江田島ツーリングアルバム。

LEGONのコミュニティーで立ち上がった企画に私も行ってきました。

京都から来られた女性ライダー、バイクネーム「なんチャリ」さんを歓迎する江田島ツーリングです。

午前7時、広島港に10人が集合。ピンクのジャージがなんチャリさん。
キャリアは比較的浅いものの、富士山5合目、荒サイ、ヤビツ峠など、いろいろと走っておられます。

フェリーで対岸の切串へ移動。

切串で我々を出迎えたのが、江田島市観光協会事務局長の滝田さん。
ご一緒するのは2回目。島を自転車天国にしようと頑張っておられます。

これで総勢11名。さっそく島を左回りするお決まりのコースで出発。

こちらおなじみしびれ峠への長い上り。

ちなみに小径車は僕一人でしたが、全員ロードだったわけではない。

ぬゎーんと、MTB、しかもフラットペダルで参加の人も。タイヤもブロックパターンだったので、これはしんどかったことでしょう。

トラックの荷台を使って集合写真、苦心のセルフタイマー撮影。

峠を下って今度は一気に島を南下。目指すは名物「イタリアンロール」でおなじみ岡林花月堂。

事前に「切れ端」を予約しておきました。いつもお世話になります。

近くの公園でおめざタイム。

切れ端といえどこんなにでっかいのです。もちもちしたシュー皮とふわふわスポンジ。そして大先生お気に入りのたっぷりクリーム・・・。

エネルギーをチャージした我々は、島の南部にそびえる陀峯山のふもとに開通した新しい農道を走ってみることにしました。

道幅も広く、当然のことながら舗装も新品。ただし山の尾根を横切るように通っていますので、アップダウンが連続します。トレーニングにはおすすめかも。

路上からはこんな風景も。本当に緑豊かな島ですね。

最後の上りを越えるとまっすぐな下りのご褒美が。その向こうには島の西側の海が見えます。
この道はしんどいけども面白い。また走りたいですね。コツは下りでもがいて上りへつなげること。

さあ、ランチタイムがやってきました～。もちろん・・・、

江南の「海辺の新鮮市場」。10時半ごろでしたがもうオープンしてました。

左上からスズキ、カンパチ、タコの刺身。上本豆腐製造所の冷ややっこ（美味）。ほたてご飯、鯛ご飯。かきご飯、牛牛蒡ご飯。アラたっぷりの味噌汁。

さすがにこれは食いすぎたな、動けるかなと危惧したのですが、なんとか再起動。今度は西の沖美町へ向かいます。砲台山へ登る計画もあったのですが、今回はパス。

緩やかだけれど長い坂を上って鹿田公園の峠に到達。ますます気温が上がってきて水分補給が頻繁になります。結局今回2リットル近く飲んだんじゃないかなあ。

またまた島をぐるーっと回って江田島八幡宮へ。

　

安全祈願です。実は術科学校近くの高台にありまして、裏から車で上ることが出来ます。一応自転車も可。一応ね。しかしその道はこの日最大の激坂だったのです。立ちゴケしそうなヤな予感がしたので大先生迷わず押し。わしオンロードで押したの初めてかも。

参拝を終えて、滝田さんの本拠地「ふるさと交流館」でしばし休息。メンバーさんはみんなとても明るくて笑いが絶えませんでした。

この間、次回の「日曜銀輪倶楽部」用に、京都から来た女性ライダーなんチャリさんの江田島インプレッションなど取材。30日放送の予定です。

交流館入り口にはバーが渡してありました。以前はなかったんですが、ここに来るローディーが増えたため駐輪施設を手作りしたというわけです。
なんかもつれそう・・・。

滝田さんと僕以外のみなさんは一足先に切串港へ。皆さんありがとう。素晴らしい一日が過ごせました。なんチャリさん、お元気で！また走りましょう。

で、なぜ居残ったかというと、ここで4時から「第1回江田島サイクリング協会ミーティング」が行われるからなのです。「勝手に広報部長」こと大先生ももちろんメンバーに名乗りを上げました。

集まったのは7人。選手クラスの男性から、スポーツ大好きという女性、郵便局の自転車で配達してたという女性など様々。みなさんすぐ打ち解けて、まずは今後の活動方針などを確認してお開きとなりました。メンバー募集中ですのでよろしかったらぜひ！定例サイクリングや飲み会など、ユルく楽しく、「自転車天国江田島」づくりに頑張りましょー。

5時過ぎに散会となり、ひとり切串港へ帰ろうとしたら、ミーティングに参加したメンバーの一人、35歳自転車大好きという吉田さんが「じゃあ一緒に行きましょう」と言ってくれました。そりゃツレがいたほうが絶対楽しいわけですから喜んでお言葉に甘えました。

ちなみに吉田さんの通勤号。学生時代から使っている国産のクロモリフレームに、なんとこれ、デュラエース初のSTI。相当な年代物ですが、しっかりとしたつくりはさすがデュラですね。恐れ入りました。

今は実業団登録して高いレベルで大会に出走している吉田さん。フツーの半パンにポロシャツ姿ですが、速いっ。激坂の上りでは僕にあわせてくれましたが、下りはあっという間に眼前から姿を消しました。砂の浮いた狭い林道をよくもまああのスピードで・・・。

とにかく手強いことで知られる幸ノ浦峠→古鷹山林道という山道をおかげで何とか越えることが出来ました。感謝です。ちなみに吉田さんちは切串港と反対方面にありますが、わざわざ僕に付き合ってくださったというわけなのです。本当にありがとう（嬉涙）。

こうして梅雨入り前のラストチャンスかもしれない今日一日、いろんな人との出会いに恵まれた最高の日になりました。

自転車ってスゴイですね。

偽ビールで乾杯っ。