水墨画・墨彩画家 岡田潤のあッこりゃまた日記 

日本の四季を水墨画・墨彩画で描いています。スケッチも!
絵を描く事で、物語が生まれる! 日々、楽しいことばかり!

水墨画と墨彩画で描く 蓮 (色紙・ハガキ)

2018-08-03 | 草花 墨彩画・スケッチ 

蓮 今年も7月中旬に府中の公園にみにいきました。花びらが散り、花托のみの品種も多々。でも、この花拓が、また好き。絵になるんです。枯葉蓮もまたよし。まずは、水墨のみで形をとってみました。

↑ 墨のみで、色紙の練習帖に、写真を見ながら構図とりました。

花を描く時は、色を使うことが多い。でも、墨一色っていうのも、なかなかいいかも。また、最初にざくっと描いたものが、活きた絵になっていることが多い。このスケッチは、そのうちに、色紙作品に仕上げようと思っている。葉っぱの丸まっているところ。今年はしっかり見てきたので、いっぱい書いてしまった。もう写真を見なくても、描ける! あ~、練習帖でなく、ちゃんとした色紙に直接描けばよかった~~!!次からそうします~。

↓ そして、こちらは、墨彩画の色紙です。蓮の柔らかなふっくらとした花びら。その雰囲気を色で一筆であらわせたらなと思います。色紙直接、ザクッと描き、後日、見直して、作品として足りないところに筆をいれて!!落款。色紙作品として、仕上げられたらと思っています。

ハガキも ↡ いろんな描き方をしてみました


月下美人 スケッチ4 ラスト(A・B二輪の違い。つぼみ~花が終わった後まで)

2018-07-23 | 草花 墨彩画・スケッチ 

月下美人のスケッチの続きです。

A・B二輪の花。二日続けて順番に開花してくれて、しっかり一輪づつ向き合うことができた。

これは、満開の月下美人を目の前にして描いた水墨画の色紙です。

下A ↓ 満開 

 

上B ↓ 満開

幸せな時間をいただきました。このAとBの月下美人,性格が違う。つぼみから満開までも。また花がしぼんだ後も、対照的だった~。

記録としてアップしておきます。

Bのつぼみから満開の様子 スケッチしながら、あれ?昨日のこんなことしてたなと思いながら。こういうことが、デジャブ―っていうのかな?とちょっと思った。

7月9日朝 
上B 咲き終わり、つぼんだ姿で花が垂れ下がる
下A Bとほぼ同じような形。つぼみがこれから咲くところ。

この日、出かけて家にもどったのが夜7時。
↓ PM7時23分 Aが私が帰るのをまってくれていたように、つぼみがほころび出した。

↓ PM7時26分 強い内側からの力で絡まりついていた細いガクがほどけていく。

↓ PM7時43分 

↓ PM8時14分 シベが見える。

↓ PM8時54分 花開く力で震える。風もなく揺れる。エネルギーが目に見えるよう。

↓ PM 9時30分

↓ PM9時50分

↓ PM10時10分 スケッチブックの表紙の裏に描いた。今回の月下美人二輪で二冊描き切ってしまった。

↓ スケッチブックがなくなったおかげで、ここからは色紙に直描き! そのままではなく、色紙作品として少しアレンジしながら描く。

↓ 色紙 こちらは、花の中を濃い墨で。 

正面から満開の花

↓ PM10時40分 色紙なので時間を記さないつもりが、もう、癖で時間をかいてしまった💦 正面は力強い。香りに酔いそう。昨夜と同様、絵を描く時だけ電気を付ける。この部屋にはクーラーもない。汗が滴る。今しか描けない。仕事の締め切り前だったらスケッチする時間はない。今週でよかった~~~。先週でも来週でもだめだった。

だから、うれしくて描く手が止まらない~~~~。下手な絵でごめんなさい~。電気をつけてばかりでごめん

あ~~~、もう下を向いてしまった。たぶん、3時か4時か…。

↓ 7月10日の朝 つぼんでしまった。

↓ 7月10日 AM8時 咲き終わり、だらんと垂れ下がるA 朝日にすけて美しい。

まるで、白い日傘のよう。貴婦人の持ち物。

美しく咲いた時間を誇らしく。こうして今は、朝日の中で静かに力を抜いて、これが自然体なのか。

咲き終わった姿がこんなに美しいなんて。感動する。やっぱりきれい。

↓ こっちは、B。AM8時10分  昨日の朝から、まったくかわらない姿。こちらもきれい!

