チューブラ輪日記

プライベートにお仕事
カープに自転車などあれやこれや。

街乗りヘルメット。

2010-01-26 18:47:56 | グッズ

予想通りBuchi-Sugo MachineことわがBSM(ブリヂストン・モールトン)は未だ来ず。この来ない時間といいますか、恋い焦がれるひとときがヨイのですねー。どなたも御経験がおありと思いますが。
御大アレックス・モールトンが半世紀以上前に商品化したバイクを現代のテクノロジーでリニューアルしたこのモデル。フレーム構成もシンプルで代名詞となっているトラス構造のモデルより気に入っております。完成を目指す「BSM大先生スペシャル」は街乗りからロングライドまで、レース以外の分野で幅広く乗り倒そうと思ってパーツをセレクトいたしました。そういやきのう「サドル入荷しました」との連絡がありましたっけ。こんどアップしますね。


で、街乗りとはいえメットはジェントルマンの身だしなみとしてやはり被りたいものです。一応BELLのCITIという街乗り系メットも愛用しておりますが、もっとプレーンなタイプが欲しいなあと。たまたま手にしたスローライフ系自転車雑誌『自転車人』(山と渓谷社)の最新号に面白いヘルメットが紹介されていました。スウェーデンの新興ダウンヒル系スポーツブランド「POC」の「レセプター・フロウ」というヘルメット。



これです。色は他に黒と白、それに薄いブルーがありますが、このサンドが一番好きですね。ハンズにダメ元で注文してみましたが予想通り売り切れ。エクストリーム系のヘルメットで同じようなタイプもありますのでそっち狙いかな。でもこのロゴと色使いはちょっと惹かれますね。来シーズンまで待つ?


休山縦走。

2010-01-16 17:20:24 | サイクリング

ちょっと家でぐずぐずしてしまったので出遅れた。さあて島へ渡るのが厳しくなってきたのできょうは新ルート開拓に行ってきました。以前から地図を見るたびに気になっていたルートです。音戸の瀬戸にかかる音戸大橋のたもとから休山山頂を通って尾根伝いに阿賀へ抜ける縦走ルートです。ざっと見る限り思ったよりアップダウンは少なそう。それに「縦走」・・・いかにも心躍るヒビキではありませぬか。


というわけで国道31号線を呉方面へ。どうにもこうにも腹が減ってきたので途中でチャージ。



天応と狩留家の間にあるラーメン屋さん。まもさん情報によると結構美味しいらしいのです。お初の店って緊張しますよね。店内はカウンターばかり。昼時ということでトラックドライバーさんでにぎわってます。これは期待できそう。ねぎラーメンがおススメとの張り紙どおり注文しました。



出てきたのはこれ。モヤシのように見えますが白髪ネギ。スープはコクのあるこってりしたとんこつでした。麺は四角い断面で固めに茹でてあり、僕の好きな歯ごたえです。そして特筆すべきはネギ。やや辛めのタレに絡めてあって、これが実に美味い。このネギでご飯食べたくなりました。また来ようっと。ネギラーメン700円。東広島に本店があるようですね。


さてそこからほどなく呉市内に入り、「大和ミュージアム」から音戸の瀬戸方面へ。音戸大橋が見えてくると「←休山」の道路標示があってすぐわかります。で、いきなり急坂。迷わずインナーにシフトしましょう。その坂をしばらく上ると音戸の瀬戸を一望できる墓地があります。



やっぱりご先祖様も眺めがいいところで休みたいですからね。


坂は緩くなったり急になったり、ひたすらうねうねと上りが続きます。



呉市老人福祉センター「みはらし荘」付近からの眺望。この辺は桜並木。春に走りに来たいね。


で、眺望が楽しめるのはここまで。あとはただ上るのみです。予想よりかなり急傾斜。しばらく走ると駐車場があります。




「三津峰山・休山登山道入り口」。なんと休山の前に三津峰山という380メートルの山を越えねばならんのですね。結構走ったつもりだったけどまだここかい!ととりあえずツッコミ。


とにかくその三津峰山を越えると下り道。しばらく走るとついに休山への入り口。



ここから見上げると延々と道路がつづら折りになって続いてます。また厳しい上りが続くのね・・・。


上り道と格闘することおよそ50分、ついに目的地休山山頂へ到着。各放送局のテレビアンテナ施設がありまして、展望台も兼ねています。



休山、獲ったどー!



