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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

ビフォア サンライズ サンセット

2013-12-30 06:53:07 | 映画あれこれ
金曜日の深夜映画、2週連続で「ビフォアサンライズ」と「ビフォアサンセット」をやっていた。どっちも大大大好きな映画。サンライズは大学生のアメリカ人ジェシーとパリジェンヌのセリーヌが列車で出会い意気投合、ウィーンで一夜を過ごすそのロマンチックな夜明けまでを描いた話。
サンセットはそれから10年、作家になってパリにやってきたジェシーが、セリーヌと10年ぶりの再会を果たしてから帰国するフライトまでのわずか一時間半をそのまま描いた話。そこが見てる側としては、余計にリアルで切なかったの。サンセットの方を3年前くらいに見たんだったと思ってたら、2004年の映画なので、私が見たのも10年近く前ってことになる。
そしてサンライズのほうは、1995年?公開、ということは、こっちは20年近く前に見た映画。

一度見た映画やドラマを、何年か後にまた繰り返してみることによって、感じ方がずいぶん異なってくるのがまた面白い。



今回見たサンセットは、あの猛烈に切ないと思った印象は少しだけ払拭されて、ジェシーの言った自身の結婚に対するセリフがおかしくて、でもすごく的を得ていて。ジェシーには妻と4歳の男の子がいて、今の自分の暮らしを

「デートしてた人と保育園をしているようなものだ」

と表現。確かに。そんなとこあるよね。

ともかく、サンライズではウィーンの街が、サンセットではパリが、存分に味わえるので、旅行好きにはたまらない映画、プラスロマンチックな恋愛つきとあれば、見ない手はない。

以前にも書いた通り、更に続編の「ビフォアミッドナイト」がなんと来春公開されるらしい。
楽しみすぎる

映画『ビフォア・ミッドナイト』予告編



Before Sunrise (恋人までの距離 / ディスタンス)- Ethan Hawke


ビフォア・サンセット(プレビュー)

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