大好き!のてんこ盛り

Everyday is a special day!!

台湾カルチャーミーティング 2017.8.26.

2017年08月27日 22時51分24秒 | Weblog
「古本屋をリノベーションする 台湾書店の成長の裏側」 古書店経営者、編集者 傳月庵氏
「戰後台湾書店、誠品之前與誠品之後」というタイトルで講演して下さいました。

出版と書店との関係について
1950年代台北の例として重慶南路に書店は集まり、長さ1㎞の通りに100件もの書店が有り、それぞれが印刷したものをその場所で売っていたとの事。スクリーンには、1980年代の書店の例として【商務印書館臺灣分館】が映りました。この書店の本店は上海で、
1階が店舗、2階が出版社として1990年代まで上海のやり方を継承していたそうです。しかし残念ながら、現在は営業を終えており間もなく解体されホテルになってしまうそうです。また、2008年現在で49か所の地方都市のうち3分の1は書店がなかったとか。

1980年代
金石堂書店の出現。オーナーは紡績業で成功した人で、その儲けたお金をどこに投資したら良いかと考え、書店を経営するようになったとの事です。そして日本の【紀伊国屋書店】を模した本の並べ方や、売れ筋ランキングを行ったりしました。1990年代には、出版社は背表紙を出版社ごとに統一していったそうです。金石堂により、大型書店チェーンや本屋の商業化が始まりました。

1989年
誠品書店の出現。創始者吳清友氏は、「若者に広い世界を見てもらいたい」「台北の人たちの生活スタイルを高めたい」という考え
の下、書店を開いたそうです。それから金石堂書店との違いは、エリアに依った店舗作りをしているとの事です。
誠品の特徴として・・・

・台湾の本だけでなく、世界中の本が有る。
・殆どの日本の雑誌を取り扱っている。
・内装へのこだわり。
・座り読みOK。
・「誠品生活」で文具や、衣類の販売など

以上により誠品書店は、《本屋が人の生活に大きな影響を与えた》《台湾の本屋に光を与えた》との事。

独立書店
2009年本屋の数が減った為、政府が補助金を出したので多くの若者たちが、小さな書店を開店しました。2010年以降、本を読む人が減少。傳さんによれば、これらの書店は経営者のこだわり等を表現しているとの事です。また誠品に関係ある人が(以前勤めていたり、誠品を利用していた人)経営していたりするそうです。

いくつかの独立書店を紹介してくれました。
有河Book
淡水河に面した本屋。講演会や討論会なども行われる。経営者は、映画評論家。

水牛書店
本以外にも、オーガニック野菜や果物なども販売している。

書房味道
陶磁器など生活用品も販売。

最後にこんな事をおっしゃいました。
「文化と文明は違います。台湾は多元文化だけれど、人間としての文明はまだ努力が必要です。


講演を聴いて、台湾書店が日本の書店の影響を受けていたり、その影響を受けた書店が若者に影響を与ていた等とても興味深い
お話が聞けました。台湾の書店に行くのが増々楽しくなりそうです。

おまけ
誠品書店について参加者からいくつか質問があがりました。

Q雑貨がちょっと高めですが?
若者は、デパートで買うなら誠品でおしゃれな物を買いたいと思っているのではないでしょうか。だから多少高くても買うのです。
そして、誠品は書籍の割引はしません。それは《本に申し訳ない》という理由からです。

Q書籍以外を販売する事で百貨店への影響は?
百貨店と誠品へ行く人の層が違うので問題はありません。誠品は、文学青年の心を捉えたのです。

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バリバラ

2017年08月27日 19時32分26秒 | Weblog
去年、「この時期」に見られなかったのだが、本音で話し、オチもついてめちゃくちゃ面白かった!
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魏德聖監督トークイベント@台湾文化センター 2017.8.18.

2017年08月20日 23時17分53秒 | 台湾文化部
台湾映画「52Hz,I love you」のトークイベントに行きました。魏德聖導演以外にも出演者の小玉、小球、米非が登場しました。スミンは九州でライブがあるので、残念な事に欠席でした。司会の江口洋子さんによると、朝5時半頃にホテルを出発したそうです。


左から小玉、魏德聖導演、小球、米非。(一番左のノートを持っている方は通訳のサミュエル周さん、米非の後ろにいるのは同じく通訳の渋谷ゆうこさん。)

それでは、聞き取れたトーク内容を簡単に書いていきます。間違っていたらすみません。

Q:いつからこの映画の製作を考えていたのですか?

