あやし小児科医院 第2ホームページ

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親の喫煙で子供の成績低下

2012-04-09 15:50:08 | Weblog

受動喫煙の機会が多いと、子供の読解や算数の成績が悪いとの研究を、米シンシナティ子供病院(オハイオ州)のチームがまとめ、2005年に米公衆衛生専門誌に発表している。受動喫煙の子供の健康への害は知られているが、知的能力への影響ははっきりしていなかった。

研究は、過去に米政府が全米で実施した健康調査の被験者になった6―16歳の子供で、たばこを吸わない約4400人が対象。ニコチンが分解されてできる「コチニン」という物質の血液中の量を測ったうえで読解、算数(数学)、論理的思考力、短期記憶力をテストした結果、人種や性差、経済状態などによる差を考慮しても、コチニン濃度が高いと読解、算数、論理的思考力の点数が低いことが判明。濃度が極めて低くても関連ははっきりしていた。

 

受動喫煙の子供への影響については、仙台市医師会の健康便りに山本蒔子先生が寄稿されています。

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http://www.sendai.miyagi.med.or.jp/update/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%A0%E3%82%88%E3%82%8ANo_.98.pdf#search='