チューブラ輪日記

プライベートにお仕事
カープに自転車などあれやこれや。

江田島行ったり来たり、上ったり下りたり。

2010-01-10 18:53:57 | サイクリング

またまた江田島。きょうは9時発のフェリーで出発です。メンバーはいつもの3人(わし、まもさん、ハラっさん)に加えてさとちゃんと久々のさんちゃん、さらにお初となるイケさんの6人。コースもいつもと基本的に同じ。切串から右に折れて半島をぐるっと回り、しびれ峠を超えて江南のおなじみ「海辺の新鮮市場」で刺身定食を腹いっぱい、という魂胆です。一方大先生としましては「岡林花月堂」の『イタリアンロール』をゼヒとも食べていただきたくお店に予約の電話をしたのですが、「出来れば午前中がいいです」とのこと。新鮮市場で食事をすると微妙な時間になってしまうので、ここは私がまず先にお店に行って「イタリアンロール」をゲットし、新鮮市場でみんなと合流するということになりました。


新鮮市場は昼ごろにはご飯がなくなってしまうのでとにかくひとり大急ぎ。お店は旧大柿町の大君というところにありまして、新鮮市場から南へ5キロほどのところです。



こないだは売り切れで閉店してたのをなんとか頼み込んで端っこを分けてもらいましたが、今度は事前予約してあるので大丈夫。お店も開いてます。ただ、予約で売り切れてしまうのでショーケースの中はほぼ空の状態。お忙しい中応対に出た奥様、RCCラジオをいつも聞いてくださっているそうで、電話の声ですぐ僕だとわかったそうです。イタリアンロールの切れ端を2パック予約したのですが、なんと4パック、それにもうひとつの人気商品、「パイまろん」(こしあんと栗をパイ皮に包んだ饅頭=ゲキうま!)まで下さいました。もちろん買いに来たのですが「今回だけは」とお金を受け取っていただけず、有難く頂戴することになりました。


さて、デイパックにお菓子を押し込んで(まもさんから借りたドイターの定番「スーパーバイク」。よーけ入ります)来た道を戻って新鮮市場へ。11時前に到着。これなら食いっぱぐれはありません。ほかのメンバーも丁度着いたところでした。ところがみんなの様子がなんか変。なんと、第2日曜は定休日だったのですぅ



一気に力が抜けたの図。ちなみに大先生のデイパックはイタリアンロールでパンパン。


しかし、江田島はグルメの島。刺身がダメならうどんがあるさ。そう、大柿町の「ふれあいプラザ・さくら」の名物『大豆うどん』。一行は即、気を取り直して一路「さくら」を目指したのであります。



峠道もなんのその。そうしてついにわれわれの目の前に伝説のうどんが姿を現したのだった!



僕が頼んだのは大豆てんぷらうどん(350円!)。大変こしのあるうどんは塩味がしっかりしていて甘いダシととてもよくあいます。この味はちょっと他所にはないですね。そしてさくさくの天ぷらのでかいこと。



こちらはすべてを網羅したスペシャルうどん(550円)。さとちゃんはさらにちらしずしまでいってました。おかあちゃんたち手作りのご飯ものも大変おいしいのです。




デザートにイタリアンロール。がぶりっ。うまいっ!


土曜日曜、特に島でイベントがあったときなどは売り切れが早まるので要注意です。昼時は込み合うのでちょいと早目がおすすめ。


さて、ようやく腹を満たしたわしらはもと来た道を戻り、こんどは沖美町をぐるっと回ります。で、途中ゼヒチャレンジしたかった山に僕だけアタックしてきました。「砲台山」という400メートルほどの独立峰です。その名の通り明治年間に砲台がすえられたとのこと。登山道は5.7キロほどとのことですが、結構急傾斜。ちょうどこの前上った呉の灰ヶ峰の登山道によく似ていました。上ることおよそ40分(いやもっとかな)、山頂に到着。砲台などの要塞施設はその跡が保存されています。



おそらくここには2門据えられていたのでしょう。対ロシア戦に備えたものだったそうですが結局バルチック艦隊は日本海海戦で壊滅状態となり、砲が火を噴くことはありませんでした。



見事な石組みはそのままきれいに残っています。おそらく大変な難工事であったでしょう。訪れたのは僕ひとり。過去の戦争がとてもリアルに感じられる空間でした。ところでこの砲台山、残念ながら山頂付近は木が生い茂っていまして景色を楽しむことはできませんでした。眺望なら断然、蛇峯山がオススメ。傾斜がもっとキツイですが。


もと来た道を下山し、みんなと合流してさあ切串港へ一直線、のつもりだったんですが、途中でまたぞろ峠好きのムシが騒ぎ出しまして、僕だけ「ごめん、僕ちょっとシビレてくるわ」と横道にそれて再びしびれ峠へ。



しびれ峠復路。逆(南)から上るのは初めてですが、うーん、やっぱり北からのほうが面白いかな。


あとはひたすら北に走って切串港へ到着。10分ほどしてほかのみんなもやってきました。



家を出たのが8時過ぎ。4時前には帰宅。走行距離は108キロ。江田島は本当に近くて楽しいサイクリスト天国ですね。複雑な形をしているのでいまだにどこを走ってるのかわかんなくなるときがありますが、大分地理にも詳しくなってきました。今度は新鮮市場をリベンジ!


僕の通ったコースはコチラ