「そして父になる」(中文タイトル「我的意外爸爸」)を見てきた。
出生時の取り違えにより、6歳まで育てた「わが子」が実は「他人の子」だった。
母親は、なぜ「自分の子でない事に気づかないのか?」と自分を責めたりして、それでちょっと夫婦仲が
ギクシャクしてしまったり。
夫婦の周囲の人は簡単に「早く交換した方が良い」なんて言っていたけれど、きっと本当に心配しての
アドバイスだと思うけれど、簡単な事じゃないよね。ここまで育ててきたのに血のつながりがないから
「今日からお前の親じゃないから。」とは言えないよ。
だから「二人とも引き取らせて欲しい」と言った野々宮良太の気持ちが分からなくもない。
後々、野々宮の妻は「琉晴(実の子)が可愛くなってきた、でも慶多(6年育てた他人の子)を裏切って
いるようで申し訳ない」と夫に訴えるシーンがある。
結局両家の子供の交換は行われ、大人も辛い選択だけれど、子供は子供でこれまでの生活とは全く違う環境で
暮らさなければいけない。すごいストレスだと思う。元の家、お父さん、お母さんの家に戻りたくても
我慢してがんばっている。「子供は順応が早いから」というのは本当なのかな?
交換の日が近づいたある日、野々宮が慶多にデジタルカメラをあげようとして断られるのだが、その理由が
ラスト近くになって分かり、もう涙、涙、涙。
最後に「情か?」「血縁か?」ともし訊かれたら、私はやっぱり「情」と答えるかも知れない。
それから、この作品はアメリカでリメイクされるとか。アメリカでは(西洋では)、血縁や情をどのように
捉えているのか興味がある。俳優が血縁もなく、しかも国籍も様々な子供を養子に迎えたりするじゃない?
だから興味あるな。
本当に最後・・・鼻をすする音があちこちから聞こえていた。私もその中の一人だが。
出生時の取り違えにより、6歳まで育てた「わが子」が実は「他人の子」だった。
母親は、なぜ「自分の子でない事に気づかないのか?」と自分を責めたりして、それでちょっと夫婦仲が
ギクシャクしてしまったり。
夫婦の周囲の人は簡単に「早く交換した方が良い」なんて言っていたけれど、きっと本当に心配しての
アドバイスだと思うけれど、簡単な事じゃないよね。ここまで育ててきたのに血のつながりがないから
「今日からお前の親じゃないから。」とは言えないよ。
だから「二人とも引き取らせて欲しい」と言った野々宮良太の気持ちが分からなくもない。
後々、野々宮の妻は「琉晴(実の子)が可愛くなってきた、でも慶多(6年育てた他人の子)を裏切って
いるようで申し訳ない」と夫に訴えるシーンがある。
結局両家の子供の交換は行われ、大人も辛い選択だけれど、子供は子供でこれまでの生活とは全く違う環境で
暮らさなければいけない。すごいストレスだと思う。元の家、お父さん、お母さんの家に戻りたくても
我慢してがんばっている。「子供は順応が早いから」というのは本当なのかな?
交換の日が近づいたある日、野々宮が慶多にデジタルカメラをあげようとして断られるのだが、その理由が
ラスト近くになって分かり、もう涙、涙、涙。
最後に「情か?」「血縁か?」ともし訊かれたら、私はやっぱり「情」と答えるかも知れない。
それから、この作品はアメリカでリメイクされるとか。アメリカでは(西洋では)、血縁や情をどのように
捉えているのか興味がある。俳優が血縁もなく、しかも国籍も様々な子供を養子に迎えたりするじゃない?
だから興味あるな。
本当に最後・・・鼻をすする音があちこちから聞こえていた。私もその中の一人だが。
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