9日の朝と10日の朝の写真をくらべてみた。

↓ 9日朝  上Bは、咲き終わり。下Aは、つぼみ             

  

↓ 10日朝 ABともに垂れさがっている。

  5年前だったか、ご近所の月下美人、咲き終わった花をすぐにいただいて、おひたしにした。味はおぼえていない。

ネットで月下美人の花の処理について調べたら、そのまま放置→2,3日でぽろっと落ちる。 すぐに葉と花の付け根からつまんで取る。など、いろいろでてくる。とりあえず、私はこのしぼんだ花が好き派(そんな人はいないかもだけど💦)このままにして、観察することに。

↓ 下A 7月12日 PM11時 つぼんでから二日後。少し、花びらの先端の色が変わってきただけ。でもよくみると葉と花の付け根が茶色くなっている。ああ、これをみてしまうと、朽ちていくことを実感。葉からの栄養はもう届いていないのか?時間の問題なのかな?ネットの情報どおりに2,3日後にはポタリと落ちるのか? 鉛筆を持つ手にへんな力がかかる。これはもう筆はもてないかも。筆でのスケッチしたら震えた絵になってしまうかも。筆は怖い。そのまま紙に心が映る。

 

 ↓ 上B は、花がしぼんだのが9日の朝だから、もう3日すぎている。でも変わらないように見える。最初のイメージ貴婦人の日傘。白いレースをふんだんに使った日傘。日陰に入り、すっと無造作につぼめた折りたたみの日傘。 それから少しづつ空気も陽のほてりも抜けていく。きっちりとひだをたたみ直したりしないのがいい。花ガラをそっと手に乗せてみる。しっとりとして柔らかな小さな命。小鳥のよう。生まれたばかりの。花ガラなんて言ってごめんなさい。

↓ 下A 7月13日 この写真を撮った直後、Aに振れた。ああ、やっぱり命を感じる。と思ったとたん。

↓ 下A 7月13日 AM9時56分 ポロリと落ちた。私の右手に全体重を乗せて。

20gだった。いつもより丁寧にスケッチした。鉛筆で輪郭、筆で色を。白い肌にまだ赤味がさしているようにみえる。さっきまでピンと体を伸ばしていた。今は体を丸めて横たわる。自然の世界なら、土の上で静かに眠る。

お疲れさま。きれいだよ。今もきれい、そんな気持ちで最後のスケッチをした。7月3日から10日間。ありがとうとうの気持ちで。

 Bは、Aより1日早くつぼんだ。だからBも、もう落る。Bの最後のスケッチをしたら、月下美人に向いた心を閉じよう。そう思っていた。気にしながらも忙しくしていた。はっと気づいたら、二日過ぎていた。Bがしぼんでから、6日すぎている。Bは??あれあれ? 

↓ B 7月15日 PM4時

ガサガサになっていた。ちいさく細く。ほうき?小さな竹箒?

触ってみた。葉と花をつなぐ付け根からカラカラ。完全にドライフラワー化している。ぽろっと落ちない。しっかり葉にくっついている。AとB、同じにならない。

咲き方も、Bはあまりの急成長で、先に大きく膨らんでいたAを追い抜いた。驚かされた。このBは目立ちたがりやで甘えん坊?

↓ 本日の写真。7月22日 カラカラで発見してから一週間。そのまま放置していた。まったく変わらない。切り花にしていないのに、こうして、さかさまに、

ドライフラワーになっている。私の宝物が増えた。もうすこし、このままにして眺めていよう。本当にBには驚かされる。

7月3日から、約20日。月下美人に素敵な時間をもらえました。それもAとB。ちがった個性の二輪に感謝。本当に幸せでした。

ここまで、見ていただき、ありがとうございました! 

スケッチ1 ABつぼみ 

スケッチ2 Bつぼみ~満開

スケッチ3 B満開~つぼむまで


 


月下美人 スケッチ3 満開~朝の姿

2018-07-18 | 草花 墨彩画・スケッチ 

満開の月下美人 水墨画の色紙です。


7月8日PM10時34分に満開になった月下美人B。その後のスケッチです。
つぼみから満開までは スケッチ2で見てください~。

↓ 7月8日PM10時46分 角度を変えて。

↓ 11時24分
 

↓ 7月9日AM0時 8日夜中の12時 満開の状態が二・三時間続くはず。少し落ち着いてスケッチ。

鉛筆で輪郭をとり着彩しました。 

↓ 7月9日 AM0時34分 また、筆でざっくりとスケッチ!

