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深情密碼~総括~

2006年09月26日 11時46分16秒 | 台湾ドラマのてんこ盛り
今日は、総括です。

戚偉易(周渝民 飾)
大企業の御曹司。12歳の時、入院先の病院で、口のきけない深深と出会いました。そして、2人だけの秘密の場所を見つけ、2人は心を通わせていきます。しかし、彼は深深に電話番号を残して、退院してしまいました。そして、13年後再び運命が彼らを引き合わせます。

初めの頃は、うわぁ、なんか嫌な奴!と思っていたのですが、13年後、深深と再開してからどんどん彼は変わっていきました。彼女の温かさに触れ、本当の彼の姿が見られるようになって来ました。役柄の上でも変わっていったのと同時に、仔仔の演技にも、引き付けられていきました。顔の表情、仕草に、あっ、今までの彼とは違うぞと感じました。
また、御曹司役だったので、衣装はほとんどスーツでした。よく似合ってました。今回、ワイシャツも、黒やパープルなどが多かったので、個人的にも
白のワイシャツもいいけれど、カラーワイシャツが似合う人が結構好きなんです。また、意表をついたのは、彼の黒タンクトップ姿でしたね。
今回は、若くしてガンに侵され、死んでしまうと役どころでしたが、立派に演じきりました。

趙深深(朴恩惠 飾)
12歳の時、交通事故に遭い、そのショックで口が聞けなくなりました。そして、その時に運ばれた病院で戚偉易と出会います。また、お母さんが自分の所へ来る途中交通事故でなくなってしまい、その後、父親の知り合いだった左おじさんの元に引き取られ、左鈞と兄妹のように育てられます。そして、13年後、再び偉易と再開することに。

最初、画面で彼女を見たときの正直な感想は、「え~、この子がヒロイン?」でした。でも、ストーリーが進むにつれて、パクさんのキリリとした美しさが、深深の凛とした強さと重なってきて、この役柄にぴったりだと思いました。
以前彼女が出演した番組「桃色蛋白質」で、手話の台詞を覚えるのがとても大変だったと言ってましたが、ドラマの中で相手は中国語の台詞で、それに合わせて手話で台詞を言うわけだから、間とかタイミングの取り方きっと難しかったでしょうね。

左鈞(許志安 飾)
自分のせいで、深深の口がきけなくなったことに責任を感じており、彼女のことは一生自分が守ると決意します。兄妹のように育ってきましたが、彼は深深を愛し始めていました。
そして、偉易に対して、激しい嫉妬の炎を燃やします。しかし、偉易の存在は、彼女にとってかけがえのないものであることを知って、深深の幸せを願うようになりました。

「妹」に対する愛情から、趙深深という一人の女性に対する愛情に変わっていきました。
愛するがゆえに、逆に彼女を束縛し、傷つけてしまった。私も、見ていて、「愛情が重すぎる~。」と感じました。でも、なんとか彼女に自分を愛してもらえるか必死だったんですよね。でも、最後は、深深の幸せを一番に考えてくれて。
安仔の演技初めて見たんですが、ほんと素晴らしかったです。何度泣かされたことか!

米曉光(雅妍 飾)
雑誌編集者。偉易と、ロンドン留学時代に出会い、その後婚約します。彼の心の中にずっと深深が存在していたことを知り、激しく嫉妬し、深深に辛く当たったりもしました。偉易が<責任>を取って婚約解消をしても、彼を愛し続けています。

最初の頃の彼女の嫉妬すごかったですよね。それにあわせて、メイクも濃かったような気がしました。でも、偉易が何でも話せる唯一の人だったよう思います。自分の病気のこと、死への恐怖などなど。それに応えて、彼女も偉易を支えてあげていますしね。この役どころを見て、自分だったら曉光の立場になりたいと思いました。

黄至(王傳一 飾)
曉光が大好き。彼女が偉易を追いかけていても、めげてません。また、曉光が辛い時は一緒にいて励ましてくれた男の子です。いい子だ~!

黄至玲(林美秀 飾)
この人のおかげで、暗くなりがちなストーリーが、明るくなりました。おっせかいで、めんどう見の良いお姉さんでした。

左伯伯(粹帆 飾)
左鈞の父親。息子を心配し、また深深の幸せをいつも願っていました。この俳優さんの演技好きでした。それから、ドラマの中で、よくおじいちゃんが、夏に着るような肌着を着ているシーンが結構あり、私にとってはツボでした。おやじ~。

徐莉(陳佩騏 飾)
董事長の別れた娘。戚家に恨みをもっており、復讐しようとしました。
初めて、見たときから、「わ、いかにも冷たそう。」な雰囲気の女優さんでした。でも、最後の最後でよい人に。

漢新
偉易のロンドン時代からの親友。青島で医師をしており、偉易の主治医。曉光ともロンドンの学生寮で知り合う。そして、彼女のことが好き。
私は、この俳優さんを見て、ちょっと目がになりました。

手語(手話)
深深は、口がきけない為、手話と筆談で会話をしていました。
ドラマの中で、病院内で初めて彼女に出会った、戚ママの台詞にこんなのがありました。
「手話は言葉よりストレートに気持ちを表すことが出来るのね。」
私は、日本で働いていた時、職場の手話サークルに入ってました。そこで、私も戚ママと同じようなことを感じました。まどろっこしくないというか、スパーンと相手に伝わるし、自分も受け取ることができるんですよね。
そうそう、劇中の手話の中には、日本の手話と同じ表現だったり、似ているものもありました。「お母さん」「幸せ」「嬉しい」など。

印象に残った台詞
曉光「たった3ヶ月の幸せでも、幸せに変わりはない」
偉易「一番好きな人が、辛いことを取り除いてくれる、薬なんだね。」

昨晩、このドラマは終わってしまいました。最初は、仔仔が出演しているから、話題のドラマだからという理由で見始めましたが、そのストーリーにグイグイ引きこまれていきました。毎週日曜日が待ちどしかったですから!今までに、こんなにはまったドラマは、ありませんでした。それくらい良いドラマだったと思います。それから、来週から、日本でも放映されますね。
私は、これから小説とDVDを買って、ロケ地巡りをして、まだまだ「深情」の世界に浸りたいと思います。
最後に、突然始めた、つたない翻訳に付き合ってくださり、ありがとうございました。




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2 コメント

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あらすじ読ませてもらっただけで・・・。 (kazuko)
2006-09-29 10:36:57
泣いちゃいました。最終回のあらすじ(byちゃいれんさん)読んだだけで。

このお話のつくりと、仔仔たち演者のがんばりがすばらしかったんだとわかりました。

回を追うごとに、演者の一人一人が成長していってるように思えました。

ちゃいれんさんの思い入れも、回を追うごとにエスカレート。わかるわ~。



つたない翻訳どころか、情景まで見えちゃう脚本のようでした。こちらこそありがとうございました。さすが、ちゃいれんさんだ~。 で。 ご自身の次回作にも 期待をよせております~。

Unknown (ちゃいれん)
2006-09-30 11:13:08
>kazukoさん

翻訳、自分でやっていても楽しかったです。また、それと同時に、言葉選びの難しさも感じました。例えば、「我」を「俺」と訳すか「僕」と訳した方がいいのか。ちょっとしたことで、イメージも変わってしまうと思ったので。



え?自分の作品?何ですか?それ?(笑)

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