって皆小柄なのですね。いまさらですが・・・。

ケージからひょっこり掃除中に出てしまったとしても、皆軽いので楽々捕まえられるんで逆にびっくりしたくらいです。

なにせタフィだと両手でしっかり腰を落として持ち上げないとぎっくり腰になる可能性があるもんで(笑)。



でまあ、トイレの掃除なんですが、数あるので結構時間がかかるんです。
どんなに速く動いても、1時間半は全工程でかかります。
猫のボランティアの手が足りないといっていましたから、私が来る前はひとりの人が全部なにもかもやっていたのかも知れません。
私がいる時は、その人はケージの中の掃除に専念できます。

まあ、大したことはしてませんが、こまごましたものを片付ける手があるだけでもだいぶ負担は減るはずですよね。



いつか「ごはんの係り」に昇進できるように、頑張ります(笑)。




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にゃんにゃん奮闘記2

2009-03-02 22:01:37 | ボランティア
「にゃんにゃん奮闘記」と題してシリーズでお届けしている、ニュージーランド、ハミルトンの「ワイカトSPCA」でのボランティアのお話です。

今日はその2回目。

さて・・・・

今回は思わず「にゃんにゃん奮闘記」じゃなくて「わんにゃん奮闘記」にしておけばと後悔しました。


なぜならば、今回のボランティアではなんとニャンコだけではなく、ワンコたちのお世話もちょっとさせてもらえたからです。

SPCAにいるほとんどの犬たちは過去につらい思いをしています。だから例えば人が檻の前を通りかかっただけで飛びつこうと檻に体をぶつけてくるワンコがいたり、ごはんを全然食べない子もいます。

そんなワンちゃんたちもSPCAの人みんなの愛情で少しずつ人間と共存できるように訓練中。

で私が何をやったと言いますと・・・元気な子犬たちにごはんをあげる係り(猫の世話が早くおわっちゃったもので・・・)役得ですねー。

8匹くらいいたんだけど、大型犬の子犬って大きいんですね(笑)。ダックスフントしか飼ったことがないのでびっくりしちゃいました。

運動場にお皿を置いて檻から誘導させるんだけど、いっせいにあちこちにいっちゃうので、こっちの子をつかまえたら別の子があっちにいっちゃう、みたいな楽しい追いかけっこになりました。

檻の中にいっぱい落ちていたウンチの掃除をして、きれいな所に満腹になった子犬とお母さん犬に戻ってきてもらい、それだけでやりがいを感じてしまいましたよ。


次にごはんをあげたのが、ジャーマンシェパードミックスとおぼしき、こちらも大型犬。

ごはんに反応するというより、持ってきた私の方に反応。
3匹でSPCAに引きとられてきてスペースの関係で他の2匹とは別に外の小屋で寝泊りしています。
だからか私が近づくと撫でて!撫でて!と体を押し付けてくる。
私もかなり長い間体に腕を回して話しかけました。

なかなかビスケットを食べようとしなくて、相談したらお肉を混ぜたらどうかというので、缶詰を混ぜてもらって再度持っていったらやっと少しずつ食べていました。

こんなにかわいい犬たちなのになぜSPCAにいるのでしょう。



ところで・・・私もまだ週末以外の人たちに会ったことがなく全員がそうだとは言い切れませんが、

犬の係りと猫の係りって、なんかいかにも犬を世話していそうな人と猫の世話をしていそうな人たちなんですよ。


犬の世話を週末している女の子。

髪をピンク染めて、ピアスをいっぱいしていて、結構社交的。

いつ見ても黒の上下(タンクトップにジーンズ)で、花柄の長靴を履いています。

もう一人の犬の担当の子も、髪が一部ピンクで唇にピアスがついています。
お互い友達同士なのかは未確認。

でも歩き方もきびきびしているし、その子たちが猫と一緒にいるところが想像できません。


一方私に指示をしてくれる女の子。

めがねをかけていて、内気そうに小さな声で話します。

趣味を聞いたらきっと読書とか編み物とかいう答えがきっと返ってくるんじゃないかというタイプ。
彼女が犬を散歩させているところが想像できません。

飼い主とペットって見た目が似てくるなんて説もあるとおり、ある程度世話をする動物のタイプってあるんじゃないかと、まあ週末のひとたちだけなんで断言はできませんが・・・


私はそうなると、どちらかというと犬タイプなんです。
髪はピンクじゃないけれど(笑)。家で読書や編み物よりは散歩に出かけたり外に出るのが好きです。


でももちろん猫も好き。


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もう少し慣れたら動物たちの写真を撮らせてもらえるようにお願いしようと思ってます。

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にゃんにゃん奮闘記1

2009-02-24 08:26:57 | ボランティア
ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。

みなさんこんにちは。


さて。唐突ですが・・・

わが家のボス、タフィは

キャットプロテクションリーグ」(このリンクのページにタフィが載っています)

という猫専門の保護団体から譲り受けました。

来たばかりのころのタフィ


ハミルトンには他にも「ヒューメーンオルターネーティブ」という団体や、猫ばかりではなく動物なら大小なんでも保護するワイカトSPCAというよく知られた団体があります。