魏導:映画の公開でドイツに滞在していて、郊外のホテルに泊まっていました。でも時差の為に朝早く目が覚めてしまいました。そして朝食を食べていた時、庭に咲いている花がとても綺麗だったので、この物語を書かなくてはと思い、パソコンを引っ張り出して一字一字書いていきました。実は、チョコレート屋さんの男の子と花屋の女の子の恋愛物を昔から温めていたんです。

Q:キャストは、どうやって選ばれたのですか?

魏導:私は、音楽に詳しくありません。(バンドのボーカルを選んだのは)バンドのボーカルは、歌う以外にもファンとの掛け合いだったりなど雰囲気作りが上手いので探す事にしました。そして、友人などにどんなバンドのボーカルが良いか訊いたりして情報収集しました。You Tubeもたくさん見ました。

Q:出演のオファーを受けた時は、どうでしたか?

小玉:オファーを受けた時「まさか、ありえないよ~~~!!」と言って笑うしかなかったですね。知り合いに導演と同じ名前の魏さんがいるのでその人からだと思っていたけれど、あの大監督からだとは思わなかった。その後、「導演は音楽について分かっているのかなぁ?なんでミュージカル映画なんだろう?」と思いました。初対面の時は5分くらいで脚本を渡され、「君に決めた。」と言われました。

小球:何が何だか分からないまま事務所に連れて行かれました。そこで3~4時間話し込んでいましたが、なかなか導演が来ないので一旦バイクで家に帰りました。そしたら5分くらいして電話がかかってきて「君に決まった」と言われました。私は、てっきりテーマソングを歌うんだと思っていたし、これで私も人気が出るわ!と思いました。でも、お花屋さんの女の子を演じると知った時、なにーっ!」と反応してしまいました。
この映画の宣伝で、色んな国を旅する事ができました。そして日本にも来る事が出来ました。「導演ありがとう!」

米非:私は阿美族です。「映画に出てみないか?」と言われて、映画という言葉を聴いて即「やります!!」と返事をしました。この時点では、魏導の作品だとは分からなかったんです。オーディションの日に魏導の作品と知ったので、先住民の役で阿美族の歌を歌うのだと思いました。
それから、私たちは演技をする事が初めてなので緊張しました。魏導の作品に出演する事にとてもびっくりしました。脚本をいただいた時には、その役名の所に私の名前が書いてありました。「魏導、こんな機会を与えてくれてありがとうございます!」



Q:演技について特別なレッスンはあったのですか?

魏導:特別なレッスンは、していないですね。一般の俳優と変わらないです。誰がどの役かは、すでに決定していました。レッスン中は、それぞれを良く観察していました。

小玉:観察は6か月くらいと思っていたけれど、実際は3か月でした。

魏導:君は、そんなに観察する事はなかったよ(笑)

Q:トレーニング中に困った事は?

小球:難しかったのは、歌と身体表現でした。印象深かったのは、小玉とどうやって感情を高めていくか?でした。

Q:NGが最も多かったのは誰ですか?

米非:もちろん相手役のスミンです!バイクを運転しながら歌うのが難しかったです。現場で音を拾わなければならなかったので、20回以上NGを出しました。

魏導:NGは、彼らのせいではないんです。実際NGを出すのは、音楽プロデューサーなので。(歌が)何分のいくつテンポが速いとか遅いとか。

後の方でお話されていたのですが、7割は現場で音を収録されたそうです。

Q:林慶台さんを起用したのは何故ですか?

魏導:誰も思いつかない事をやろうと考えました。「セデック・バレ」で、彼は人を殺す役を演じました。今回は、パン屋の主人でとても優しい役柄です。また彼は、実生活では牧師なので歌も歌えます。

祝い。そして、すんごい方がお祝いに駆けつけてくれました。その人は・・・

永瀬正敏さん!!!



