半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

ポルシェ911(930)、シフトのブッシュを交換しました。

2021-02-01 18:18:13 | ポルシェ911


久々にカミさんのポルシェ911(930)に乗ったら、シフトフィーリングが悪化していることに気付きました。多分シフトのブッシュ、恐らく前側が破損してますね。我が家にやってきてから既に2回交換しているけれど、前回の交換はもう10年近く前なのでそろそろ寿命だろうなぁ。丁度雨漏り修理に関する打ち合わせもしなければならなかったので、お馴染みのシミズテクニカルファクトリーに持ち込んで修理をお願いすることにしました。




清水さんの診断も私と同じだったので早速作業開始です。シフトのブッシュは消耗品なので、ポルシェ専門の修理工場では常時在庫している所も珍しくないでしょう。交換するためにはまず最初にセンターコンソールを取り外して・・・・・・




シフトブラケットのブロックを外します。さて、ブッシュはどうなっているかな?。




ああ、やっぱりそうでした。ご覧のようにシフトロッド側のブッシュ、スリーブとかフリクションリングと呼ばれるパーツが真っ二つになっていました。ポルシェ911の場合、ロッド先端のカップ状の部分がボルト留めで外れる様になっており、このブッシュが破損してもロッドのブラケットごと取り外せるので交換は簡単です。




シフトレバー下端に付いているカップ状のブッシュは破損こそしていなかったものの、ご覧のように結構傷んでいました。もちろんロッドのブッシュと一緒に交換です。




傷んだブッシュと新品を比較するとこんな感じ。大した価格じゃないので、もちろん純正品に交換です。






入念にグリースアップし、再度取り付けたら完成。シフトレバーの曖昧な感じは見事に消え去りました。時々 “ 915ミッションはシフトポジションが曖昧で、何速に入っているのか分かりにくい ” 等という方がいらっしゃいますが、もし本当にそんな状態だったら間違いなくどこか壊れてます。確かにサーボシンクロなんでギアが入るときはヌルッと入りますけど、シフトの位置自体はミスしようがないほど明確ですし、入った状態ではレバーはほとんど動かないのが正常です。




最後にR2-D2に出動してもらってお掃除。懸案の雨漏り修理に関しては、やはり原因を特定するのにちょっと時間が掛かりそうなので、今年の車検時に合わせてお願いすることにしました。



時間の経つのは早いもので、このクルマが我が家にやってきてからもうすぐ19年目に入ります。恐らく我が家の子供達にとっては、物心ついた頃には既に家にあったという感覚なんでしょうね。このクルマを子供達に受け継がせる日が来るのも、それほど遠い未来のことではないのかも知れないなぁ・・・・・・


■現在の走行距離
(2021年02月01日現在) : 27万2555km
■前回からの走行距離 (01月26日~02月01日) : 216km
■今月の維持費
■部品代
 シフトレバーブッシュ(ボールソケット) : 2500円
 シフトロッドブッシュ(ロッドスリーブ) : 2800円
■工賃
 シフトブッシュ交換一式 : 2万8000円
■その他
 消費税等 : 3330円
■合計
 3万6630円

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