またまた宮部みゆき。
これ最初は、念力放火能力者の話?ちょっとありえない感じで嫌かも?と思ったのですが、いやいや今回も相当面白く、そして悲しい物語だった。念力放火能力者の人生に涙してしまいそうになりました。フィクションってわかってはいるけど、文庫本の上下巻を通してすっかり主人公たちに感情移入してしまった。
最後にすごい印象に残ったセリフで
「幸せというのはいつだって点なんです。なかなか線にはならない。」
っていうのがあるのですが、なるほど~確かに。。と唸ってしまいました。
その前のセリフで「確かに幸せだったんでしょう、その時は。」というのに答えてのセリフです。
確かに、“その時点での幸せ”というのを“線”にしていくことって難しいことかもしれないね。
宮部みゆきさんの作品にはいつも“愛”があるから好きです。
殺伐とした事件から、一見気付かずに通り過ぎてしまいそうなものにまで、忘れずにちゃんと愛を注いでるあたりが読者をひきつける秘訣のような気もします。
少なくとも私はいつもそこらへんにとってもひきつけられているのです
これ最初は、念力放火能力者の話?ちょっとありえない感じで嫌かも?と思ったのですが、いやいや今回も相当面白く、そして悲しい物語だった。念力放火能力者の人生に涙してしまいそうになりました。フィクションってわかってはいるけど、文庫本の上下巻を通してすっかり主人公たちに感情移入してしまった。
最後にすごい印象に残ったセリフで
「幸せというのはいつだって点なんです。なかなか線にはならない。」
っていうのがあるのですが、なるほど~確かに。。と唸ってしまいました。
その前のセリフで「確かに幸せだったんでしょう、その時は。」というのに答えてのセリフです。
確かに、“その時点での幸せ”というのを“線”にしていくことって難しいことかもしれないね。
宮部みゆきさんの作品にはいつも“愛”があるから好きです。
殺伐とした事件から、一見気付かずに通り過ぎてしまいそうなものにまで、忘れずにちゃんと愛を注いでるあたりが読者をひきつける秘訣のような気もします。
少なくとも私はいつもそこらへんにとってもひきつけられているのです