色んな人たちが色々な団体でそれぞれ動物のためという同じ目的で一生懸命活動されていて、私もこう何か無性にそういうことをしなくは・・・という気持ちが募って、しばらく前から週末空いた時間帯にSPCAでお手伝いするようになりました。

まだ数回なんですけどね(笑)。


せっかくなのでどんな感じなのか紹介すると、SPCAは動物保護施設の中では組織としてかなりきちんと運営されている印象があり、

たとえばボランティアとはいえ運転免許証が必要だったり犯罪歴をチェックしたり。それにRefereeが2人必要など、就職応募なみのチェックですね。

Refereeというのは、SPCAが連絡したとき申込者の身元や人柄を保証してくれる人のことで、勤務先の上司や、学生であれば教授などある程度社会的地位のある人を書きます。

それからボランティア開始前に必ずオリエンテーションに参加して、職場安全講習や動物の扱い方などを教わる必要もあります。


このオリエンテーションはたっぷり2時間くらいかかり、それだけ守るべきことも多くこの時点でボランティアでも責任のある仕事という認識がしっかり出来るのだと思います。

担当部署もこの時決まりますが、自分の希望が必ず通るわけでもありません。

たとえばいくら犬が好きだからといっても犬を扱ったことのない人は犬の担当にはなれないのです。

犬の散歩だけやりたい、と思っても実は散歩係りが一番色々決め事があり、責任も重大だったりします。

散歩の途中万が一何かあった場合(他人に怪我させるなど)、犬の安楽死という最悪の事態もありえるからです。

私は当然猫担当。


猫担当は「キャットパーソン」、犬担当は「ドッグパーソン」と呼ばれ、時間によってはビジターの案内など体力を要さないお仕事もありますが・・・ほとんどは裏方なのでそれなりに体力を使うことも・・・。

ボランティアのほとんどの仕事がいわば規模の大きい家事のようなもの。

山ほどのワン・ニャンの毛布をグオングオン洗濯機を回して、干す・・・・
山ほどのフードボールをひたすら洗い、タオルで拭く。
山ほどの猫のおトイレを回収して、洗い消毒し、砂と新聞を敷いて重ねる、などなど・・・・

もくもくとこんなことをやるわけですが、みなさん忙しいので、こっちから「次は何ですか?」と通りかかる人をつかまえて仕事をみつけなくてはいけないので、ある程度ずうずうしさ?も必要かも。

まあおばたりあん(死語か?)の私には問題なし(笑)ですが・・・・


興味がある人は、直接SPCAから申込書をもらってきてください。
もらってびっくり!の分厚い書類なので記入に時間がかかります(笑)。


ちなみにワイカトSPCAはちょっと不便な場所にあり、お隣がアニマルコントロールという、たとえば犬の届出をしたりする事務所で、さらにその隣がドッグ・コンパウンド・・・・・つまり収容所となっています。


今日もクリックよろしく

まだまだ分からないことばかりで、突っ込んだ記事がかけないのですが、これからたまにSPCAでの様子なども伝えていきたいと思っています。


ボランティア特典は時間があるときにニャンコたちとスキンシップし放題。

ワイカトSPCAホームページ(英語)

Cats Protection League
PO Box 15102 Hamilton.
Phone: 07 847 5645 (answer phone) or 021 185 4627

Humane Alternative Cats Group Inc.
P.O Box 12190, Hamilton. Phone: Norma 07 824 3792

キャットプロテクションリーグのタフィーの記事の訳です。

ーーーーーーーーーーーーーー
2007年に当シェルターから引き取られたタフィの新しい飼い主さんがそのタフィーが素晴らしい猫になったというお話しをみなさんと分かち合いたいとメールをくださいました。
私たちもタフィーは陽だまりで彼の落ち着ける場所を見つけたんだな、と思っています。

「今日そちらのウェッブサイトでたまたまヌードル君が新しい家でかわいがられている話を読んで、私もメールをしました。ヌードル君の飼い主さんが「もっとたくさんの人が成猫でも素晴らしいペットになれるんだということに気づいてほしい」という言葉に心から賛同したからです。

2007年4月にルスさんのシェルターからタフィーをつれて帰ってからというもの、タフィーは私たちの「ベイビー」となりました。すでに3.5ー4歳という成猫、私たちは猫を飼うのはまったくはじめてでした。

大人になってしまった猫は新しい家族を見つけるのが子猫に比べて難しいと知っていたのでもらう猫が何歳でもかまわなかったのですが、そこにタフィーがいたのです。

かわいい子猫たちをはじめ、いろいろな猫を見せてもらいましたが、タフィーを見た瞬間から目が離せなかった私たち。タフィーは大きな子です。実際にタフィーを見た人はまず「大きいね」と驚きます。
性格がとてもよく、まだ一緒に遊んでもくれます。
どこで爪とぎをするのかすぐ覚えて家具に傷をつけることもありません。タフィーとの出会いはまさに「恋に落ちる」と言った感じ。
他の人も猫をもらうときは選択の幅を広くしておくべきだと思うのです。
タフィーはいまや大きな庭のあるじ。昼寝をする木陰だって、よじ登る木だっていまやよりどりみどりです。

シェルターのみなさんの素晴らしい活動に心からお礼を申し上げます。
コメント (5)
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