↓ AM1時13分 横向きも

↓ AM2時8分 縮小して葉の全体も入れて、葉と花とのバランスもとらえておきます。


この美しい姿をずっと見ていたい。百合にも似た甘い香り。そんな上品で優雅な香りに包まれていたい。

後、数時間で。太陽が昇るころ?にはしぼんでしまう、それがわかっているから。だからなのか、祈りにも近い気持ちになる。この目と、画用紙に和紙に姿を残しておきたい。心に刻みたい。

連日、ワールドカップ、ウインブルドンと。熱戦の映像がテレビからながれてくる。 世界一をかけて、努力、技術、思いの強さ。熱量が。一人一人も。チームも。観ているこちらも熱くなる。人って素晴らしいと思える。その姿は人に勇気や希望を与えてくれる。他のちがう道で頑張っている人の力になる。感動は人の心の光に変わる。そのゲームのさなか、テレビ画面上にニュース速報が流れる。感動でいっぱいの胸が、その白い文字に刺されて、一気にしぼんでゆく。台風の警告。被害報告の文字に心が痛む。苦しい。

自然の脅威に対しては、人知ではどうにもできないのか。タイの洞窟で閉じ込められた少年たちのニュースも重なる。命は何よりも尊い。 祈る気持ちは同じだ。

私がちょうど、月下美人に向き合っている間。一心に筆を動かしながら。いろんな想いが心に積もっていく。この貴重な時間をいただけていることに感謝を。なにかお返しできることを、なにか私でお役に立てれることをと考えながら。

↓ 7月9日 AM3時

↓ 7月9日 AM5時30分 きづくと、明るくなっていた。花がつぼんで。力なく垂れ下がる  

↓ 7月9日 AM10時 つぼんだ花。垂れさがる姿。 あれ?きれい。華やかで美しい花を咲かせた。目が離せなかった。人に感動を与えた。やり切った姿。 

育たなかった花芽が沢山あった中で、こうして、花を咲かせた。途中で落ちてしまった花芽、つぼみのぶんまで美しく咲いた。人生に勝利した感。じっと見つめ返した。つぼんだ花もすごくきれいな姿だと思った。枯れてないと思った。


咲き切ったのは、B。

Aは、Bより早熟で大きなつぼみだったし、先にぐっと顔を上げて、花開く準備もしていた。でも、6日からまったく動かなかった。  それが、Bが咲ききったのを見届けた、この朝、Aつぼみがまた息をふきかえしたそんな気がした。

↓ 7月9日AM10時 

AとBの二輪の花、性格が違うかも。花はそれぞれ種類によって、花言葉もちがうし、性格もちがうかなと思っていましたが、この月下美人は一輪一輪、性格が違ったりして。

月下美人と名前がついているくらいだからやっぱり女性。ゴマみたいに小さな花芽~つぼみから花へ。少女から大人の女性に! 花言葉は、みたまま「あでやかな美人」。ほかにも花の命がたった一日と短いことから「はかない美」「はかない恋」。そして「秘めた情熱」「強い意志」。なんと、美人薄命の語源にもなったともいわれていると。

次回は、Aをスケッチします。幸せな時間が、もう少し続きそう。

しつこくスケッチをしているだけの記事ですが、見ていただけてありがたいです。

スケッチ1(つぼみ~花開く準備偏 早熟A子 

スケッチ2(つぼみがほころぶ~満開 追い越しB子) 
まだ見ていないかた、是非!


