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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

本当にあった怖い話 

2009-06-05 16:08:02 | とりとめもない話
何だか冴えない天気。降るなら降ってよってところです。
今日は、ずっと書こう書こうと思ってた、私が唯一実際に見た怖い話をしたいと思います。

それは映画で“ほんとうのジャクリーヌ デュプレ”という実在のイギリス人チェリストであるジャクリーヌの生涯を描いた映画です。私が見たのは、2003年にBS11で深夜に放送されたものでビデオにとり、翌日は金曜の夜だったので、帰宅後、もう遅いけどちょっとだけ見てみようと0時頃から一人見始めました。

観始めると、面白くてかなり夢中で見入ってたんだけど、途中あれ??と違和感を覚えるシーンがあって、それはジャクリーヌの家でのシーンで、本人と姉のヒラリーがソファに座っている場面に全く誰かわからない女の人が座ってるんだけど、遠近感も微妙に変で、それより何より私室でのシーンなのに、なぜその女の人が座ってるのかまるで解せない。でもその時はとりあえずその疑問は頭の片隅に追いやってました。
そしたら、映画の終盤、もう腰を抜かしそうな映像が映り、凍りつきました。それは、ジャクリーヌとヒラリーがベットに横たわっている場面に、いきなり黒髪の長い女の人(一見して霊だとわかる)が画面にポンと現れてガーっと画面を横切って消えていったのです。あまりの衝撃に、悲鳴を上げながら寝ている母の部屋に駆け込みました。もう続きは怖すぎて、見る気がせず、朝になって明るくなってから母と弟と一緒に見ることに。

最初に私が不可思議に思った場面と、その後の画面を横切る女の人の霊はもちろん二人にもはっきり見え、今まで怖い話も大嫌いで、そもそも霊の存在なんて信じてなかった母も、それを見て以来、本当にお化けっているんだねえ、と。

もともと、怖い話が大好きだった私、でも霊感とかはまったくなくて、これまで何かを見たり感じたりしたことなんてまるでなかったんです。だから怖い話を聞いても、ほんとかな??て半分疑心暗鬼だった。今思い出してもあの映像は本当に凄くて、以来テレビで霊が映ってるという映像を見ても、私が見たのに比べるとまるでウソ臭いレベル。もしあのビデオをテレビ局に送ったら確実に大賞獲ってると思うんだけど、弟が友達にそのビデオ渡したまま何処かに行っちゃいました。

この話、周りの友達にしたところ、皆興味を持ってDVD借りに行ったり、または映画でやってた時に見に行ってた子もいたりしたのですが、もともとの映画自体には何も入ってないらしい。最初に違和感を感じたあの室内のシーンも女性は二人しかいないっていうし、ベットの場面もそんな女性は横切らないって。
だからどうも、BSで深夜にやったあの映画にだけ入り込んじゃったみたい。

加えておかしなことに、それから私の後頭部の髪が一部分リンスを流し忘れたみたいにベタベタになって、いくら髪を洗ってもそのベタベタがとれず、結局3ヶ月くらいベタベタと付き合ってました。あまりにそのベタベタがとれず、その部分の髪だけ切ろうかと悩みました。
それから、テレビも突然壊れ、真っ暗になって映らなくなったので、変えたのでした。

テレビの故障が、あの霊に関係があったのかなかったのかはわからないけど、私の髪のべたベタだけは関係があったと思う。

あれが本当に何だったのか未だにわからないし、怖いけど、この世のものではないものって本当に存在するのですよ。ああ、思い出しても本当に怖い話です。


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