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多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

奥多摩町「奥氷川神社」

2012年09月22日 | 神社
奥氷川神社 

鎮座地 氷川178

祭神 速須佐之男命 (はやすさのおのみこと)
    櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 川辺氏持ち

例大祭 8月10日

解説 
現青梅市和田以西、氷川郷の総鎮守。

当社の創建は伝説によると、日本武尊が東征を行った際、
陣中に素盞嗚命・大己貴命を祀ったことによるという。

貞観2年(860)簸川修理大輔土師行其が再建、社号を氷川大明神とした。

貞治3年(1364)細川頼春の家臣、村野武清が祭祀を起こした。

現在の本殿は元禄年間(1688~1704)の築。


かつては現在の奥多摩駅周辺までが境内であった。

また、現さいたま市の武蔵一宮氷川神社・入間市の中氷川神社と当社は一線につながり
武蔵三氷川といわれた。

1月3日にはやぶさめ祭りが行われ、例大祭では獅子舞が奉納される。

ご神木の三本杉(写真左)は東京都指定天然記念物。


奥氷川神社の狛犬



・奉納年 昭和4年(1929)
・記事 奥多摩・青梅・瑞穂に多く見られるタイプ。
    藤堂音次郎作か?


奥氷川神社の御神木



目通り幹周り 7.5m
樹高 50m
樹齢 700年
指定 東京都指定天然記念物
かつてはこの3本杉が当社の中心であったという。