月下美人 スケッチ2 つぼみ~満開

2018-07-15 | 草花 墨彩画・スケッチ 

月下美人 スケッチの続きです。AとBの二輪。先に大きくなったつぼみはAでした。さあ咲くぞ!というときに、突然Bが追い越して。

というところまでが、スケッチ1   その続きです。 7月6日~7月8日 Bを つぼみから満開まで追いました。

7月6日 B めちゃ上を向いています。


↓ 7月7日 少し首がたれてきました。一度、上向きになり、それからまた首を並行に戻してから咲くそうです。いよいよです。


↓ 7月8日 昼12時 つぼみは真横をむきました。まとわりついていた、細いガク(ガクでいいのかな?)が、ほどけてきました。
 
↓ 7月8日 PM6時 夕方です。つぼみ、膨らんでいまにもほころびそう。
 
↓ PM8時 ほころびだした。(スケッチの時だけ、電気をつけてます)
 
↓ PM8時27分
 
↓ PM8時54分 描いているうちに、どんどん開いていく。
 
↓ PM9時25分 花のシベが見える。なんとも繊細な姿。
 
↓ PM9時35分
 
↓ PM9時45分くらい 外側の花びらが広がっています。 
 
↓ PM10時8分 外側の花びら、ガク 開いてます。
 
↓ 10時34分 満開です。(*´▽`*)  外側の細い花びら、ガクも開き切りました。
 
スケッチしている間だけ、電気をつけていますが、これが外で、月明かりの下だったらどんなだろうと、想像がひろがります。
夕方6時ころから、開きだしが花。9時~10時は、もう本当に、目が離せない。見ている間、スケッチしている間にも、形が変わっていく。花開くエネルギーがこちらにも伝わってくる。そして、香がまたなんとも甘い。花を開くその時に立ちあえて、本当に本当に幸せなドキドキな時間でした。
さて、これから、まだまだ、夜中~朝までスケッチをしています。それはまたスケッチ3で。なるべく早くアップします。
 

月下美人 スケッチ1 つぼみ

2018-07-09 | 草花 墨彩画・スケッチ 

7月3日  家に月下美人が届きました!! 二つ、つぼみがそろそろ咲きそうと。生徒さんが届けてくださった。今まで大事に育ていただいた月下美人。じっくり観察、スケッチができる機会をいただきました。本当に本当に感謝です。AとB の二つのつぼみ。さっそくスケッチを始めました。 

↓ 7月3日 PM9時 Aです。 つぼみをささえる軸は下をむいています。

  

AとB 右下のAのほうが大きく、先に咲きそうです。 

 ↓ 7月4日 A つぼみが、大きくなってます!  顔が上を向きました

 

 

↓ 7月5日 PM10時 A すごい、こんなに上を向いてます。一日一日、変化。若いって素晴らしい!みたいな感じです。前向きなエネルギーをかんじてしまう。いい感じ!ワクワク。

  

 

↓ 同じ日7月5日 B のほうは、まだつぼみは小さく、でも、BもAを追いかけるように頭が持ち上がってきました。 

それがなんと、なんと、このBが、この後、急成長。アッというまにAをぬいてしまったんです。 

 

↓ 夜11時 B

 

↓ 同じくB 向きを変えてスケッチ

この後は、追ってアップします。 

 


「アガパンサス」 墨彩画の色紙・ハガキ 暑中見舞いに!

2018-07-04 | 草花 墨彩画・スケッチ 

 毎日、暑いですね~。アガパンサスの紫ががった水色。

薄い紫、紫かかった水色、青(鳩羽)(浅葱)(白群)… 紫陽花の時も使った色です。

同じ色をつかっていても、アガパンサスは涼しげに見えます。 涼しげ~~~!! 

アガパンサスを描くとき、私は彼岸花の描き方と比較して教えます。彼岸花と、百合の基本が終わっている方に、アガパンサスを描くことをお薦めしています。

アガパンサスはアガパンサス科だそうです。あ、でも、ヒガンバナ科、ユリ科 ネギ科と書かれている場合もあります。生物学的に細かく分類されていますが、絵を描くものとしたら、百合の親戚。彼岸花の従妹くらいな感覚です(いいかげんでごめんなさい)

花の描き方は、百合。つぼみはほぼ同じ描き方です。後、苞と茎は彼岸花。立ち姿は彼岸花にそっくりです。(彼岸花は葉っぱが終わってから花茎が現れますが、アガパンサスは葉っぱも一緒にでます)

アガパンサスを全体図、葉っぱまで描くと大きな絵になってしまうので、花だけで描く。しっかりと太い茎と硬いまっすぐな花の軸。その周りには柔らかな花。一つの大きな花のかたまりの中に咲いているもの。咲き終わったもの。大きなつぼみ。まだまだ硬い小さなつぼみが混在しています。長く、涼し気な色を楽しめる! 