標高500メートル近くからの眺望。絶景なんだけど高いところ苦手な大先生は即退散。


あとは阿賀方面へ下りです。が、傾斜が半端じゃありませんでした。しかも道路は細く状態も悪い。精神的にとても疲れました。この斜度だと阿賀方面から休山へは相当な脚力でないと厳しいかもしれませんね。もちろんチャレンジする気はありません。ひたすら下ると呉越峠の頂上付近へ出ました。これにて縦走成功!


呉に来たからには当然・・・



福住のフライケーキ。



1個70円。



ザクザクという歯触り、そして中の熱くてトロリとしたこしあんのコントラストがたまりませぬ。



堺川の橋にて。背後はこないだ上った灰ヶ峰。高さはもちろんあっちのほうが高いんだけど、あっちのほうがラクだった気がします。まさかあんな下りだったとは・・・。


本日のご教訓。


休山からは折り返すべし。


ルートはコチラ


 


BSM。

2010-01-12 23:57:25 | 自転車

ハンズに立ち寄りましたらたまたま瀧川師匠のBSMが売り場に鎮座してまして、これがいかにもブリティッシュな渋めのメタリックグリーン。分割フレームに皮巻きのドロップバー。うーん、実におしゃれ・・・。師匠は熱烈なBSMファンでして、ブリヂストンがこのモデルをリリースした最初のロットを即買いしたんだそうです。とするとおよそ10年前のクルマということになります。これがまたうまい具合に使い込まれてましていい味出してるんだわ。17インチという小さな、そして超高圧のタイヤは路面の凹凸をもろに被るため前後にサスペンションを備えています。試しにサドルに体重をかけてみるとグッと沈みます。思ったよりストロークは大きく、しなやかですがコシがあるという感触。フロントもまたしかりで、これは楽しみになってきました。ロードに乗る前はGIANTのフルサスMTBに5年くらい乗ってたんです。鈍重なヤツでしたが乗り心地は超一級だったなあ。そこまでではないにしても、町乗りやのんびりポタには最高と思われます。いやあ早くフレームが来ないかな。もちろんカスタマイズしまくって「大先生スペシャル」とするのであります。ぐふふ、どむむ、げるぐぐぐ・・。


江田島行ったり来たり、上ったり下りたり。

2010-01-10 18:53:57 | サイクリング

またまた江田島。きょうは9時発のフェリーで出発です。メンバーはいつもの3人(わし、まもさん、ハラっさん)に加えてさとちゃんと久々のさんちゃん、さらにお初となるイケさんの6人。コースもいつもと基本的に同じ。切串から右に折れて半島をぐるっと回り、しびれ峠を超えて江南のおなじみ「海辺の新鮮市場」で刺身定食を腹いっぱい、という魂胆です。一方大先生としましては「岡林花月堂」の『イタリアンロール』をゼヒとも食べていただきたくお店に予約の電話をしたのですが、「出来れば午前中がいいです」とのこと。新鮮市場で食事をすると微妙な時間になってしまうので、ここは私がまず先にお店に行って「イタリアンロール」をゲットし、新鮮市場でみんなと合流するということになりました。


