きれいでしょー。白砂青松で名高い山口県光市、室積(むろづみ)海水浴場での日没風景。海に沈む夕日、意外と近くで見られるんですね。
flumpoolのチケットを取り損ねた(親ブログをご参照ください)私は帰宅するや猛然とジオ君のタイヤ交換を開始。明日は雨の予報なので絶対、ゼッタイに遠乗りに行ってやるのだ。そのためにはダメダメなRallyじゃなく、耐久性に優れるとされるNuovo Proに履き換えておかねば・・・。出来上がりを見ると、まあ青いフレームに黄色いタイヤも悪くはないか、という印象です。バーテープやサドルも黄色にしちゃうとなおイケるかもしれませんが、まあそこまではね。
ばっちしニュータイヤに前8.5、後9ほどエアをぶち込み輪行バッグをデイパックに突っ込んで11時半出発、一路西へと向かいます。きょうの目的地は柳井方面。国道188号線をおねおねと海沿いに進み、柳井市に入ったら南にはずれて今度は原発建設計画でも知られる上関(かみのせき)町を目指します。この上関を南端とする出っ張りは「室積半島」と呼ばれ、半島マニアな大先生としてはゼヒ一度走破してみたい場所だったのです。
その前に腹ごしらえ。きょうは岩国市装束町の、あの「比翼」のラーメン。もうきょうは何が何でもゼッタイ比翼のラーメン食べるぞって意気込みで出かけたもので、目の前にあの、しゃきしゃきのモヤシが乗ったラーメンが出てきたときにはウルっと来そうでしたぜ。
当ブログではすっかりお馴染み、「比翼」のラーメン。すっきりクセのないスープとコシのしっかりした麺、そしてモヤシのシャキシャキ感がたまらん。ぼかぁ、やっぱり比翼のラーメンが一番好きかも。もう一杯食べたかったんだけど(大盛りはないのです)、さすがに食べすぎは禁物なのでガマンガマン。そのかわりスープも残さず完食。
1時半に再出発。188号線をひたすら西へ西へと走ります。市街地から離れちゃうと車も減ってとても快適なんだけど、路面の補修あとがごっつんごっつんとケツを突き上げること。チューブラータイヤ(しかもNuovoは軟らかめでさらに乗り心地が良い)とSelle SMPサドルという最強の組み合わせであるにもかかわらず閉口いたしました。フルサスのMTBが懐かしくなりました。
なんかスモッグがかかったようなはっきりしない天気でしたが、さほど寒くはなく、長袖のアンダーシャツと半袖のジャージで問題ありませんでした。さあ、大島大橋が見えてきましたね。
今まで由宇の海浜公園までは来たことがあるんだけどそれより西は未体験ゾーン。こういうのってワクワクしますよね。軽い向かい風に逆らいながら柳井市に到達、今度は左折して室積半島の西側を南下、突端の上関を目指します。もともとはのんびりした田舎道だったんでしょうが、今やどんどん道路工事が進んでます。おそらく原発の建設道路として拡幅したり新設したりしているんじゃないでしょうか。
こちらは中国電力柳井発電所敷地内にある「エネルギアランド」。電気の博物館のようです。トイレ借りただけですが。
海沿いの道はアップダウンはあるものの比較的平坦で走りやすかったですね。
こちらは阿月という集落。このあたり結構きれいな砂浜に恵まれてましてね、海水浴、いいですよきっと。
いよいよ半島の突端に近づいてきたようです。山がそのままずどーんと海に落ち込んでるみたいですね。ここをぐるっと回り込んで、道はやがて大変、たーいへん険しくなりました。
半島の南端部はなかなかの坂でした。右に左にうねる上り坂で、もう下りだろうとコーナーを曲がってみるとまた上り。こういうの結構精神的にキツいですよね。悪戦苦闘の後峠を越えてみると目の前には上関の中心地が開けてきました。
上関は狭い海峡を隔てて本土側と島に分かれています。町役場や小中学校など主な施設は島側にあるようです。今回は時間がないので上関大橋は渡らず、半島の西側を光市方面に北上していきました。
西側に回ったとたん、煙っていたような空がどんどん晴れてきまして、海沿いのツーリング気分を盛り上げてくれました。チケットの抽選には外れちゃったけど、お天気はツイてましたね。
比翼のラーメンのエネルギーもさすがに切れてきたようで、途中にあった海水浴場で小休止。これが大先生オススメの携帯糧食、その名も「煉ようかん」。まあ、コンビニでフツーに売ってる羊羹なんですが、カロリーも糖分も炭水化物もそこそこあるし、何より甘いので疲れがとれますし、歯ごたえがあって腹持ちもいい。しかもコンパクトで日持ちするなど、結構いいこと尽くめです。
で、光市に無事入り、ふたたび188号線に乗ったわけですがさて、どの駅で引き返すべきか。少し考えたんですが、鈍行乗るよりいっそ徳山まで行っちゃって新幹線に乗ってサクっと帰ってこようと決めました。徳山(周南市)はカミさんの実家なので周辺の地理も含めてよく知っています。日は暮れてライトを点けての走行になりましたが、知った道ということもあって無事徳山駅に到着。早速輪行バッグにジオ君を突っ込んで、18時44分の「のぞみ」で帰ってきました。何時間もえっちらおっちら漕いで行ったのに帰りはあっちゅう間の30分程度。新幹線も凄いがそれを自転車で行く俺も凄い。お互いを讃えながら(?)ツーリングを終えた次第です。
大人しく袋詰めにされたジオ君。ちなみに輪行袋はオストリッチ社の「超速FIVE」という大型のもの。前輪を外すだけでオッケーという安直さがいいのですが(したがって別名「横着袋」とも呼ばれるそうです)、パッキングサイズがやっぱりデカイのと袋自体も結構大きいので、もひとつコンパクトなタイプも買おうかと思ってます。後輪も外すの面倒なんですけどね。
さて、今回の走行距離は145キロ。やっぱり半島一周というのは達成感があってよろしい。広島から走るとかなりの距離になっちゃうけど、柳井まで輪行してぐるっと回って帰ってくるのが一番無理なく楽しめるのでは。今回上関の島に渡らなかったので、次の機会にはゼヒ橋を渡ってみたいものです。
仕事してたんですよ、19時まで。
よもや近くに居られるとは。
くっ、残念ですっ。
ちょうど同じとき、私は庄原市に行ってきました。
除雪もしてあったので快走できたのですが、さすがに三次に入ると気温が低く、足先は麻痺状態でした。
今回は無風だったので、クリンチャーながら平均時速26km超、4時間を切りました。
やはり自転車はいいですね。
行きたい所は沢山あります
早く自転車欲しいです
無事なおったし、これでまた佐東方面や市内まで走れると安心しました。
PS.自転車で県外にというほうに、私はびっくりです。
かなり欲求不満であります
さて ラーメンもさることながら
玖珂に ひと口サイズの豚マンの店ありますれば こちらも
お立ち寄りくださりませ
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