初夏、この時期に、見かけるアガパンサス。挨拶のハガキに描いても、暑中見舞いにぴったりかな思います。

ハガキ見本です ↓ 花だけを いろんな角度で。原寸です。

↓ こちらは、縮小して、もう少し全体を。 茎、葉に墨を少しだけ混ぜています。

予告 

家に月下美人の鉢があります。つぼみが付いたところで鉢をいただくことができました。(めちゃ感謝です)

毎日、観察しています。どんどん、つぼみが膨らんで~~~。この週末には~~~~!! 次回記事、乞うご期待!


6月のうちに! 紫陽花の色 色々 水墨画~墨彩画へ

2018-06-30 | 草花 墨彩画・スケッチ 

まさかの梅雨明け! 毎日、真夏のような暑さが続いたけど、きっと本来の梅雨に戻るのではと。待っていた。雨!

紫陽花の似合う雨。雨に打たれながらも活き活きとする紫陽花。カタツムリと紫陽花。雨のしずくが残る、雨あがりの紫陽花。虹と紫陽花…。

紫陽花のいろんな表情を描いて紹介したかったのですが。それは来年のお楽しみに。

一枚の紫陽花の絵(前回の記事) を分解。トリミングをいろいろして遊んでみました。おもしろい~!!

6月ラストに! 紹介したいと思います。 

まずは、ほぼ 水墨画の紫陽花から。本紙を九分の一くらいに(茶かけくらいのイメージ)トリミングしてみました。、

    

少し、墨に黄緑が混ざります。そして、どんどん色が増えていく。

 

 

実際の紫陽花が色合いを変えていくように。

 

そして、紫陽花は、梅雨が明けると。

花びら(ガク)を落とすことなく、そのままの姿で暑い夏を耐えていく。

鮮やかな青、紫、ピンク~~から、だんだんと茶色に枯れていく。

夏の太陽に照らされて、日焼けしてしまう。剪定しないで、そのままになっている紫陽花は、茶色でカラカラとしたドライフラワーのようになってしまいます。

枯れるとか、朽ちるとか、錆びる? いろんな表現があるかなと思いまが、

私には、色が褪せていく美学というか。美しく切なく。どこか懐かしく。

そうだセピア色。

セピア色の紫陽花。 うん、この表現がぴったりかな?! 

自然の中で彼て散ることもなく、秋の色に染まる紫陽花。

通常の紫陽花を水墨画、墨彩画で描く時は、筆に水をいっぱい含ませて、いきいきと、和紙へのにじみを楽しむ。色が混ざることを楽しむ。

「セピア色の紫陽花」を描く時は、

筆の水を絞って和紙に向かう。 難しいかなと思いますが、是非、挑戦してみたいと思います。

さて、明日から7月。初夏の、いや夏本番の

太陽の似合う花たちを、描いていきたいと思います。いつも見ていただき、ありがとうございます。はげみになります。潤

 


「紫陽花」 墨彩画の掛け軸

2018-06-19 | 草花 墨彩画・スケッチ 

「紫陽花」第十三回潤墨会展 (一つ前の記事)で展示した掛け軸です。 本紙サイズが、約縦140㎝ 横50㎝。かなり大きな軸になりました。

紫陽花は墨彩画! まずは色。大好きな青い色の紫陽花にしました。(群青)(浅葱)この二色を筆に乗せて、いざ! 真っ白い和紙に向かいます。

絵を見ていただくと、墨彩画の部分と、水墨画の部分があります。最初から計算して描き分けているのではありません。

花(ガク)を描きながら少しずつ色を変えていき、和紙に紫陽花が咲く。次は葉。濃い墨で葉を二筆でざっくりと描いていく。色のすぐそばに墨!濃い墨。(これは、師匠(呉斉旺先生)の教えです)

花、葉。 色、墨と和紙をうめていき、紫陽花が紙面に広がっていきます。今回は、その結果、紫陽花の色は一部だけになり、最後は墨一色になりました。

実際は、

あ、色が濃くなっちゃった💦 う~ん、では、こっちも!

