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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

初めてのコンタクト装着でのエンパシー欠如について

2024-05-17 19:47:08 | わたし的育児日記
中1になった娘が眼科検診で両目ともD判定になって帰ってきた。メガネを着用してのD判定・・。ギクッとした。
実は、去年もDとまではいかないが、同じように紙をもらってきたので、眼科に連れて行くべきだったが、新学期始まった当初の同じように学校から紙を渡された親子が集う眼科がいかに混むかは何年か前、苦い経験があったので、もうちょっと時間を置いてから、と考えるうち、1年は過ぎていった・・・。

考えてみればかなり見にくそうではあったのだ。

しかし、中学生、土曜日を含めて毎日のように部活があって、眼科に行く暇もない。水曜日だけ部活休みなので、急遽午後休を取って連れて行った。

そこは、私が友達に紹介されて1年間使えるソフトコンタクトレンズを買っている眼科で、先生は親しみやすく、男の技師さんも人間味があって、しかも、早い。予約なくてもすぐ診てもらえる。ということで、電車には乗るけど、娘を連れて出掛けて行った。娘の周りはコンタクトに変えている子も多く、Dならば、やはりメガネよりコンタクトの方がいいのではないかと思い、その旨を伝えた。

ではコンタクト装着の練習へと連れて行かれたはいいけど、待てど暮らせど帰ってこない。待合室の私の雑誌は3冊目を読み終える頃、能面みたいな表情の女性の技師さんが戻ってきて、「無理でしたので、メガネの処方箋を作りましょう」とのこと。
怖がってたし、やはり無理だったかと、自分が初めてのコンタクト装着に挑んだ時の長い長い時間を思い出した。その時隣で付き添ってくれた技師さんの半ば飽きれモードムンムンの気まずい雰囲気も・・。

下を向いて戻ってきた娘に「無理だったか?」と言うと、娘の目に悔しさと恥ずかしさの涙がキラリ。人前ではほぼ泣かない子なので、思春期だし、察した私は珍しく押し黙っていた。(口は災いの元)

それからメガネの処方箋をもらって、無事メガネを作って、(視力は0.08だった😭 )帰宅後、コンタクト装着時の話になって、能面技師さん、怖かったし、なかなか出来ないから、途中はほぼほったらかされて鏡の前で一人途方に暮れたという。人間味のある男の技師さんはその日休みだったのかなあ?あの人がいたらなあ。(数年前ソフト使用者なのに無謀にもハードにチャレンジしてみた私にも優しかった。)悔やまれる。
能面技師さんたち、初めてのコンタクト装着の困難さを忘れてしまったの??
それとも人間味を忘れた??

正しいメガネ装着で世界が違って見える娘よ、もっと早く対応しなかった母を許しておくれ。

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