水墨画・墨彩画家 岡田潤のあッこりゃまた日記 

水墨画・墨彩画家。児童文学作家。花のスケッチが趣味。絵を描く事で物語が生まれる! 日々、楽しいことばかり!

水墨画 真夜中の動物園 イメージ

2017-11-16 | 他 墨彩画・水墨画

真夜中の動物園 のイメージ 

水墨画です。

この絵は、今から、5、6年前かな? 物語を思いついた時に描いたイメージ画です。

お兄ちゃんと妹が、真夜中の動物園に迷いこんでしまう物語。

「ホーホー 大変だ。人間の子どもがいる。」

フクロウが物語を進めていきます。

 

「真夜中の動物園」この物語は、影絵のスライド紙芝居として、小学生のクリスマス会で初演。小学校の防災お泊り会で(こちらは、花まるの会)として再演しました。(クリスマスバージョン、防災お泊り会バージョンと台本を書きかえています。小学校での公演なので、主人公のお兄ちゃんは小学生中学年の設定)

 

今回、⒒月19日に、ご縁があって、保育園で公演する機会をいただきました!!それで、お兄ちゃんも保育園児にして、台本を作りなおしました。

保育園の方から、お知らせのポスターに使う絵がほしいとのことで、 かわいい動物の絵を描こうかなと思ったのですが、

ふと、最初に描いた絵を思いだしました。

久しぶりに見た!なんだかこの絵、今回の保育園バージョンそのものだ! そのまま、使ってもらえました。よかった~~。

 

物語がうまれるとき、和紙にむかって一気にイメージ画を描きます。

(こども電車も、めだかの王様もそうでした)一枚の絵から物語が動きだす、そんなお話の作り方をしています。

この最初に描いた絵、お兄ちゃんは幼稚園児が一年生くらいかな?

保育園公演の機会をいただけたことで、この絵に再会できた!初心に戻りました。

どんな形になるか自分でもまだわからないのですが、ちょっと児童書を(幼年童話か絵本)書いてみようと思っています。

 

その前に、保育園公演を成功させなきゃ。保育園の子供たちに物語をつたえてきますね。

 本番目前! 連日、平日は、夕飯の支度を終わらせてから、近所の地域センターで、夜9時まで!

練習と影絵用のペープサート作りです。

間に合わせるぞ~~!! 練習・準備の様子は花まるの会で!

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紙と暮らしの歴史 小津和紙

2017-11-06 | 他 墨彩画・水墨画


明治 大正 昭和初期 後期 現代 そして和紙の可能性 (6枚)

移り変わる時代。紙の歴史を追って時代ごとに描いています。A4サイズです。

これは、線画。

いつも私が水墨画・墨彩画で描いている花や野菜などは、和紙に直接、筆を走らせます。でも、これはさすがに~~。資料を見ながら下図を作っています。

肌色だけ先にさして、後は一枚ずつ、資料とにらめっこをしながら色をつけていきました。

「紙と暮らしの歴史」

紙は、人の暮らしと共に発展してきました。

これからも、紙は人との関係をより深めながら、

広い可能性をもつ媒体として、

今後も私たちの生活に多彩に溶け込んでいくことでしょう。

人は紙をつくり紙は文化をつくる

 

これは、絵に添えられるパネルの文章。ラストの文章です。

小津和紙の三階 和紙の資料館に展示されます。

現在、資料館には、和紙が中国から日本に伝わった奈良時代~江戸時代までの8点の絵が展示されています。

6日に、残りの絵(明治から 現代まで)を納品してきました。

大変だった~~~けど、勉強になった!和紙をつかって、絵を描かせてもらっている私。出版の世界でも、紙がなければなりたたない。まさしく紙の歴史は文化の歴史と、実感です。

小津和紙は、日本橋の三越から徒歩5分。

 

承応二年(一六五三年)創業東京・日本橋 和紙の専門店です。

以下 小津和紙のHPより

 

http://www.ozuwashi.net/

 

★一階 店舗 ★二階 ギャラリー 小津文化教室

 

★三階 小津資料館 小津和紙照覧

 

小津和紙は、和紙の魅力と日本の伝統を伝える文化拠点です。

 

手漉き和紙および和紙関連小物を販売する「店舗」、当社に関する古文書類などを展示する「小津史料館」、多種多様な和紙文化・日本文化と楽しく触れ合う場を提供する「小津文化教室」および「小津ギャラリー」、気軽に和紙に触れ親しみを持ち知っていただく「小津和紙照覧」、手漉き和紙の製作を体験していただく「手漉き和紙体験工房」で構成されています。

 

小津和紙の三階、資料館には、和紙のことならなんでも!!知識と経験をもった和紙仙人がいます。(師匠M & I)

今回、紙と暮らしの歴史の絵を担当させていただけたこと、どんなにありがたかったか。

自分は紙をつかって、和紙を使って仕事をさせていただいているのに何も知らなかった(;・∀・) 知らないことは描けないんです。なので必死に勉強しました~~~。時間かかりました~。毎回、時代ごとに和紙仙人に御教授をいただきました。

和紙仙人に、感謝しきれません。

奈良時代から~~現代まで、そして和紙の可能性。全部で14枚の絵(原画A4 額装)が、横に一列に並んで展示されます。

年表になります。絵の一枚一枚に説明のパネルもついて、関連の資料も絵の下に置かれるそうです。

どうぞ、日本橋に来られた時には小津和紙におよりくだささい!!

店舗も、見ているだけで楽しいですし、ギャラリーでは毎回、素敵な展示が行われています。二階の文化教室で、私の水墨画教室も開かれています(第2・4月・木・金 午後)

そして、そして、三階の「紙と暮らしの歴史」よろしくお願いいたしまする~~!!

一点ずつの詳細は、また、アップさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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