あ、こんどは、葉っぱが大きすぎた。 そしたら、ここに、もう一枚。

あ、なんか、足りない。そうだ、もう一つ花をかいちゃおう。

あ、あ、あ、紫陽花が育ちすぎた~~~~(;'∀') もうこうなったら、もっと、上に延ばさねば~。やってもうた。の繰り返し。

そんなわけで、仕上がるまでどんな構図になるかわからない。これが楽しみでもあり、修正がきかない。その緊張感がたまらない!水墨画・墨彩画の醍醐味。

こうして構図が出来上がると、よし!!同じようにもう一枚❕ きっともっとうまく描けるはず。と思うのですが、

それが、そうとはかぎらない。というより最初に描いたものに勝てない。

最初の一枚。紫陽花を和紙に映していく時間。その気持ちが大事なんだな~。

 梅雨の時期、暗い沈んだ空にも、雨にも似合う色とりどりの紫陽花。この絵、自分では、けっこう気にいっていまっす。いきいきとした紫陽花になったかなと。

 

それと、展示会に来てくださった方(師匠を、師匠の画を知っている方)から いただいた言葉。

「呉先生の筆の運びを、しっかり受け継いでいますね」と。

嬉しかった~。


水墨画・墨彩画展 の様子です。「第十三回潤墨会展」

2018-06-17 | 潤墨会 水墨画教室  

 

↑ 紫陽花(岡田潤 墨彩画・軸装)と、生徒さんの作品・阿波おどり男・阿波おどり女(水墨画・額)です。絵の前でポーズ!!

先週、わ、もう一週間たったんですね~。ご報告とお礼がおそくなりました

「第十三回潤墨会展 水墨画・墨彩画展」私が主催する水墨画・墨彩画の会の社中展(有志)6月9日をもちまして会期終了しました。

多くの方に、御来場いただきましたこと、感謝申し上げます。 岡田潤HPで、紫陽花の絵、みれます。←

毎年、暑くなる前。梅雨入りの前!!毎年、6月の第一周に開催。今年は暑いそして梅雨入りも早まって💦焦りました~~。が、なかび一日だけ、雨にふられましたが、他の日はお天気に恵まれました。よかった~~~

生徒さんの作品、毎年、花、風景、仏画~。墨彩画で色鮮やかな作品から水墨画の本格的な作品。本格的な古典的な水墨画作品~新しくチャレンジしたものまで、いろんなバライティにとんだ作品が集まります。

普段、教室では、季節の花を中心に指導をしていますが、展覧会にむけて、並行して生徒さんが出品する作品(自分では普段、描かない絵)に、一緒に取り組むことができる。これが、私の楽しみでもあります。とっても勉強になります~~。

みなさん、若い!元気!楽しい!潤墨会とは墨で潤う会。 素敵な生徒さんたちに恵まれています。

そして、素敵な会場にも感謝です。日本橋 小津ギャラリー ↓ 

 

 

 

 

本当に多くの方に、見ていただけました。楽しかった~!!

いろんな方に支えられて、こうして無事に展覧会を開催できたしたこと、こころより、感謝いたします。

町亞聖さんのブログ ←こちらもチェック!!

★小津和紙文化教室にで、新しいクラスを開講予定です。 よかったら、是非、一日体験に。見学などいつでもOkです~。小津和紙文化教室 一日体験のご案内

 

 


「紫陽花」 墨彩画の色紙

2018-06-03 | 草花 墨彩画・スケッチ 

紫陽花の季節です。

今年は、紫陽花も早かった。そのおかげで5月初旬から、紫陽花のスケッチができました。使用した顔彩は(群青)(浅葱)それと(紅梅)(若草)

私は浅葱色が好きです。この色は、ごく薄い藍色というか、その時その時により、私の中では、水色になり、空色になりと、描く対象の色に変わる。今回は、まさしく、あじさい色に!

筆を和紙に置いた時、わ!と広がる紫陽花色。それが、墨彩画のワクワクするところです。墨彩画は、絵皿の上で色をつくることはしません。絵の具(顔彩)そのものの色を筆で拾って、和紙の上で。筆の動き、押し付け具合、動きの速さによって、色が混ざっていく。どんどん色が変わっていく。 

最後に、筆を持ちかえて墨でいれると、また色がより冴える。

色 墨 水 が和紙の上でまじりあう。あっというまです。

紫陽花の色紙一枚を、いっきに描く時間は1分程度です。3分あれば細かなところも描けるかなと。 時間がかからないというのも、墨彩画・水墨画の魅力です。

(もちろん、じっくり、ゆっくり筆を動かしていくとまた、雰囲気のある絵ができてきます。かすれやニジミ。たらしこみなど、いろんな技法があります)