私たちも登場に驚いたのですが、監督はもっと驚いて「あー、びっくりしたよ!」と言ってあたふたしてました(笑)永瀬さんは、監督や出演者にたくさんのプレゼントを渡していました。小球は、「すごい感動してる。」と言って泣いてました(小球ったら、可愛い)。

永瀬さんに対して出演者は
小球:永瀬さんに会えて感動です。ハグしていいですか?(ハグされた後)満足です隣に座らせてくれてありがとうございます。

小玉:近藤監督として僕を叱って下さい。
永瀬さん:(しばらく考え込んで)「こっち来い!良く歌った!」
小玉:「ありがとうございます!!」



最後にフォトセッションをして終わりになりました。

  





 
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2017 Taiwanderful (2017.8.18.)

2017年08月19日 23時46分54秒 | GO,GO!演唱會!
2014年から始まったTaiwanderfulも今年で4回目。私は、皆勤賞で見に行ってます

まずは、映画「52Hz,I love you」出演者小玉(宇宙人),小球(元棉花糖),スミン,米非(小男孩樂團)によるミニライブ。
好聽な曲が多く、また4人のハーモニーが素晴らしく鳥肌が起ちました。

その後は、公開記者会見。もちろん魏德聖導演も登場しました。それから、12月16日から日本で公開決定 

ちなみに通訳はサミュエル周さん!司会に紹介されると歓声が上がりました。

                  

そしてライブが、始まりました。
まずは、陳惠婷。キーボードを弾きながら歌い、またその曲がすごく格好良かったです。Tizzy Backの時も良い曲が多かった
けれどソロもとても良かったです。

次は、鼓鼓(魔幻力量)。え?こんなに踊っちゃうの?って言うくらい踊ってました。初めて見たので、おぉ!と思いました。
それからアコースティックギターで「憨人」を弾語りをしてくれました。


ビール片手にライブを見るのは良いもんですな。

                   










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委托自己

2017年08月19日 00時14分26秒 | Weblog
音樂中委托自己
大聲音中委托自己
很開心的夜晚
是不是工作壓力解放了呢?
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拉麺

2017年08月17日 22時19分00秒 | Weblog
今天跟同事一起去拉麵店吃拉麺
這拉麵店同事推薦的,老夫婦營業的小小的店叫太陽軒
麺上面的叉燒很好吃!想起來流口水了


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南台湾新体験

2017年08月12日 22時19分28秒 | 旅のてんこ盛り
。<南台湾新体験 四県市展>というイベントに行って来ました。台南、高雄、屏東、澎湖の四県市がそれぞれの魅力を紹介しています。

各ブースには、名産品や雑貨などの「ご当地自慢」が並べられていました。え?こんな物が台湾で採れるんだと思ったりもしました。

 台南のブース。

 
魚やスイカのポーチ、本物そっくりで驚きました。台南のおばあちゃんたちが、心を込めて縫ったものだそうです。

 台南をイメージしたキャラクター。

 高雄のブースに展示されていた打狗啤酒。飲んでみたい!それからグラスもいい感じ。

 高雄をイメージしたキャラクター。



 
屏東のブースに展示されていた「港口茶」。屏東で茶の栽培が行われているなんて知らなかった。

 澎湖をイメージしたキャラクター。

 澎湖老花磚。美しくてうっとりしてしまった。



このイベントを見て来て、知らなかった事も知る事が出来、「南台湾はまだまだ奥が深いなぁ」と思いました。
パンフレットも色々もらってきたので、次の旅行の参考にしましょう。

おまけ1
  
四県市それぞれのパンフレットがおしゃれです。

おまけ2
 
「阿信巧克力農場」
のチョコレート。台湾でカカオが栽培されているんですね。



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南・台・湾

2017年08月09日 22時06分16秒 | 旅のてんこ盛り
いいね、いいね、いいね!!!


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真可惜的事

2017年08月07日 20時49分32秒 | Weblog
今日、台湾文化センターで「温又柔『真ん中の子どもたち』新刊発行記念」の講演に参加する予定でした。
でも、台風の影響で夜に風雨が強くなるとの事で参加を断念。

『真ん中の子どもたち』は、雑誌すばるに掲載された時に読み、色んな事を考えてました。
今回の講演会では作者温さんの生のお話を聴けるとの事でとても楽しみにしてました。

あぁ、ほんとにほんとに残念!





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日本也上映「星空」!!

2017年08月02日 22時46分45秒 | 亞洲電影倶樂部
日本上映「星空」確定了

10月28號開始在K's cinema上映,然後陸續全國上映

好開心 好開心耶

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