ちょっとご無沙汰してしまいましたが、『ノーチラススポーツカーズ』さんで製作している964用簡易ソフトトップの作業、少しづつでではあるものの確実に進んでいます。といわけで、先日、スピードジャパンの小澤社長、エフロード誌の古屋編集長と三人で取材にお邪魔することにしました。
前回のテスト で、やはりメインのフレーム1本だけではソフトトップを支えきれないことが分かったので、今回は補助用のフレームを追加することにしました。ヘッドルームの確保だけではなく、視界を妨げず、乗降性に悪影響を与えない位置はどこか検討した結果、このような位置に追加するのが良さそうだという結論に達しました。
というわけで、早速作業開始。まず最初に補助フレームのアッパー側から作業の邪魔になる部分を切り取ってしまいます。
スチールの角パイプを治具にして、アッパー側を取り付ける位置を決めます。
あらかじめ作っておいたヒンジをメインのフレームに溶接します。古川先生は、左右が同じ位置に装着できるように、わざわざ伸縮式の治具を制作していました。
次にそのヒンジと補助フレームのアッパー側をつなぐ支柱用のパイプを用意します。
これは何をやっているのかというと……
……フレーム同士の接合部分を綺麗に合わせるためのフィッシュマウス加工でした!。残念ながらこのパイプの直径では細すぎて旋回紹介した “パイプえぐり加工機” が使用できないので、手作業での加工となりました。
いよいよ取り付け作業です。まずはメインのフレームに溶接したヒンジに、補助フレームのパイプの下側を溶接します。
次に上側を補助フレームのアッパー側に溶接します。
そして、不要な部分をカット。
仮付けしてみたら、このような感じになりました。溶接部分は位置決め用の点付けのままであるにもかかわらず、かなり剛性感があってちょっとビックリ。
試しに小澤社長が運転席に座った状態でリプレイスメント用のソフトトップ生地を被せてみたところ、ヘッドルームは十分確保されていることが確認できました。
ドアウィンドウとの隙間や後方視界を考えると、やはりソフトトップはリプレイスメント用の改造ではなく、国内で新しく作ってしまった方が良さそうです。
さて、これで基本的な部分はほぼ決まりましたね。次は細かい部分を煮詰めるのと、フレームを後部座席の場所に収納できるような分解式にするための作業になると思います。
前回のテスト で、やはりメインのフレーム1本だけではソフトトップを支えきれないことが分かったので、今回は補助用のフレームを追加することにしました。ヘッドルームの確保だけではなく、視界を妨げず、乗降性に悪影響を与えない位置はどこか検討した結果、このような位置に追加するのが良さそうだという結論に達しました。
というわけで、早速作業開始。まず最初に補助フレームのアッパー側から作業の邪魔になる部分を切り取ってしまいます。
スチールの角パイプを治具にして、アッパー側を取り付ける位置を決めます。
あらかじめ作っておいたヒンジをメインのフレームに溶接します。古川先生は、左右が同じ位置に装着できるように、わざわざ伸縮式の治具を制作していました。
次にそのヒンジと補助フレームのアッパー側をつなぐ支柱用のパイプを用意します。
これは何をやっているのかというと……
……フレーム同士の接合部分を綺麗に合わせるためのフィッシュマウス加工でした!。残念ながらこのパイプの直径では細すぎて旋回紹介した “パイプえぐり加工機” が使用できないので、手作業での加工となりました。
いよいよ取り付け作業です。まずはメインのフレームに溶接したヒンジに、補助フレームのパイプの下側を溶接します。
次に上側を補助フレームのアッパー側に溶接します。
そして、不要な部分をカット。
仮付けしてみたら、このような感じになりました。溶接部分は位置決め用の点付けのままであるにもかかわらず、かなり剛性感があってちょっとビックリ。
試しに小澤社長が運転席に座った状態でリプレイスメント用のソフトトップ生地を被せてみたところ、ヘッドルームは十分確保されていることが確認できました。
ドアウィンドウとの隙間や後方視界を考えると、やはりソフトトップはリプレイスメント用の改造ではなく、国内で新しく作ってしまった方が良さそうです。
さて、これで基本的な部分はほぼ決まりましたね。次は細かい部分を煮詰めるのと、フレームを後部座席の場所に収納できるような分解式にするための作業になると思います。