後半戦GW初日は家族中が休みで家にいて、しかも絶好の天気だったのにも関わらず、どこにも一歩も行かなかった。本当は、こんな天気の日は1日中太陽の下で過ごしたい私だが、どこに行くか意見も合わず、皆出かけたくないみたいだったので、結果家で贅沢に過ごした。コロナ前の最後のGWは娘が10日間ずっとロタウィルスに苦しみ、救急外来で点滴してもらうこと2回、の散々なGWだったので、健康で過ごせることが何より幸せなことなのだ。
それで、夜は映画を見た。
イランの監督の映画で、アカデミー外国語映画賞に2度も輝いている、アスガル ファルハーディ。
映画『ある過去の行方』予告編
これがもう、面白いのなんのって、子供たちも演技がうますぎる。是枝監督の映画に出てくる子供たちみたい。物語は決して大袈裟にならず静かに進行していき、食い入るように見入ってしまう、大体いい映画ってこんな感じ。
どうしたら、こんないい映画が絶妙なバランスで撮れるんだろうと深く感心した。
ラストは、これまた是枝監督の映画みたいな後味がした。
ただただ凄い。こんな映画に出会えて感謝だし大満足。