明日で8月も終わり。
潤墨会(水墨画・墨彩画教室)で、この夏に描いた野菜たち。前回紹介したトマト、ピーマン、茄子きゅうり、唐辛子など他、夏野菜のお手本。はがき。色紙を紹介します。
枝豆 色紙
オクラ はがき
ショウガとちいちゃん
ショウガ はがき
水墨画でも描いています。
ゴーヤ トウモロコシ オクラ 枝豆 ミニトマト ショウガ…。
描くとなると素材をしっかり見る。こんな形なんだ~。こんな質感なんだ~。と、今まで気が付かなかったこと多々。そうすると、野菜を育ててくれる方や食卓まで届けてくれる流通やお店。食事を作ってくれる方への感謝。太陽や水、空気、土…までにも。野菜一つ一つが愛おしくなったり。ちょっと大げさか?? う~ん、うまく描けないな~。あ、うまくいった!!なんて、思いながら、筆をとっています。うまく描こうと思うより、おいしく描く!
きらいな野菜は、きっと、まずそうに描けるのかな?そこも面白いです。なので、しっかり描いてから食べる。おいしく食べる!そんな感じで野菜と向きあって、その素直な気持ちを和紙に反映します。やってみると面白いです。一枚、色紙を描くにしても、5分はかからない!なので、気持ちが切れない。そこが、水墨画・墨彩画の良さです。
墨彩画と水墨画、どちらで描くか? 野菜や花などは、やっぱり色を付けたくなります。素材に向き合った時、無意識に絵皿に筆が伸びます。自然の色を見て描いて!
でも、墨彩画は、色+墨 を使います。
墨を入れることで、色がより美しく見えたりします。
水墨画は、トマトの赤、茄子の紫、きゅうりの黄緑…。その鮮やかな季節の彩を墨のみで表す。墨の濃淡だけで彩を表すってとこが、水墨画の醍醐味です。どちらも、いいですよね。
潤墨会の教室では、お手本を見ながらでなく、素材を目の前に置いて描くことがほとんどです。本物がそこにあると、心が動きます。わ、きれい。わ、描きたい。と思った気持ちが和紙に反映していく。楽しいです。
教室としては、本当は季節の先取りをしてと思いつつ。なかなかできずにいます。
といっても、9月からは気持ちを切りかえて秋一色に!
秋の花 秋の味覚…いろいろと楽しく描いていきたいと思います。
また、墨彩画・水墨画で秋を描き、紹介していけたらと思います。