2月中旬より月曜から金曜まで毎日11時間以上、ほぼ息つく暇も無く働く日々・・・
週末に山歩き出来る元気など残っていない今日この頃な私でございます・・

でも・・・天気予報が晴れ、となったら行きたい!ストレス発散したい!でも身体はフラフラ、どうしよう・・
ということで、どこでリタイアしてもすぐ下山可能なゆるゆるハイキングを、と埼玉に行ってきました。
2013.3.9(土)


いつも交通の便が悪い、と思っていた奥武蔵ですが、この辺りまでならそんなに時間がかからないと気づく。
以前から一度行ってみたかった「ユガテ」西武線を乗り継ぎ「東吾野」駅下車。
この日、東京は暖かな朝だったが、電車を降りるとひんやり。やっぱり寒いのね。
福徳寺まで来ると、地図には載っていない「飛脚道ユガテ」の看板がありました。
”地主さんのご好意で古道を復活整備した”と書いてあります。ならば行ってみましょうか。


なるほど古道っぽく背の高い杉林の中を息切らし登ると、なだらかな道になり・・・

ふわっと目の前が明るくなり、開けました。ここが「ユガテ」福徳寺から1時間ほどかかりました。

マンサクと蝋梅がまだ見れました。


お花がキレイな所らしいのですが、何も咲いてないハンパな時期のせいか?誰もいない静かなベンチ。
ユガテというちょっと不思議な名前の由来は「湯が天に届くほど湧き出ていた場所」
という説も合ったり色々らしい。

山の中の静かな集落。仕事で頭が疲れて何も気を使いたくない時にはもってこいの場所だ。
ベンチに腰掛け、誰もこない山村でしばらくぼーーーっと花粉で煙る空を眺めていたw

家の脇には満開の蝋梅トンネル。青空の日に蝋梅に会えたのは今年初めてだったかも?

オオイヌノフグリたちも今年初めて。春ですね~。

さてここから先も初めての場所、顔振峠へ進みましょう。


エビガ坂~十二曲り。時々車道に出たり、小さくアップダウンを繰り返し・・・


巻き道を来てしまったのか?分岐から戻るように今日初めてのピーク「越上山(おがみやま)」到着。
山頂からは展望なし、途中ですこし眺めの良い場所がありました。


またぐんぐん降りて神社の鳥居、スカイツリーが見えるらしき場所からは何も見えず・・・


諏訪神社を経て、ようやく顔振峠へ。この顔振峠(かあぶりとうげ)の名前の由来は、
鎌倉時代、弁慶以下義経主従がその景観のあまりの美しさに何度も振り返ったことから、
その名前がついたという(西武線沿線情報)。

なるほど今日一番の眺めでした。


日当たりも良く、茶屋も何件かあるのでここでゆっくり昼食できればよかったのですが、
今日は夕方から用事があり、食べるものも控え気味なので持ってた食料で我慢我慢・・・
ここでも今年初めてのスミレちゃんに会えました。


その後は地味に傾斜の歩きにくい車道歩き、金杉峠を右に折れると「関東ふれあいの道」
いつも通りあまり整備されてなくちっともふれあえない道をグングン降りると、いつしか水の音がしてきて・・・

黒山三滝に着きました。


わりとこじんまりとした滝でした。男滝、女滝、そして少し離れたところに天狗滝。


観光地らしいのですが、昭和にタイムスリップしたような土産物店のおばあちゃんがかわいかった。


以前こっちに来ることがあれば一度入ってみたかった「黒山鉱泉館」で汗を流し、
バスに揺られて越生駅まで。
本当は途中下車して「越生梅林」を見る予定だったのですが、この日は激混みとのことで、
混雑嫌いのダンナ様即却下。
実際、通りがかっただけでも凄い人だったので行かなくて正解だったのですが、
眠くて体が重いながらも、のんびりハイクでリフレッシュできた一日となりました。
・・・それにしてもこの忙しさ、いつまで続くんだろう・・・
早く新しい人が見つからないと、土日で夏山に行ける体力は残らなそうな危機感(゜ω゜;)
事務系で正社員募集中です、誰かーーーーっ(笑)
おしまい。
【行程】東吾野駅8:00→ユガテ9:00→越上山10:50→顔振峠11:30→
黒山三滝13:00→黒山鉱泉館13:30~ 黒山バス停14:59→越生駅15:40(休憩含む)