墨彩画・水墨画は、描く対象、描く気持ちによって、絵がかわります。私の場合は、花のスケッチが趣味なので、紫陽花も「わ!今年も会えた!」 という気持ちで描いています。とにかく、毎年、季節の花を追いかけてスケッチ。まにあわず眼に焼き付けるだけの花も多々。

そんなわけで、草花を描かせたら、上手くはないですが、活き活きとした感じと「この花、好き!」という気持ちが入った絵になっているかなと思っています。

自画自賛! (#^^#)

 ↓ 雨に濡れる紫陽花も、イメージで描いてみたり。

  ↓ こちらは、細部まで線でスケッチしたもの。

★★ここからお知らせです★★

★第十三回潤墨会展★  ← 岡田潤HPみてください~。明日からです。

6月4日(月)~9日(土) AM10時~PM6時 (4日はPM1時より 9日は、PM4時まで)

私が主催する水墨画・墨彩画の会 潤墨会の社中展です。生徒さん(有志)の作品、40点近く展示します。個性きらきらです~。草花~風景~物語の絵、歌舞伎、阿波踊り…細かな繊細な絵。大胆な迫力のある絵。墨彩画でのいろいろな表現。楽しい素敵な作品がそろいました。

小津和紙は三越日本橋本店から、徒歩3分。和紙の老舗、素敵なお店。その二階がギャラリーとなっています。

私も、一点だけですが、一気にかきあげた紫陽花の作品を展示します。本紙が、縦140㎝×横50㎝。かなり大きな軸です。岡田潤の著作の本、絵葉書なども紹介、販売します。

 お時間がありましたら、ぜひ、日本橋までお出かけください。

 水墨画・墨彩画の魅力を伝えたい! 岡田潤でした。

 


「薔薇」 と デュエット

2018-05-26 | 草花 墨彩画・スケッチ 

 

毎日 暑いですね~。今年は薔薇の季節が短かった!

薔薇は毎年、ご近所でスケッチをさせていただいています。 華やかで香りも姿も本当に素敵です。 薔薇を墨彩画で描く。心まで明るく華やいだ気持ちになります~。

 

ブログタイトルは、薔薇とデュエット

今日は、水墨画とは無関係かな?と思われます

テーンズ雑誌「デュエット」を紹介させていただきます。

デュエット HP

 今、発売中の雑誌デュエット6月号。(P68・69)

ジャニスタ ジャニーズwasteの重岡大毅さん・神山智洋さんが水墨画に挑戦!

若いお二人が、墨の濃淡、カスレ にじみ 点・線・面と、 水墨画初挑戦の様子が見開きで、詳しく、お二人の楽しく和紙と墨に向き合う姿が写真いっぱいで紹介されています。 

ジャニーズWESTは、小学生、中学生(テーンズ女子)にとても人気のアイドルグループです。

水墨画を学び親しんでいる方は、年配者が多いかなと思いますが、是非、お孫さんに「ジャニーズWESTって知ってる?」と聞いてみてください。きっと会話がはずむはず!! 

子どもたち、若いかたに水墨画の楽しさを知っていただく、きっかけになればいいなと思った次第です。 (※編集部に紹介の許可をいただきました)

よかったら、是非、若いお二人の個性光る作品。水墨画体験を紙面で見ていただけたらと思います。ぜひ、書店に!!

 撮影協力 小津和紙です。

(発売日が5月7日でした。人気の雑誌ですので、売り切れていたら申し訳ないです) 

              

 誌面をみながら、同じように水墨画に挑戦! おすすめします。

誌面内で、お互いの似顔絵を描く箇所があります。私も、お二人の似顔絵を描いてみました。

アイドルって薔薇の様 と 思いました。(キャ おはずかしい

小津和紙文化教室 潤墨会

岡田潤 HP

 

 


「芍薬」 墨彩画スケッチ

2018-05-23 | 草花 墨彩画・スケッチ 

芍薬です。つぼみ、かわいい!!