新鮮市場は昼ごろにはご飯がなくなってしまうのでとにかくひとり大急ぎ。お店は旧大柿町の大君というところにありまして、新鮮市場から南へ5キロほどのところです。



こないだは売り切れで閉店してたのをなんとか頼み込んで端っこを分けてもらいましたが、今度は事前予約してあるので大丈夫。お店も開いてます。ただ、予約で売り切れてしまうのでショーケースの中はほぼ空の状態。お忙しい中応対に出た奥様、RCCラジオをいつも聞いてくださっているそうで、電話の声ですぐ僕だとわかったそうです。イタリアンロールの切れ端を2パック予約したのですが、なんと4パック、それにもうひとつの人気商品、「パイまろん」(こしあんと栗をパイ皮に包んだ饅頭=ゲキうま!)まで下さいました。もちろん買いに来たのですが「今回だけは」とお金を受け取っていただけず、有難く頂戴することになりました。


さて、デイパックにお菓子を押し込んで(まもさんから借りたドイターの定番「スーパーバイク」。よーけ入ります)来た道を戻って新鮮市場へ。11時前に到着。これなら食いっぱぐれはありません。ほかのメンバーも丁度着いたところでした。ところがみんなの様子がなんか変。なんと、第2日曜は定休日だったのですぅ



一気に力が抜けたの図。ちなみに大先生のデイパックはイタリアンロールでパンパン。


しかし、江田島はグルメの島。刺身がダメならうどんがあるさ。そう、大柿町の「ふれあいプラザ・さくら」の名物『大豆うどん』。一行は即、気を取り直して一路「さくら」を目指したのであります。



峠道もなんのその。そうしてついにわれわれの目の前に伝説のうどんが姿を現したのだった!



僕が頼んだのは大豆てんぷらうどん(350円!)。大変こしのあるうどんは塩味がしっかりしていて甘いダシととてもよくあいます。この味はちょっと他所にはないですね。そしてさくさくの天ぷらのでかいこと。



こちらはすべてを網羅したスペシャルうどん(550円)。さとちゃんはさらにちらしずしまでいってました。おかあちゃんたち手作りのご飯ものも大変おいしいのです。




デザートにイタリアンロール。がぶりっ。うまいっ!


土曜日曜、特に島でイベントがあったときなどは売り切れが早まるので要注意です。昼時は込み合うのでちょいと早目がおすすめ。


さて、ようやく腹を満たしたわしらはもと来た道を戻り、こんどは沖美町をぐるっと回ります。で、途中ゼヒチャレンジしたかった山に僕だけアタックしてきました。「砲台山」という400メートルほどの独立峰です。その名の通り明治年間に砲台がすえられたとのこと。登山道は5.7キロほどとのことですが、結構急傾斜。ちょうどこの前上った呉の灰ヶ峰の登山道によく似ていました。上ることおよそ40分(いやもっとかな)、山頂に到着。砲台などの要塞施設はその跡が保存されています。



おそらくここには2門据えられていたのでしょう。対ロシア戦に備えたものだったそうですが結局バルチック艦隊は日本海海戦で壊滅状態となり、砲が火を噴くことはありませんでした。



見事な石組みはそのままきれいに残っています。おそらく大変な難工事であったでしょう。訪れたのは僕ひとり。過去の戦争がとてもリアルに感じられる空間でした。ところでこの砲台山、残念ながら山頂付近は木が生い茂っていまして景色を楽しむことはできませんでした。眺望なら断然、蛇峯山がオススメ。傾斜がもっとキツイですが。


もと来た道を下山し、みんなと合流してさあ切串港へ一直線、のつもりだったんですが、途中でまたぞろ峠好きのムシが騒ぎ出しまして、僕だけ「ごめん、僕ちょっとシビレてくるわ」と横道にそれて再びしびれ峠へ。



しびれ峠復路。逆(南)から上るのは初めてですが、うーん、やっぱり北からのほうが面白いかな。


あとはひたすら北に走って切串港へ到着。10分ほどしてほかのみんなもやってきました。



家を出たのが8時過ぎ。4時前には帰宅。走行距離は108キロ。江田島は本当に近くて楽しいサイクリスト天国ですね。複雑な形をしているのでいまだにどこを走ってるのかわかんなくなるときがありますが、大分地理にも詳しくなってきました。今度は新鮮市場をリベンジ!


僕の通ったコースはコチラ