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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

正しい叱り方とは・・

2020-07-05 08:24:49 | わたし的育児日記
コロナの影響で、学校の休校が続く中、やっと全面的に再開された小学校。

ただでさえ、授業数が少ないんだから、1時間1時間が貴重だろうと思われる中、事件は起こった。

と言うのは大袈裟だけど、、国語の時間が自習になって、先生たちは何をしていたかというと、昨日ランドセルを背負ったままどこかに買い物に行ってしまった生徒数人を1時間に渡って、猛烈に叱っていたというのだ。

それ、1時間もかけること??とまず小6の息子は思った。大切な国語の授業を放ったまま、何事が起きたのか、自習もそっちのけで聞き耳を立ててしまったという。

教室の外で話しているので、聞こえてくる会話は朧げだが、大体上記のことらしい。

はっきり言って、先生たちのストレスをぶつけてるとしか思えない、と息子は言う。

息子曰く、子供ははっきりガツンと叱られたら、そこでもう理解して反省するはずなのに、その後も長々と説教垂れられると、今度は反省から恨みに変わるらしい。
数人の生徒のために、皆の時間も無駄にしてるし、長々と叱って良いことはないというのだ。

今回、怒られた子供たちにとっても、最初は確かにごめんなさい、でもそう長々と猛烈に叱られるほどに悪いことをしただろうか、と不信感が芽生えてしまったようなのだ。

この話を聞いて、ものすごい身につまされる思いがした。
それって、私じゃん。その叱り方って普段のわ・た・し・・

そして、「他人のフリ見て我がフリ直せ」この言葉は本当に大事すぎるほど大事な言葉で、人は、他人の良くないところを客観的に見て、やっと我が身を振り返れるのだ。

と身につまされまくってる母に、更に息子が言う。

「去年の先生は、(男30歳くらい)普段は軽い注意で、これは流石にダメだなと思った時にはガツンと言う。でもその後しつこくなくて、そのガツンで終わり。周りも迷惑かからないし、本人もそれで反省する。授業もいいんだ〜。漢字の書き取りとかのつまんない授業も先生のつまんないジョークをポツリっと入れてくれることで楽しくなる、だから好きだったんだ。」

だよね、私も公開授業見てても、授業受けてる子供たちが楽しそうで、それだけでこっちも幸せな気分になった。

叱り始めると、確かにクドクドしてしまう。
途中から趣旨が違ってきて、その怒りの中に眠っていた自分のストレスもいつの間にか
ぶつけてしまっている。散々言うまで止まらない。でも、これからは、それは全くの逆効果なんだと意識して、ガツンで止めよう。

できるかな??

先生たちは、その後、自習させていた生徒たちには、何があったかも話さなかったらしく、息子にしてみたらそれも不満で、こう言うことがありましたくらい知らせてくれてもいいだろうと、こっちだって、自分じゃないから関係ないや、ではすまされない。そして、そういう気持ちが大人になって不干渉につながるなら、全く寂しいじゃないか。

先生たちも今一度、その叱り方で大丈夫か、もっと見聞を広めよう。
大変なのはわかるけどさ、その叱り方、逆効果になっていませんか??


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