まるく、硬いつぼみ。これからどんな花色をみせてくれるのか、黄緑色から、黄色がかかり。だんだんにピンクが見えてきます。色の濃淡が、美しいです。

花も葉も、牡丹に似ていますが、(芍薬は草。牡丹は木という大きな違いがあります)

芍薬の葉は、牡丹に比べるとツヤがあってきれいです。今年は桜のも早かったですが、牡丹もアッというまに終わってしまった。

牡丹は、スケッチの機会をのがしてしまいました。

芍薬は、花屋さんで手に入るのでありがたいです。 

 ほころびかけのつぼみ、これも素敵です。

 立てば芍薬 座れば牡丹とは本当に、よく言ったものです。

芍薬は、すっと立つ女性そのもの。美しくしなやか❕同じ花をひっくり返してスケッチしてみると、

あ、こっちは、後ろ姿 ↓

花は角度によって、表情が違いますね。 開いた花もきれいです。

 

はがきと色紙。こうして見ると、芍薬はつぼみがチヤ―ミングです。作品にする時、つぼみは必ず入れたい!  まんまるで、硬いつぼみは、若い❕十代❕中学生くらいかな?ほころぎかけたところは、高校生くらい。

どちらにしても、つぼみは、女性と言うより女の子。そんな風にみえてきました。

 

芍薬は草だから切り花として、根元ぎりぎりまで、こうして家でじっくり見る事ができる。

ずっと、立ち姿を眺めていられる。つぼみから花開く様、本当に美しい。しなやかで、スラリとした本当に美人だ。うらやましい~~。

 

 


「アヤメ」 墨彩画

2018-05-18 | 草花 墨彩画・スケッチ 

アヤメ。短い期間でしたが、5月10日~14日までスケッチをした花姿を、心に焼き付いているうちに、作品にしてみました。

ざくっと、一筆で花ビラを描いた後、

心を整えて、花の付け根に網目を入れる。

息をとめて。

網目を描くことで、アヤメになる。絵に命がやどるそんな気がしています。

 ↓ こちらは、原寸スケッチを和紙にして、そのまま、作品にしたものです。

前回、アップした記事 「アヤメ」スケッチ も、是非、見てやってください。

 潤墨画 水墨画・墨彩画家 岡田潤HP  

 

 

 


「アヤメ」 スケッチ

2018-05-18 | 草花 墨彩画・スケッチ 

アヤメをいただきました。

同じアヤメ科アヤメ属に「花菖蒲」と「カキツバタ」があります。三種ともよく似ていますが、花菖蒲とカキツバタは湿地帯に生息し、アヤメは乾いた土地に咲きます。

そして、なんといっても、花菖蒲とカキツバタとの大きな違いは、花!

花菖蒲のように華やかではありませんが、アヤメの花、小ぶりでかわいらしいです。そして、なんといっても、花びらの付け根の網目模様黄色の地濃い紫色の細い線。黄色に紫ってとっても映えてめだちます。

「私はアヤメよ!」と、しっかり主張しています。

こうして観察できる機会をいただけて、感謝感謝! 

5月10日からのスケッチです。↓この二輪A・Bをおってみました。上がA 下のつぼみがBです。

Aのスケッチ

10日、花びらが開きました。

11日、美しい網目が、しっかり見えます。

13日しぼんだ花がポロリ。

 

 とおもったら、あっというまに、しぼんでしまう。美しい網目がしっかり見えている時間は、わずか一日。

 

↓ こちらは、B のスケッチ。12日に開花。三枚の花びら、特徴の網目を違う角度から、かいてみました。

 ↓ この角度からだと、小さなつぼみが隠れているのが見えます。

12日の夜に咲いていた花、翌朝には、しぼんでいました。

でも、隠れていた小さなつぼみが、どんどんと膨らみだして!

14日には花開き、しぼんでいた花柄がぽろっと零れ落ちました。

同時期に、芍薬もスケッチしています。後でアップしますね。

潤墨画 岡田潤HP  http://junbokuga.com/

 

 

 

 




 


花と子どもシリーズ 春の墨彩画

2018-05-14 | 草花 墨彩画・スケッチ 

水墨画・墨彩画家 岡田潤 HP 更新しました。

「花と子ども」 シリーズで描いたもの。春の絵を5点。

 このシリーズは、ハガキになっています。ご要望の方はHPからご連絡ください。

今後、夏、秋、冬とアップしていきたいと思います。

「日本昔話」のほか、墨のみで描いた動きのある絵もHPでみれますので、よろしくお願いいたします。

 


最新刊 幽霊ランナー

2017年9月 金の星社より刊行