水墨画・墨彩画家 岡田潤のあッこりゃまた日記 

水墨画・墨彩画家。児童文学作家。花のスケッチが趣味。絵を描く事で物語が生まれる! 日々、楽しいことばかり!

6月のうちに! 紫陽花の色 色々 水墨画~墨彩画へ

2018-06-30 | 草花 墨彩画・水墨画・スケッチ 

まさかの梅雨明け! 毎日、真夏のような暑さが続いたけど、きっと本来の梅雨に戻るのではと。待っていた。雨!

紫陽花の似合う雨。雨に打たれながらも活き活きとする紫陽花。カタツムリと紫陽花。雨のしずくが残る、雨あがりの紫陽花。虹と紫陽花…。

紫陽花のいろんな表情を描いて紹介したかったのですが。それは来年のお楽しみに。

一枚の紫陽花の絵(前回の記事) を分解。トリミングをいろいろして遊んでみました。おもしろい~!!

6月ラストに! 紹介したいと思います。 

まずは、ほぼ 水墨画の紫陽花から。本紙を九分の一くらいに(茶かけくらいのイメージ)トリミングしてみました。、

    

少し、墨に黄緑が混ざります。そして、どんどん色が増えていく。

 

 

実際の紫陽花が色合いを変えていくように。

 

そして、紫陽花は、梅雨が明けると。

花びら(ガク)を落とすことなく、そのままの姿で暑い夏を耐えていく。

鮮やかな青、紫、ピンク~~から、だんだんと茶色に枯れていく。

夏の太陽に照らされて、日焼けしてしまう。剪定しないで、そのままになっている紫陽花は、茶色でカラカラとしたドライフラワーのようになってしまいます。

枯れるとか、朽ちるとか、錆びる? いろんな表現があるかなと思いまが、

私には、色が褪せていく美学というか。美しく切なく。どこか懐かしく。

そうだセピア色。

セピア色の紫陽花。 うん、この表現がぴったりかな?! 

自然の中で彼て散ることもなく、秋の色に染まる紫陽花。

通常の紫陽花を水墨画、墨彩画で描く時は、筆に水をいっぱい含ませて、いきいきと、和紙へのにじみを楽しむ。色が混ざることを楽しむ。

「セピア色の紫陽花」を描く時は、

筆の水を絞って和紙に向かう。 難しいかなと思いますが、是非、挑戦してみたいと思います。

さて、明日から7月。初夏の、いや夏本番の

太陽の似合う花たちを、描いていきたいと思います。いつも見ていただき、ありがとうございます。はげみになります。潤



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